この記事では「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)のおすすめゲーミングPC」を5つ紹介します。
リーグ・オブ・レジェンド(略称 LoL、ロル)は2009年に米国で、日本では2017年3月より正式サービスが開始された、基本プレイ無料のMOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)ゲームタイトルとなります。
一見するとスローテンポながら素早くて正確なマウス操作を必要とするため、FPSやTPSと同様にeSportsとして高い競技性も持ち合わせています。2012年には最もプレイ人口が多いゲームとも言われました。同IPによる派生や移植タイトルは、家庭用ゲーム機やスマートフォンなどでリリースされていますが、本家のリーグ・オブ・レジェンドはPC版のみでの配信となっています。
そのため使用端末としてパソコンを用意する必要があると同時に、eSportsとしての高い競技性を体験するには、それにふさわしいPC環境が必要となります。
「リーグ・オブ・レジェンドで勝ちたい!」という要望に応えてくれる、おすすめのゲーミングPCを紹介します。
リーグ・オブ・レジェンドにおすすめのゲーミングPC5選
リーグ・オブ・レジェンドはMOBAタイプのゲームタイトルであり、その操作はパソコンによるキーボード+マウス操作に適しています。そのため派生作品や移植作品を除けば、本家リーグ・オブ・レジェンドを遊ぶことができるのはパソコンのみとなっています。
ただそのゲーム性ゆえに競技性も高く、素早くて正確なマウス操作を担保するためには、ゲーム自体が軽快動作でなければなりません。なにより軽くなければ新規プレイヤー参入を阻害し、競技人口が増えないことを、開発元であるライアットゲームズは熟知しています。
また本タイトルが2009年にリリースされているということもあり、現在流通しているパソコンのスペックであれば、リーグ・オブ・レジェンドを動かすのは容易です。ゲーミングPCに必要不可欠なGPUへの依存度も低く、ある程度のCPU性能があれば、それだけで144fps以上は出せます。
よって今回紹介するパソコンは「フルHD画質で144fps以上のフレームレートを安定出力できる事」を条件に紹介。具体的には10万円前後のデスクトップPCから、フルHD/144fps以上での出力が可能です。
ゲーミングPC | ゲーミング性能 | ポイント | 価格(税込) | GPU | CPU | メモリ | SSD |
---|---|---|---|---|---|---|---|
STYLE-M06M-134-UHX | チェック | 最新世代Core i5搭載 | 97,700 円 | 無し(UHD730) | Core i5-13400 | 16GB | 500GB |
Magnate GE | チェック | 最新世代Core i7搭載 | 119,980円 | 無し(UHD770) | Core i7-13700 | 16GB | 500GB |
LEVEL-M76M-134-RBX | チェック | コスパ重視のミドルクラスゲーミングPC | 139,800円 | RTX3060 | Core i5-13400 | 16GB | 500GB |
FRGAG-B760/SG6/NTK | チェック | 4Kにも対応可能なアッパーミドルクラスゲーミングPC | 289,800円 | RTX4070Ti | Core i7-13700F | 32GB | 1TB |
G-GEAR GA7A-F231/XB | チェック | ゲーミングCPUを搭載し幅広いラインナップ | 276,800円~ | RTX4060Ti他 | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB |
パソコン工房 STYLE-M06M-134-UHX
おすすめ度 | |
価格 | 97,700 円 |
CPU | Intel Core i5-13400 |
GPU | 無し(UHD 730) |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 350W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
導入コストを安く抑えたいという方におすすめとなるのが、パソコン工房のSTYLE-M06M-134-UHXとなります。
CPUは13世代のCore i5-13400を搭載し、GPUは無くCPU内蔵グラフィックにて映像出力をおこないます。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
リーグ・オブ・レジェンド (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定) | 平均 200fps |
- ゲーム性能総評
-
一般用途向けのスタンダードPCです。
それでもリーグ・オブ・レジェンドでは高いフレームレートが出力可能。
将来的にGPUを搭載すればゲーミングPC化可能、ただし電源容量に注意。
そもそもこのパソコンは一般用途向けPCなので、そのままではゲーミングPCとは言えない物です。
ですが、リーグ・オブ・レジェンドをプレイするには、GPUは必ずしも必要ではありません。それほどリーグ・オブ・レジェンドの動作は軽いのです。
リーグ・オブ・レジェンド以外のゲームを、やってみたくなったときはどうすれば?
