この記事では「8BitDo Ultimate Contoroller」をレビューします。
スイッチの純正プロコンは非常に完成度が高いです。
今まで半端ない数のプロコンを集めてきましたが、
- グリップ感
- ボタンの押し心地
- スティック性能
- ジャイロ性能
などなど、やっぱり純正にはかなわないという場面が多かったんです。
しかしついに任天堂の純正プロコンを超えたコントローラーを見つけました!
ということでプロコン集めて40台以上、プロコンマニアのわたしが「純正超えコントローラー8BitDo Ultimate Contoroller」をくわしくレビューします。
「スイッチで使える最強プロコンを探してる」
「PCでも使えるコントローラーが欲しい」
という方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
8BitDo Ultimate Contorollerの付属品チェック
まずは開封をして、付属品をチェックしていきます!
今回のコントローラーは「8BitDo」というメーカーのものです。
8BitDoはYouTubeの方で以前動画レビューしている、知る人ぞ知るゲーミングデバイスメーカー。
デザイン性・操作性に優れたコントローラーを開発している、かなり尖ったメーカーです。
付属品は、
コントローラー本体、
充電ドック、
接続用USBケーブル、
取説が入っていました。
充電ドックって、
なんじゃそりゃ?
今までのコントローラーには充電ドックなんて付属していませんでしたし、特に必要性も感じていませんでした。
しかし、これはかなりカッコいい!
底面がLEDで光るような仕様になっていて、
コントローラーをセットすると・・・
ぶわっと白く光るんです!
コントローラー本体のカラーが白、そしてドックも白。
さらにLEDライティングも白と、統一感あるデザインがめちゃくちゃ良いです。
マジでカッコいい!
8BitDo Ultimate Contorollerの外観チェック
次は8BitDo Ultimate Contorollerの外観をチェックしていきます。
まずは充電ドックから。
この充電ドック、見てわかる通りおまけ程度で付属している品質ではないですね!
非常にシンプルな作りなのに安っぽさがなく、コントローラーとの一体感もバッチリ。
底面にはLEDと、滑り止めのゴム素材がしっかり配置されています。
底面の蓋を外すと、2.4GhzのUSBレシーバーが収納されています。
そうです!このコントローラー、
- Switch(BT/2.4)
- Windows PC(BT/2,4)
- Mac(BT)
- iOS(BT)
- Android(BT)
といった幅広いデバイスで使用することができるんです!
ゲーミングPCでFPSをプレイする場合はキーボードとマウスがメインになりますが、RPGなどのゲームをプレイする場合にはパッドがめっちゃ重宝します。
なので、スイッチ以外にも使い道があるのは最高に嬉しいです!
次はコントローラー本体。
8BitDo Ultimate Contorollerの形状を純正プロコンと比較してみます。
まず手に持った感覚としては、純正プロコンよりも若干小さく感じられますね!
グリップの長さも少し短くなっています。
でも違いはそれくらい。
あとは純正プロコンと非常に似たデザインです。
LRボタンはコンパクトになっていますが、特に押しにくいといったことはありません。
ただしR1R2ボタンはトリガー方式です。
純正プロコンのカチカチするボタンタイプが好きな方にとっては、めちゃくちゃ残念なポイントかも。
でも、トリガー式ってこと以外はかなり良い感じです!
純正とほぼ同様のグリップ感で握りやすいし、ボタンもしっかりと底打ち感がありビルドクオリティが高い。
背面ボタンも人差し指にピッタリとフィットするので、最高に押しやすいです。
あと、背面にBluetoothと2.4Ghzの切り替えスイッチが搭載されています!
USBドングルをPCに挿しておいて、
- スイッチとの接続はBluetooth接続
- PCとの接続は2.4Ghzのレシーバー」
という感じで設定しておけば、ボタンの切り替えで「ゲーミングPCで使う!」「スイッチで使う」とサクサク切り替えが可能です。
マジで神ってますねw
8BitDo Ultimate Contorollerの特徴
今度は8BitDo Ultimate Contorollerの特徴についてみていきます。
主な特徴は次の3つです。
- スティック性能が最強
- 純正を凌駕する性能
- Xbox仕様のコントローラーはスイッチでは使えない
それぞれの特徴をサクッと解説していきます!
