ハイエンドなPCパーツを搭載した、30万円以上のゲーミングPCがどれくらいのスペックを持つのか気になる方も多いですよね。
そこで今回は、ハイエンドなゲーミングPCに興味を持っている方に向けて、30万円台で手に入るゲーミングPCの特徴や選び方を解説します。
30万円台で買えるゲーミングPCでできる用途の範囲を紹介した上で、ゲームごとに出せるフレームレートの値についても詳しく説明します。
10万円台・20万円台のゲーミングPCとの性能差も比較していくので、高級なゲーミングPCがどんなものか気になる方はぜひ読み進めてみましょう。
30万円台で買えるゲーミングPCの特徴・選び方
30万円台のゲーミングPCになると、PCパーツの選択肢がさらに広がるので、商品選びで迷ってしまいがちです。
ここでは、30万円台で買えるゲーミングPCの特徴や選び方を詳しく解説するので、購入後に後悔したくない方はぜひチェックしてみてください。
- 30万円前後で買えるゲーミングPCのおすすめスペック
- GPUはRTX 4070 Ti SUPER以上を選ぶ
- CPUはIntel Core i7-14700以上がおすすめ
- 32GBの大容量メモリが搭載されたモデルを選ぶ
- 動画編集やAI画像生成を行う方は2TB以上のSSDがおすすめ
- 電源ユニットは850W以上の電源容量を持つものを選ぶ
- CPUクーラーは水冷式(240mm以上)を選ぶ
30万円台で買えるゲーミングPCのおすすめスペック
30万円台のゲーミングPCは、さまざまなPCパーツを選択できますが、おすすめのスペックは以下の通りです。
GPUに関しては、RTX 4070 Ti以上のスペックがあれば基本的に何でもできるので、予算に余裕がない方はRTX 4070 Tiに落としても問題ありません。
パーツ | おすすめスペック |
---|---|
CPU | Core i7-14700(F) or Ryzen 7 7800X3D |
GPU | RTX 4070 Ti SUPER or RTX 4080 SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB以上 |
電源 | 850W以上 |
CPUクーラー | 水冷クーラー |
GPUはRTX 4070 Ti SUPER以上を選ぶ
GPU(Graphic Processing Unit)はグラフィックの処理を専門とするパーツで、高性能モデルは巨大なファンが付いた状態で販売されるので、グラフィックボードとも呼ばれます。
WQHD・4K解像度のフレームレートは、ほとんどグラボに左右されるため、ゲーミングPCで最も重要なパーツです。
4K解像度で快適にゲームを遊びたい方は、予算が許す限り少しでもハイスペックなGPUを選びましょう。
GPU名称と性能の読み方
30万円台のゲーミングPCに使われている、GPUのスペック表記は複雑なので割愛しますが、モデル名から見える性能の見方はCPUとよく似ています。
(※上記の価格帯ではRTX 4070 Ti SUPERといったややこしい名称のGPUもよく見かけます。)
主要なメーカーはNVIDIAとAMDであり、モデル名と読み方の例は以下の通りです。
メーカー名 | ブランド名 | モデル名 | 世代名 | グレード名 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
NVIDIA | GeForce | RTX | 40 | 70 | SUPER / Ti (Tiの方が高性能) |
AMD | Radeon | RX | 7 | 900 | XT / XTX (XTXの方が高性能) |
NVIDIAのGeForceシリーズはRTX以降百の位までが世代、十の位がグレードを示します。
末尾のSUPER / Tiはアップグレード版という意味を持ちますが、基本的に各グレードの性能差は飛び超えない仕様に仕上がっているのが特徴です。
(※4070 < 4070 SUPER <4070 Ti < 4070 Ti SUPER < 4080の順で性能が高まっていきます。)
AMDのRadeonも世代とグレードでナンバリングされており、末尾のXTがアップグレード版であることを示します。
CPUと同様に、GPUも世代が新しく、グレードが高いほど性能が高くなります。
最近のゲーミングPCに搭載されるGPUは、DLSSに対応したRTXシリーズが主流なので、RTX シリーズのグレードの傾向を紹介します。
下2桁 | 位置付け | 性能の傾向 |
---|---|---|
50 | 低価格グレード | 最新シリーズでは最低性能 |
60 | コスパグレード | ほとんどのゲームを満足に動かせる |
60 Ti | アッパーコスパグレード | 60と70の間を埋める |
70 | アッパーグレード | Starfield等の最新ゲームが最高設定でヌルヌル |
70 SUPER | ハイグレード | ほぼ何でも4K解像度の最高設定が可能 |
70 Ti(SUPER) | ハイグレード | 何でも4K解像度の最高設定が可能 |
80(SUPER) | ハイエンド | しばらく未来のゲームもプレイ可能 |
90 | スーパーハイエンド (嗜好品) | 超高性能モデルだが単品で数十万円かかる (普通のゲーマーにはいらないレベル) |
今回紹介した30万円台のゲーミングPCでは、RTX 4070 Ti SUPER・RTX 4080(廃番のためもうすぐ終売)などが選択肢に入ります。