パソコンにGPUを追加すれば、ゲーミングPCとして運用する事も可能です。好きなタイミングで好きなGPUを追加できます。
ただし、標準での電源容量が350Wとなっているので、将来的にGPUを追加予定であればオプションから500~700Wクラスの電源への変更をしておくと良いでしょう。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ドスパラ Magnate GE
おすすめ度 | |
価格 | 119,980円 |
CPU | Intel Core i7-13700 |
GPU | 無し(UHD 770) |
メモリ | 16GB (8GBx2) (DDR4-3200) |
SSD | 500GB SSD (NVMe Gen3) |
電源 | 550W 電源 (80PLUS BRONZE) |
こちらはドスパラが販売している一般用途向けのスタンダードPCです。
パソコン工房のSTYLE-M06M-134-UHXとの違いは、CPUがCore i7-13700となっている点。また電源容量も550Wが標準となっているので、ミドルクラスまでのGPUの追加が可能です。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ゲーミング性能
リーグ・オブ・レジェンド (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定) | 平均 200fps |
- ゲーム性能総評
-
より高性能なCPUを搭載したスタンダードPCです。
電源容量が550Wあるので、ミドルクラスのGPUが追加可能。
コストパフォーマンス的にはやや割高感があるかも…。
より高性能なCPUであるCore i7-13700を搭載しているので、ミドルクラスからハイエンドまでのGPUに対応可能。電源も標準で550Wありますし、オプションからより大容量の電源を選択することも可能です。
約12万円…もう少しお金を出せばミドルクラスのゲーミングPCに手が届きそう…
Core i7-13700を搭載したスタンダードPCとすれば妥当なラインなのですが、ミドルクラスのゲーミングPCと比較してしまうとやや割高感があります。
ただ既に手持ちにGPUがあれば流用することが可能なので、そういった方にとってはスタンダードPCであるほうが都合がいいというケースもあります。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
パソコン工房 LEVEL-M76M-134-RBX
おすすめ度 | |
価格 | 139,800 円 |
CPU | Intel Core i5-13400 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB GDDR6 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
Core i5-13400搭載PCをゲーミングPCとしたのが、パソコン工房のLEVEL-M76M-134-RBXとなります。
GPUとしてミドルクラスのRTX3060を搭載しており、電源容量は700Wとなっています。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
リーグ・オブ・レジェンド (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定) | 平均 300fps |
WQHD(最高設定) | 平均 250fps |
- ゲーム性能総評
-
幅広いゲームを遊べるミドルクラスのゲーミングPC。
コストパフォーマンスも高い。
マザーボードとケースがやや小さい分、拡張性がやや物足りない感じがするかも。
ゲーミングPCの性能としては一番おすすめしやすい価格帯のものとなります。
多くのPCゲーマーが使用するのが、フルHD画質のゲーミングモニターである事も考慮すれば、RTX3060ぐらいのフルHD対応ミドルクラスが一番扱い易いです。
とりあえずゲーミングPC選びで迷ったらコレ!ミドルクラスを基準にすると良いですよ。
ただ使用されているマザーボードとPCケースが、microATX規格のものなので、将来的な拡張性という点では制限が加わる可能性があります。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
フロンティア FRGAG-B760/SG6/NTK
おすすめ度 | |
価格 | 289,800円 |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti |
メモリ | 32GB (16GB x2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
電源 | 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様) |
Core i7-13700を搭載したゲーミングPCとしておすすめとなるのが、フロンティアのFRGAG-B760/SG6/NTKとなります。
正確にはCPUから内蔵グラフィック機能を取り払ったCore i7-13700Fとなっていますが、ゲーミングPCであればGPUを搭載するので、CPUの映像出力機のは基本的には使いません。
組み合わせられているGPUはアッパーミドルクラスのRTX4070 Tiとなっており、4K解像度にも対応可能となっています。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ゲーミング性能
リーグ・オブ・レジェンド (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定) | 平均 360fps |
WQHD(最高設定) | 平均 300fps |
4K(最高設定) | 平均 250fps |
- ゲーム性能総評
-
4Kにも対応できる高性能なゲーミングPC。
リーグ・オブ・レジェンドをするにはオーバースペックに。
ゲーム配信するには処理能力に余裕があった方が良い。
リーグ・オブ・レジェンドという軽いゲームを4K対応のRTX4070 Tiでプレイすると、非常に高いフレームレートが出てしまいます。
ちなみにGPU使用率は4K最高設定でも50%前後なので、GPUの処理能力が有り余る状態です。