特徴1:スティック性能が最強
1つ目の特徴は「スティック性能が最強」です。
コントローラーの操作性で一二を争う項目が、スティックの性能。
スティック性能は「これがゴミであれば、もうすべてがゴミ」と言えるほど重要な部分。
最近の中華製プロコンでさえスティックの重要性に気付き、性能が改善されつつあります。
それほどまでに重要な8BitDo Ultimate Contorollerのスティック性能ですが・・・
ガチで最強です!
どうせ、デッドゾーンを純正プロコンと比較して「良い感じです!」って言うんだろ?
毎回のお決まりパターンだよねw
って思いますよね?
デッドゾーンの確認ももちろん行いますが、それだけではありません。
なぜなら、デッドゾーンが良いだけでは純正プロコンと同等レベル最強を名乗ることができないからです。
では何が最強なのか?
この8BitDo Ultimate Contoroller、スティックが「ドリフト」しないんです!
もう一度言います。
8BitDo Ultimate Contorollerのスティックはドリフトしません!!
コントローラーを使い続けていると、スティックに触っていないのにキャラクターが勝手に動いたりする現象ってありますよね?
それが「ドリフト現象」です。
スイッチのプロコンは、ドリフト現象が頻繁に発生しています。
海外では訴訟問題にも発展しており、非常に大きな問題でした。
8BitDo Ultimate Contorollerと純正プロコンとでは、センサーに違いがあります。
スイッチ向けコントローラーのスティックは、ほぼほぼ「可変抵抗のセンサー」が使われています。
スティックを倒すことによりセンサー内部の可変抵抗器の抵抗値が変化。抵抗値の変化から電圧値を取得し、AD変換によってデジタル値に変換される仕組みです。
一方、8BitDo Ultimate Contorollerのスティックには、「ホール効果センサー」が採用されています。
ホール効果センサーも可変抵抗と同様に、スティックの傾きによって電圧値を取得します。
両方ともスティックの傾きから電圧を取得するのですが、この2つのセンサーには大きな違いがあります。
メチャクチャ簡単にまとめると・・・
- 可変抵抗式のスティックは「接触式」
- ホール効果センサーのスティックは「非接触式」
この時点で勘の良い方はひらめくはずです。
非接触式のスティックであれば、ドリフトがほぼ発生しません。
だから非接触式のスティックである8bitdo ultimate controlleはドリフトしないんです!
もはや純正プロコンを超えているといっても過言ではないぐらい。
ドリフトしない最強スティックを搭載したコントローラー、それが8BitDo Ultimate Contorollerなのです。
特徴2:純正を凌駕する性能
2つめの特徴は「純正を凌駕する性能」です。
とりあえず箇条書きでまとめると、次のようになります。
- 使い心地は純正とほぼ同様
- 背面ボタン搭載
- スティック性能とジャイロが完璧
- amiiboだけは使えない
- 専用の充電ドックが付属している
- アプリで豊富な設定変更ができる
- 対応するデバイスが多い
「絶対amiiboに対応したコントローラーじゃなきゃダメだ!」っていう方以外であれば、純正プロコンを買うんじゃなくて8bitdo ultimate controllerを買った方が良いとさえ思います!
「スティック性能は良いけどジャイロ機能がゴミ」というコントローラーも多いのですが、8BitDo Ultimate Contorollerはほぼ純正と同じような操作感でプレイすることができます。
純正プロコンのジャイロは、ゲーム画面とコントローラーが一体化しているようなヌルヌルした操作感。
8bitdo ultimate controllerでも純正同様のヌルヌル感を味わえます!
しかも使い心地が良さげな背面ボタンも使えるし、専用の充電ドックはおまけっていう品質ではなく普通にカッコいいw
さらにスマホのアプリを使うことによって、コントローラーの設定をガッツリ変更することが可能。
- コントローラーのボタン配置
- スティックの動作範囲設定
- トリガーの動画範囲設定
- 振動設定
- マクロ設定
- 連射機能
という感じで、かなり細かい設定まで調整することができます!
そして最後のダメ押し。
8bitdo ultimate controllerはスイッチ以外のデバイスゲーミングPCや、iPhone・Androidスマホで使うことができます。
ここまでの機能を搭載しているプロコンが存在しているのに「まだ純正プロコン使いつづけますか?」ってレベルです。
特徴3:Xbox仕様のコントローラーはスイッチでは使えない
3つめの特徴は「Xbox仕様のコントローラーはスイッチでは使えない」です。
8bitdo ultimate controllerには、見た目がそっくりな別モデルが存在します。
Xbox仕様のコントローラーでは、スイッチでプレイすることができません!