30万円前後のゲーミングPCを選ぶ場合、オススメのGPUはRTX 4070 Ti SUPERまたはRTX 4080 SUPERとなりますが、RTX 4070 Ti以上のスペックがあればどんな場面でも大丈夫です。
少し予算が厳しい場合は、RTX 4070 Tiに落としてみましょう。
コスパに優れた20万円台のゲーミングPCは以下の記事で紹介しているので、興味を持った方はぜひ確認してみてください。
CPUはIntel Core i7-14700以上がおすすめ
CPU(Central Processing Unit)はゲーミングPCの頭脳であり、GPUなどの他のパーツへ動作の命令を出すので、グラフィック性能を左右します。
30万円台のゲーミングPCでは基本的に高性能なCPUが搭載されていますが、Core i5-14400などのミドルレンジモデルを選んでしまうと、ボトルネックが生じてGPUの性能を引き出せません。
ハイエンドモデルになると、オーバークロックに対応したCore i7-14700KやCore i9-14900Kを選べますが、性能差は思ったほど大きくないのでCore i7-14700(F)以上あれば十分です。
CPUの種類 | PassMarkスコア | コア数/スレッド数 | L3キャッシュ |
---|---|---|---|
Core i9-14900K | 61,187 | 24/32 | 36MB |
Core i9-13900K | 59,457 | 24/32 | 36MB |
Core i7-14700K | 53,516 | 20/28 | 33MB |
Core i7-14700 | 51,355 | 20/28 | 33MB |
Core i7-13700K | 46,644 | 16/24 | 30MB |
Core i7-13700 | 38,116 | 16/24 | 30MB |
Core i5-14600K | 39,595 | 14/20 | 24MB |
Core i5-14400 | 25,761 | 10/16 | 20MB |
Core i5-13400 | 25,116 | 10/16 | 20MB |
Ryzen 9 7950X | 63,090 | 16/32 | 64MB |
Ryzen 9 7900X | 52,037 | 12/24 | 64MB |
Ryzen 7 7700X | 36,111 | 8/16 | 32MB |
Ryzen 7 5700X | 26,737 | 8/16 | 32MB |
32GBの大容量メモリが搭載されたモデルを選ぶ
メモリとストレージ(NVMe SSD)は、形だけでなく機能も似ているので、混同されやすいPCパーツです。
しかし、転送速度や容量に圧倒的な差があるので、異なる用途で使われます。
転送速度が速く容量の小さいメモリは短期的にデータを記憶するのに使われ、容量が大きいほど4K動画等の重いデータも取り扱いやすいです。
メモリが16GBしかないと利用できる用途が限られてくるため、メモリ容量は32GBにアップグレードしましょう。
動画編集やAI画像生成を行う方は2TB以上のSSDがおすすめ
30万円台のゲーミングPCは1TBのSSDが搭載されているため、ゲームを行うだけなら大きな問題は生じません。
しかし、データ容量の大きな動画や画像を取り扱う、動画編集やAI画像生成にガッツリ取り組むと、ストレージの容量が不足しがちです。
動画編集やAI画像生成用途で30万円のゲーミングPCを購入する場合は、SSD容量は2TB以上にアップグレードしておきましょう。
電源ユニットは850W以上の電源容量を持つものを選ぶ
ハイエンドPCパーツが使われた30万円台のゲーミングPCでは、消費電力が大きくなるため、700W以下の電源を取り付けてしまうとシャットダウンする可能性が高いです。
GPUやCPUの陰に埋もれがちな地味なパーツですが、電源も高性能なものを選定する必要があります。
30万円台で購入できるゲーミングPCの中で、最もハイスペックなGPUであるRTX 4080では、850W以上の電源容量を持つ電源が推奨されています。
そのため、RTX 4080を搭載したゲーミングPCを選ぶ時は、電源容量は850W以上にカスタムしておきましょう。
GPU | TDP(熱設計電力) | 推奨電源容量 |
---|---|---|
RTX 4070 SUPER | 220W | 700W |
RTX 4070 Ti RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 750W |
RTX 4080 RTX 4080 SUPER | 350W | 850W |
電源のグレードはBronzeまたはGoldが一般的ですが、ハイエンドな電源になるとPlatinumと呼ばれる称号が付いたものも存在します。
変換効率が高まると使える電力が多くなるだけでなく、発熱しづらくなるので、消費電力の大きいPCパーツを載せても熱暴走が起きづらいです。
電源負荷率 | 10% | 25% | 50% | 100% |
---|---|---|---|---|
Standard | – | 80% | 80% | 80% |
Bronze | – | 82% | 85% | 82% |
Silver | – | 85% | 88% | 85% |
Gold | – | 87% | 90% | 87% |
Platinum | – | 90% | 92% | 89% |
Titanium | 90% | 92% | 94% | 90% |
CPUクーラーは水冷式(240mm以上)を選ぶ
消費電力に比例して発熱量も大きくなってくるため、30万円以上のハイエンドゲーミングPCでは、冷却性能の重要度が上がってきます。
20万円台では空冷ファンでも対応できる場合が多いですが、OC(オーバークロック)に対応した、Core i7-14700KやCore i9-14900Kを搭載すると熱暴走が生じやすいです。
ハイエンドCPUを搭載した、30万円以上のゲーミングPCを購入する時は、CPUクーラーは水冷式にカスタムしておきましょう。
高性能なCPUグリスを塗るとさらに冷却性能が上がりますが、お守り程度の効果しかないため、CPUクーラーのカスタムを優先するのがおすすめです。
30万円台のゲーミングPCを活用できる用途は?
30万円以上のゲーミングPCは、重量級ゲームだけでなく動画編集作業も快適にこなせるハイエンドマシンとなりますが、20万円台で買えるモデルとあまり使い勝手は変わりません。
今回は、30万円台のゲーミングPCでできる用途を詳しく解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Apexで上限フレームレート(300fps)に達するほどの処理性能を持つ
30万円台のゲーミングPCでは、人気FPSゲームであるApexの上限フレームレート(300fps)に張り付くほど、高いスペックを持つのが特徴です。
ただし、体感的な差は240fpsとほとんど存在しないため、撃ち負けるのが許されないプロゲーマーでない限りは、20万円台のゲーミングPCと使い勝手が変わりません。
人によって感じ方は違いますが、144fps以上のフレームレートを出した上で、ゲーミングモニターの設定リフレッシュレートより高ければヌルヌルに感じます。
感じ方の目安
- 60fps:カクついてはいない
- 144fps:ヌルヌル
- 240fps:現実よりヌルヌルに感じる
言葉だけでは想像が付きづらいので、フレームレートによる映像の滑らかさの違いをアニメーションにして表現してみました。
以下は「快適」と感じるフレームレートとモニターのリフレッシュレートの目安です。
×はカクカク、△は「ちょっと気になる」、○は快適、◎・☆はヌルヌルです。
~60fps | 60~144fps | 144fps~240fps | 240fps~ | |
---|---|---|---|---|
60hz | × | ○ | ○ | ○ |
144hz | × | △ | ◎ | ◎ |
240hz | × | △ | ○ | ☆ |
ゲームのフレームレートがモニターのリフレッシュレートを下回ると、カクつきや違和感が生じます。
カクつきは快適さの天敵。
なんとしても回避しましょう
せっかく30万円台のゲーミングPCを購入しても、低いリフレッシュレートのモニターを導入してしまうと、グラボの性能をフルに活かせず宝の持ち腐れとなりかねません。
高級ゲーミングPCを使うなら、以下の液晶モニター(フルHD解像度・280Hz)のような、240Hz以上のリフレッシュレートに設定できるものを選びましょう。
4K解像度でもヌルヌル映像でゲームを行える
30万円台のゲーミングPCでは、ハイエンドGPUであるRTX 4080シリーズを搭載したモデルも存在するので、4K解像度でもヌルヌル映像でゲームを遊べます。
実際に、人工知能を活用した超解像度技術であるDLSSをオンにして、サイバーパンク2077をプレイすると、4Kレイトレ画質にしても100fps程度のフレームレートを出せます。
GPUモデル | 4K解像度 | 4K解像度+レイトレ (DLSSオフ) | 4K解像度+レイトレ (DLSS2.0有効化) | 4K解像度+レイトレ (DLSS3.0有効化) |
---|---|---|---|---|
RTX 4090 | 86fps | 42fps | 93fps | 138fps |
RTX 4080 | 72fps | 30fps | 69fps | 98fps |
RTX 4070 Ti | 56fps | 23fps | 54fps | 75fps |
RTX 4070 | 36fps | 16fps | 40fps | 58fps |
リアルタイム・レイトレーシング(レイトレ)とは、ゲーム内の光や影を別の物体に反映させる機能であり、有効にすると以下の動画のような美しい映像を楽しめます。
ただし、4K解像度に対応したゲーミングモニターを用意しないと、最高画質でゲームを楽しめません。
144Hzのリフレッシュレートに対応した、4Kモニターは10万円以上かかるものが多いですが、以下の製品であれば7万円台で入手可能です。
4K解像度でのゲームプレイに興味を持った方は、ぜひ以下の商品をチェックしてみましょう。
4K動画配信というロマンも実現できるがキャプチャボードを挿せない場合がある
30万円台のハイエンドゲーミングPC、4K解像度でゲームを行っても余力が残るので、4K動画配信というロマンも実現可能です。
ただし、高性能なグラボになるほど巨大になるので、ドスパラのGALLERIA XA7C-R47Tのように、PCケース後部にあるスロットが干渉してキャプチャボードを挿せないリスクが出てきます。
画面録画を行う機能を持つキャプチャボードを挿せないと、動画を保存できなくなるため、4K動画配信を実現できません。
4K動画配信を行おうと考えている方は、PCケースのスロット数を確認した上で、拡張性に優れたZ790規格のATXマザーボードを搭載したモデルを選びましょう。
30万円台で買えるゲーム用PCのゲーミング性能は?