私が今回紹介している8bitdo ultimate controllerは「スイッチ仕様」です。
見分け方は簡単。
ABXYボタンが白黒ならスイッチ仕様、カラーならXbox仕様です。
スイッチユーザーの方はくれぐれも間違った仕様のコントローラーを購入しないように気を付けてください!
8bitdo ultimate controllerを使って実際にゲームをプレイしてみた!
8bitdo ultimate controllerは純正を超える良い感じのコントローラーってことでレビューしてきましたが、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません。
なので8bitdo ultimate controllerを使って、スプラ3をプレイしてみました!
まず一番にお伝えしたいことは、操作感が純正とほぼ変わりません。
任天堂の純正プロコンに慣れている場合、サードパーティ製コントローラーを使うと少なからず違和感を覚える部分があります。
しかし8bitdo ultimate controllerは、操作感に1mmも不満がありません!
- グリップ性能
- スティック操作
- ボタンの押し心地
どれを取っても、気になるところがありません。
ここまで良い感じのコントローラーが純正以外で発売しているのであれば、わざわざ「純正プロコン」を購入する必要がないですね!
今現在純正プロコンを持っている方にも、ぜひ使い心地を試してもらいたい!
8bitdo ultimate controllerは、そのぐらい最強の操作性が手に入るコントローラーでした。
まとめ:操作性最強のコントローラーでした!
純正を超える最強コントローラー「8bitdo ultimate controller」をレビューしました。
良かった点と悪かった点は以下のとおり。
良かった点 | 悪かった点 |
---|---|
純正プロコンを超える性能 幅広いプラットフォームで使用可能 | 日本で買うとやや高い |
8bitdo ultimate controllerの良かった点
使ってみて良かった点は次の2つです。
純正プロコンを超える性能
1つ目は性能の良さです。
- スティック性能とジャイロ機能がほぼ純正と同様
- グリップ感やボタンの押し込みなどもほとんど純正プロコンと同じ使い心地
- 豊富な設定変更がアプリで行える
などなど、性能は純正プロコンを超えるといっても過言ではありません。
また充電ドックがとてもカッコよくてスマートに収納できるのでかなり良い感じですね!
幅広いプラットフォームで使用可能
2つめはスイッチ以外でも使用できるところ。
8bitdo ultimate controllerは、スイッチ専用コントローラーというわけではありません。
ゲーミングPCを持っている方であれば、PCのパッドとしても使用できます!
さすがにFPSだとキーボードとマウスでプレイしますが、RPGやアクションゲームならコントローラー操作の方がプレイしやすいゲームもありますからね!
なので8bitdo ultimate controllerを買っておけばスイッチでも使えるし、ゲーミングPCでも使えます。
いい感じのドックにセットしておけばデスクの上もキレイに整理整頓されるし、一石三鳥ぐらいの良さがありますよ。
8bitdo ultimate controllerの悪かった点
8bitdo ultimate controllerの悪かった点は、日本で買うとやや高いところです。
8bitdo ultimate controllerは69.99ドル、円換算で9,429円で販売されています(※記事執筆時)。
公式サイトで直接購入してもそこそこ高いです。
Amazonでも買えますが、Amazonは並行輸入品となるためさらに高くなっていました。
なので、価格の面がちょっとネックかなという感じ。
しかし性能やドックのおしゃれさは文句なしです。
なので値段が高くても製品の価値に魅力を感じる方であればめちゃくちゃおすすめのコントローラーです。
ぜひ↓から詳細をチェックしてみてくださいね!
コメント
コメント一覧 (1件)
毎度楽しく動画視聴しています。
以前より購入を検討しているのですが調べてもわからないことがあるので質問させてください。
プロコンではゲーム中に何分放置しても接続が切れませんが、サードパーティー製の物だとほぼ間違いなくコントローラーが省電力モードやスリープ状態になり接続が切れてしまいます。
このコントローラーはどうなのでしょう?
また切断された場合復帰には何秒くらいかかりますか?
当方PCでロジクールF710を愛用しているのですが、これは切断されても毎回0.
○秒の超速復帰します。この1点が他の性能差を凌駕する使い勝手なので他に乗り換えられない状態です。