ハイエンドゲーミングPCを手に入れると、どれくらいゲームをヌルヌル動かせるのか気になる方も多いですよね。
今回は、30万円台で入手できるゲーム用PCのゲーミング性能を解説するので、興味を持った方はぜひ確認してみてください。
- Apex Legendsのゲーミング性能
- フォートナイト(DirectX11)のゲーミング性能
- ファイナルファンタジー14のゲーミング性能
- モンハンライズのゲーミング性能
- サイバーパンク2077のゲーミング性能
- VALORANTのゲーミング性能
- Forza Horizon5のゲーミング性能
- Escape from Tarkovのゲーミング性能
- マインクラフトのゲーミング性能
Apex Legendsのゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
人気FPSゲームであるApex Legendsでは、RTX 4070 Ti以上のスペックがあれば4K画質でも144fpsを実現できるため、高解像度でもヌルヌル映像を楽しめます。
さらに、RTX 4080搭載ゲーミングPCであれば、フルHD解像度(最高設定)において、上限値の300fpsに近いフレームレートを叩き出せます。
フォートナイト(DirectX11)のゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 275fps | 262fps | 187fps |
RTX 4080 SUPER | 265fps | 242fps | 141fps |
RTX 4080 | 265fps | 241fps | 140fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 263fps | 200fps | 112fps |
RTX 4070 Ti | 256fps | 192fps | 104fps |
バトルロワイヤルゲームとして有名なフォートナイトでも、DirectX11設定で遊べば、Apexと同程度のフレームレートを実現可能です。
RTX 4080であれば4K解像度に設定しても140fpsを出せるので、30万円台のゲーミングPCなら最高画質でも快適に遊べます。
ファイナルファンタジー14のゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 280fps | 262fps | 188fps |
RTX 4080 SUPER | 272fps | 237fps | 145fps |
RTX 4080 | 271fps | 235fps | 144fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 254fps | 210fps | 124fps |
RTX 4070 Ti | 251fps | 202fps | 111fps |
人気MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14は、負荷が比較的軽く、RTX 4070 Tiでも100fps以上のフレームレートを出せます。
そのため、RTX 4070 Ti・RTX 4080を搭載した30万円台のゲーミングPCであれば、ファイナルファンタジー14を非常に快適にプレイ可能です。
モンハンライズのゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3090 | 220fps | 220fps | 173fps |
RTX 3080 | 214fps | 208fps | 156fps |
RTX 3070 Ti | 212fps | 206fps | 136fps |
モンハンライズにおいては、GPUの性能が高くなるとボトルネックが生じ、RTX 3090(RTX 4070 Ti相当)ではフルHDとWQHD解像度で同じフレームレートになるのが特徴です。
CPUのスペックによって上限フレームレートが決まってきますが、Intel Core i7-14700を搭載したモデルであれば、240fpsも実現できるのでヌルヌル映像を楽しめます。
サイバーパンク2077のゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
重量級のゲームとして名高いサイバーパンク2077では、人工知能を活用した超解像度技術であるDLSSを使わない状態だと、4K解像度で55~70fps程度まで落ち込みます。
しかし、RTX 4000シリーズ固有の機能であるDLSS3を活用すると、RTX 4070 Tiでもレイトレ4K画質で60fpsを上回るので、最高画質でも快適にプレイ可能です。
VALORANTのゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|
RTX 3090 | 646fps | 369fps |
RTX 3080 | 638fps | 352fps |
RTX 3070 Ti | 627fps | 272fps |
負荷の軽いFPSゲームであるVALORANTであれば、前世代のGPUであるRTX 3070 Tiでも4K画質で270fps出せるので、超ヌルヌルな映像を楽しめます。
GPUのスペックを完全に持て余すことになるので、VALORANTメインで遊ぶ方は、GPUをRTX 4060 Tiに抑えましょう。
Forza Horizon5のゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 198fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
カーレーシングゲームであるForza Horizon5では、RTX 4070 Ti以上のGPUであれば、4K解像度の最高設定でも100fpsを余裕で上回ります。
そのため、マルチモニターやウルトラワイドモニターを利用した場合でも、ヌルヌル映像でForza Horizon5を遊べます。
Escape from Tarkovのゲーミング性能
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 144fps | 143fps | 127fps |
RTX 4080 SUPER | 144fps | 140fps | 93fps |
RTX 4080 | 144fps | 140fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 144fps | 139fps | 71fps |
RTX 4070 Ti | 144fps | 137fps | 67fps |
144fpsのフレームレート上限があるEscape from Tarkovでは、フルHD解像度・WQHD解像度だと、RTX 4070 TiとRTX 4080でほとんど数値が変わりませんでした。
ただし、メモリ容量が16GBだとハイエンドGPUでも動作が不安定になるので、32GBの大容量メモリが使われたゲーミングPCを選びましょう。
マインクラフトのゲーミング性能
影modの種類 | フレームレート |
---|---|
DrDestens+Minecraft Shaders | 120fps程度 |
BSL Shaders | 90fps程度 |
ComplementaryShaders_v4.5.1 | 75fps程度 |
KUDA-Shaders v6.1 Legacy | 60fps程度 |
SEUS PTGI HRR Test2.1 | 40fps程度 |
SEUS PTGI HRR 3 | 30fps程度 |
軽量なゲームとして定評のあるマインクラフトでは、現行のGPUで最も低スペックなGTX 1650でも、影modで上記のフレームレートを実現できます。
30万円台のゲーミングPCだと完全にオーバースペックになるので、10万円台で買えるゲーミングPCを選びましょう。
【2024年1月】30万円台で買えるおすすめゲーミングPC7選
30万円以上のゲーミングPCでは、ハイエンドGPUであるRTX 4070 Ti Super・RTX 4080が搭載されているため、4K解像度でもサクサクゲームをこなせるのが特徴です。
ここでは、30万円台で買えるおすすめゲーミングPCを7つ紹介するので、ハイエンドモデルに興味がある方はぜひ確認してみましょう。
- GALLERIA XA9R-R48S 7900搭載(ドスパラ)
- ZEFT Z47GK(パソコンショップセブン)
- LB-147F47TiS(ストーム)
- GE9A-U245/BH(ツクモ)
- LEVEL-R77A-LC147KF-VT1X (パソコン工房)
- FRGBZ790/M1001(フロンティア)
- G-Tune DG-I7G7A(マウスコンピューター)
GALLERIA XA9R-R48S 7900搭載(ドスパラ)
ガレリアシリーズのRTX 4080搭載ゲーミングPCであり、ハイエンドCPUであるRyzen 9 7900が採用されています。
ハイエンドなPCパーツが使われているのにも関わらず、37万円台で入手できるため、4K解像度向けのゲーミングPCを安く手に入れたい方におすすめです。
ただし、メモリの容量が16GBに抑えられているので、多種多様なゲームを遊びたい方はアップグレードを行いましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 374,980円 |
CPU | AMD Ryzen 9 7900 |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ZEFT Z47GK(パソコンショップセブン)
ZEFTシリーズのハイスペックゲーミングPCで、2024年1月に新発売された、RTX 4070Ti SuperとCore i7-14700Fを搭載しています。
追加料金を支払うとPCケースのデザインを自由に変えられるため、ゲーミングPCの外観にこだわる方におすすめです。
32GBの大容量メモリと1TBのSSDが標準搭載されているため、使い勝手に優れているのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 339,680円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTO
LB-147F47TiS(ストーム)
大型液晶パネル付CPUクーラーを搭載した、「幻界LB(Limited Black)シリーズ」の商品で、RTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
270°強化ガラスが採用されていて外観がとても美しいので、おしゃれなゲーミングPCを求めている方におすすめです。
高品質なMSI製のPCパーツを使用しているため、長時間ゲームを行い続けても壊れづらいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 349,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
G-GEAR GE9A-U245/BH(ツクモ)
2024年1月24日に新発売された、G-GEAR neoシリーズのゲーミングPCであり、最新のRTX 4070 Ti SUPERとRyzen 9 9900Xが搭載されています。
価格は369,800円と比較的割高ですが、AMD製のCPUが採用されているため、Intelの不具合問題が気になる方におすすめです。
無線通信に対応したASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI が内蔵されていて、LANケーブルが無くてもオンラインゲームを遊べるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 369,800円 |
CPU | AMD Ryzen 9 9900X |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
LEVEL-R77A-LC147KF-VT1X (パソコン工房)
パソコン工房のRTX 4080 SUPER搭載ミドルタワーゲーミングPCで、虹色LEDケースファン搭載でプレミアム感のある外観に仕上がっています。
CPUもCore i7-14700KFという強力なものが使われているため、かっこよくてハイスペックなゲーミングPCを求めている方におすすめです。
メモリ容量も32GBのものが採用されているため、標準構成のままでも難なく動画編集を行えるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 399,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4400 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
FRGBZ790/M1001(フロンティア)
フロンティアのGBシリーズのゲーミングPCで、ハイエンドパーツであるRTX 4080 SUPERとCore i7-14700Fが採用されています。
本体価格が369,980円と構成の割に安く抑えられているため、4K解像度向けゲーミングPCをお得に手に入れたい方におすすめです。
標準で冷却性能の高い水冷CPUクーラーが搭載されているので、ガンガンゲームを動かしても熱暴走しづらいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 369,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
G-Tune DG-I7G7A(マウスコンピューター)
マウスコンピューターのミニタワーゲーミングPCで、RTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが搭載されています。
標準構成で1TBの大容量SSDと32GBメモリが使われているため、動画配信を行いたい方におすすめです。
価格は354,800円と高価なものの、デフォルトで3年間の保証が付いているので、修理代を気にせずに使えるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 354,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
【2024年1月】30万円台で買えるおすすめゲーミングPC比較表
商品名 | GALLERIA XA9R-R48S 7900搭載(ドスパラ) | ZEFT Z47GK (パソコンショップセブン) | LB-147F47TiS(ストーム) | G-GEAR GE9A-U245/BH (ツクモ) | LEVEL-R77A-LC147KF-VT1X (パソコン工房) | FRGBZ790/M1001 (フロンティア) | G-Tune DG-I7G7A (マウスコンピューター) |
価格(税込) | 374,980円 | 339,680円 | 349,800円 | 369,800円 | 399,800円 | 369,980円 | 354,800円 |
CPU | AMD Ryzen 9 7900 | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | AMD Ryzen 9 9900X | Intel Core i7-14700KF | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 | GeForce RTX 4070Ti Super | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4400 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM | 1000W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE |
公式サイト | ドスパラ公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト | ストーム公式サイト | ツクモ公式サイト | パソコン工房公式サイト | FRONTIER公式サイト | マウスコンピューター公式サイト |
【2024年1月】30万円台で買えるおすすめゲーミングノートPC3選
30万円以上の価格帯のゲーミングノートPCでは、デスクトップモデルと同様にRTX 4080といったハイエンドGPUが使われているため、高解像度でもヌルヌル映像でゲームを楽しめます。
ここでは、30万円台で入手できるおすすめのゲーミングノートPCを3つ紹介するので、高性能なゲーム用ラップトップPCに興味がある方はチェックしてみましょう。
ROG Strix G16 G614JZR-I94R4080(ASUS)
ROG StrixシリーズのRTX 4080搭載の最新モデルで、最先端の高性能CPUであるCore i9-14900HXが内蔵されています。
メモリに関してもDDR5-5600規格の物が採用されているため、処理性能の高いゲーミングノートPCを求めている方におすすめです。
2560 × 1600の高解像度に対応した、240Hzのリフレッシュレートを持つ液晶モニターが使われているので、没入感のあるゲーム体験が可能です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 359,800円 |
CPU | Intel Core i9-14900HX |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 約8.9時間 |
画面サイズ | 16インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
解像度 | WQXGA(2560 × 1600) |
重量 | 約2.5kg |
本体サイズ | 354×264×31 mm |
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安いゲーミングノートPCの品揃えも豊富
Vector-16-HX-A13VHG-1003JP(MSI)
MSIのRTX 4080搭載ゲーミングノートPCで、1世代前のフラッグシップCPUであるCore i9-13980HXが使われているのが特徴です。
240Hzのリフレッシュレートを持つディスプレイが使われている上に、WSADキーが透明に仕上げられていて視認性が高いため、プロのFPSゲーマーの方に向いています。
ハイスペックなGPUが使われているものの、駆動時間が10時間と長く、充電切れになりづらいのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 379,800円 |
CPU | Intel Core i9-13980HX |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5 32GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 10時間 |
画面サイズ | 16インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
解像度 | WQXGA(2560×1440) |
重量 | 2.7kg |
本体サイズ | 357 × 284 × 28.6 mm |
LEVEL-17WG181-i7-VLSX(パソコン工房)
パソコン工房のRTX 4080搭載ゲーミングノートPCで、CPUがCore i7-13700HXに抑えられているのが特徴です。
本体価格も398,800円と非常に高価な上に、ストレージの容量も500GBしかないので、コスパはあまりよくありません。
ただし、17.3インチの大型モニターが搭載されているため、迫力のある映像でゲームを楽しみたい方に向いています。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 398,800円 |
CPU | Intel Core i7-13700HX |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 約5.3時間 |
画面サイズ | 17.3インチ |
リフレッシュレート | 165Hz |
解像度 | WQHD(2560 × 1440) |
重量 | 約3.44kg |
本体サイズ | 401×285×30.2 mm |
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コスパが最大の強み
【2024年1月】30万円台で買えるおすすめゲーミングノートPC比較表
商品名 | ROG Strix G16 G614JZR-I94R4080(ASUS) | Vector-16-HX-A13VHG-1003JP(MSI) | LEVEL-17WG181-i7-VLSX(パソコン工房) |
価格(税込) | 359,800円 | 379,800円 | 398,800円 |
CPU | Intel Core i9-14900HX | Intel Core i9-12900HX | Intel Core i7-13700HX |
GPU | GeForce RTX 4080 | GeForce RTX 4080 | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-5600 32GB | DDR5 32GB | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB NVMe HDD:無 | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 約8.9時間 | 約10時間 | 約5.3時間 |
画面サイズ | 16インチ | 16インチ | 17.3インチ |
リフレッシュレート | 240Hz | 240Hz | 165Hz |
解像度 | WQXGA(2560 × 1600) | WQXGA(2560 × 1600) | WQHD(2560 × 1440) |
重量 | 約2.5kg | 約2.7kg | 約3.44kg |
本体サイズ | 354×264×31 mm | 357×284×28.6 mm | 401×285×30.2 mm |
公式サイト | ASUS公式サイト | Amazon | パソコン工房公式サイト |
他の価格帯でのゲーミングPCはどんなことができるのか?
30万円前後のゲーミングPCは、4K解像度でのゲームプレイだけでなく、動画配信やAI画像生成も快適に行えるのが特徴です。
他の価格帯のゲーミングPCの利用可能な用途についても紹介するので、興味を持った方はぜひ参考にしてみてください。
20万円台のゲーミングPCでできること
20万円台のゲーミングPCにおいても、最新のハイスペックCPUであるCore i7-14700を選べますが、GPUはRTX 4070 SUPERとワンランク落ちます。
安くなるほどスペックが落ちるように思われますが、30万円台のゲーミングPCとの違いはフレームレートだけで、基本的にはなんでもこなせます。
そのため、コスパ最強のゲーミングPCを求めている方は、20万円台のゲーミングPCに落とした方がいいです。
予算20万円台で買えるゲーミングPCを以下の記事で紹介しているので、興味を持った方はぜひチェックしてみましょう。
10万円台のゲーミングPCでできること
10万円台まで予算を抑えると、CPUがCore i5-14400かRyzen 7 5700X、GPUについてはRTX 4060・RTX 4060 Tiまで落ちます。
現行のFPSゲームはヌルヌル映像で楽しめるものの、WQHD・4K解像度でのゲームプレイや、AI画像生成はスペック的に厳しいです。
そのため、4K解像度でもゲームを快適に楽しみたい方は、20万円以上のゲーミングPCを選びましょう。
それでもゲーミングPCの購入費用を抑えたい方は、10万円台で買えるゲーミングPCを紹介した、以下の記事を確認してみてください。
30万円台で買えるゲーミングPCに関するよくある質問
30万円以上のゲーミングPCになると、パーツ選びの自由度が非常に高くなりますが、高額な購入費用を抑えたいと考えている方も多いですよね。
今回は、30万円台で買えるゲーミングPCに関する、よくある質問を紹介していくので、お得に購入したい方はぜひ参考にしてみてください。
30万円以下じゃダメなの?
- 30万円以下じゃダメなの?
-
eスポーツや生成AIにこだわらない方はむしろ20万円台のゲーミングPCを選んだ方がいいです。
30万円以上のゲーミングPCは、eスポーツで上位を狙ったり、画像生成AIをガッツリ使ったりしない限りは性能を持て余しがちです。
そのため、4K解像度でのゲームプレイや動画配信程度であれば、20万円台のゲーミングPCで十分なので、以下の記事で紹介する商品を注文しましょう。
ゲーミングノートPCは買ってもいいの?
- ゲーミングノートPCは買ってもいいの?
-
屋外でもFPSゲームを遊びたいといったプロゲーマー指向の方であれば買ってもいいです。
30万円台のゲーミングノートPCは、デスクトップモデルと同じくRTX 4080が搭載されていますが、スペック面ではどうしてもデスクトップに劣ります。
ただし、屋外でもゲームを遊べるといった利点を持つので、プレイ時間を増やせるのがメリットです。
Apex等のFPSゲームの大会で上位を目指したいといった、プロゲーマー指向の方はゲーミングノートPCで射撃練習してみるのも悪くありません。
CPUはIntelとAMDどっちを選べばいいの?
- CPUはIntelとAMDどっちを選べばいいの?
-
30万円台のゲーミングPCでは、不具合問題がなく壊れづらいRyzen 7 7800X3D(9700X)がおすすめです。
30万円を超えるハイエンドゲーミングPCでは、GPUの性能に見合ったハイスペックなCPUを用意しないと、ボトルネックが生じてしまいがちです。
最新世代のCore-i7 14700(F)なら、Intel Core i9-13900やAMD Ryzen 9 7900を上回るスペックを叩き出せるため、RTX 4080でもボトルネックが発生しません。
しかし、最近になってハイエンドモデルを中心に、Intel製CPUに不具合が生じてしまったため、Core i7・Core i9の製品をおすすめしづらくなりました。
ハイスペックゲーミングPCを長く使い続けたい方は、不具合問題がなく高性能な、Ryzen 7 7800X3D(9700X)がおすすめです。
自作の方がコスパがいい?
- 自作の方がコスパがいい?
-
自作は望み通りの構成を作れますが、BTOメーカーのゲーミングPCの方がコスパに優れています。
自作パソコンとは、PCパーツを自分で購入してきて家で組み立てるPCの入手方法となります。
手間と知識を要する代わりに、安くて高性能なパーツ同士を組み立てられるため、ハイスペックなゲーミングPCをお得に作れるものだと思いがちです。
しかし、最近のBTOは非常にコスパが高く、フロンティアのFRGBZ790/M1001のように、自作PCと大差ない価格で手に入るPCも多くラインナップされています。
PCパーツ名 | 価格(Amazonで購入した場合) |
---|---|
PCケース(Frontierオリジナルケース) | 非売品(10,000円と仮定) |
マザーボード(MSI PRO Z790-P WIFI) | 23,600円 |
GPU(RTX 4080 SUPER) | 179,800円 |
CPU(Intel Core i7-14700F) | 50,211円 |
メモリ(Crucial CP2K16G56C46U5) | 13,313円 |
ストレージ(Crucial P3 Plus) | 10,100円 |
水冷クーラー(In-Win MR24 Black) | 14,991円 |
電源(MSI MPG A1000G PCIE5) ※フロンティアと同じ日本製コンデンサ仕様にした場合 | 23,209円 |
OS(Windows 11 Home 日本語版) | 13,688円 |
PC全体(自作パソコン) | 338,912円 |
PC全体(BTOメーカーの完成品) | 369,980円 |
BTOメーカーの完成品との差額 | 31,068円 |
さらに、組み立てミスによりGPUやCPUを壊してしまうと、10万円以上の損害が生じかねません。
最近では自作パソコンのようなかっこいいモデルが手に入るため、よほどのこだわりがない限りは、BTOメーカーのゲーミングPCを選びましょう。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはNG?
- 家電量販店でゲーミングPCを買うのはNG?
-
NGではありませんが、コスパが悪くラインナップも限られているのがデメリットです。
30万円も予算があれば、家電量販店でも普通に高性能なゲーミングPCを購入できます。
しかし、ゲーミングPCはスペースを取る関係で扱えるモデルが限られる上に、土地代と人件費がかかるので割高になりがちです。
ハイスペックなゲーミングPCをお得に手に入れたい方は、家電量販店ではなくBTOメーカーの公式サイトで購入しましょう。
30万円台のゲーミングPCを買えば4K解像度でもヌルヌル映像を楽しめる!
RTX 4070 Ti SUPERやRTX 4080を搭載した、30万円台のゲーミングPCであれば、4K解像度でもサクサクゲームを動かせます。
デザイン性に優れたコラボモデルにも手が届くようになるので、スペックや見た目にこだわる方は、30万円台のゲーミングPCの購入も検討してみてください。
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