ただゲーム中のGPU使用率が低ければ、ゲーム配信でGPUでエンコードするには好都合ですね。
ゲーム配信時のエンコード出力ではCPUもしくはGPUを使うのですが、どちらを使うにしてもゲーム+配信分の処理能力が必要。なので普段のゲーム中のGPU使用率が低くて、余力を残している方がゲーム配信でも安定動作させやすくなります。
配信ソフトがGPUエンコードに対応しているケースも増えていますし、AI分野などでもGPUの活用法が模索されているので、そういった用途で使われる方にもオススメです。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ツクモ G-GEAR GA7A-F231/XB
おすすめ度 | |
価格 | 276,800円~ |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 他 |
メモリ | 32GB (16GBx2枚) DDR5-4800 |
SSD | 1TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) |
電源 | CWT製 定格750W 80PLUS GOLD対応 |
よりゲーミング性能を求める方には、ツクモのG-GEAR GA7A-F231/XBがおすすめです。
CPUがAMDのRyzen7 7800X3Dとなっており、通常モデルよりもL3キャッシュの容量が増加されています。これによりメモリ速度に影響を受けるゲームタイトルでは、高いフレームレートを実現できます。ゲーミングCPUとも言われる程ゲーム性能に特化しています。
組み合わせられているGPUはRTX4060 Tiなどから選択でき、フルHDのミドルクラスから4K対応のアッパーミドルクラスまで、予算に合わせて選択することができます。
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
ゲーミング性能
リーグ・オブ・レジェンド (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定) | 平均 350fps |
WQHD(最高設定) | 平均 250fps |
- ゲーム性能総評
-
幅広い価格帯の構成案が最初から選べるので分かりやすい。
リーグ・オブ・レジェンドではメモリ速度などの影響が少ないので、ゲーミングCPUの性能が活かし切れない。
幅広いゲームをプレイする人におすすめ。
こちらのゲーミングPCは価格帯によって基本構成のGPUが変わります。今回はRTX4060 Tiでのフレームレートを紹介していますが、リーグ・オブ・レジェンドをプレイするには十分すぎるフレームレートが出せるので、どのモデルを選んでも問題ないです。
ただリーグ・オブ・レジェンドはメモリ速度によってフレームレートが上がるゲームではないため、せっかくのゲーミングCPUの効果が出ません。その点はもったいない気もします。
基本無料ゲームタイトルだけでなく、AAAクラスの超大作までPCゲームをやり込みたい!
なので、このパソコンはリーグ・オブ・レジェンドに限らず、幅広いPCゲームを楽しむ方におすすめとなります。特にメモリ周りの影響でフレームレートの伸び悩みが感じられがちなゲームタイトルであれば、ゲーミングCPUとしての本領が発揮されます。
またAMDはAM5ソケットのCPUを2025年までサポートする予定としているので、その都度アップグレードをしながら同じパソコンを長く運用したいという方にもおすすめです。
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
PCでリーグ・オブ・レジェンドをプレイするメリット
MOBAタイプのゲームタイトルは他にもありますが、その中でもリーグ・オブ・レジェンドは非常に知名度が高く、競技人口が多いのも特徴です。なのでMOBAで遊びたいのであれば、リーグ・オブ・レジェンドを選んでおいて間違いありません。
本家リーグ・オブ・レジェンドはPC版のみ
リーグ・オブ・レジェンドのIPによる派生や移植ゲームは他の端末でも遊べるのですが、本家であるリーグ・オブ・レジェンドが遊べるのはPC版のみ。他の端末とのクロスプレイなどはありません。
つまりパソコンが無ければリーグ・オブ・レジェンドは遊べないのです。
フレームレートの上限値が高い
PC版に限られてしまうリーグ・オブ・レジェンドですが、パソコンを使うことでのメリットとして高いフレームレートが出しやすい点が挙げられます。
MOBA系のゲームタイトルは、FPSなどと同様に素早く正確なマウス操作が勝利のカギとなるので、高リフレッシュレートのゲーミングモニターを使って低遅延環境でプレイできるほど有利となります。
なので、eSportsとして競技性の高いゲームタイトルには、ゲーム自体の軽快動作も求められます。そしてリーグ・オブ・レジェンドはeSportsを意識したゲームの中でも、トップクラスに動作が軽いので、ゲーミングPCでなくともプレイ可能。
そのため使用端末がパソコンに限定されていても新規参入しやすく、高いフレームレートでのプレイが簡単にできるのです。
ゲーミングPCなら高画質描画!操作もスムーズ!
GPU非搭載のスタンダードPCでもプレイ可能なリーグ・オブ・レジェンド。ですが、画面上に多数のプレイヤーが映る混戦状況になると、フレームレートが下がる傾向にあります。
これはどれだけ高性能なGPUを搭載したゲーミングPCでも、多少なりとも発生するものです。重要なのは、プレイヤーが要求するフレームレートを下回らないこと。例えば165Hzのゲーミングモニターを使っているのに、混戦によって60fpsまでフレームレートが低下するのであれば、ゲーミングモニターを使う意味がないのです。
どんな状況でもゲーミングモニターの低遅延高速描画を活かすには、GPUを搭載したゲーミングPCによって、可能な限り高いフレームレートが出せるようにしておく必要があります。またGPUを搭載したほうが、ゲーム内設定でも高画質化しやすくなります。
リーグ・オブ・レジェンドを遊ぶためのPCの選び方
ここまで5つのパソコンを紹介しましたが、中には「使用するパーツにこだわりたい」「自分の好みと合わない」といった要望がある方も居られるかと思います。
そういった方には他のBTOパソコンを探す、あるいは自作PCやPCショップの組立代行サービスを利用すると良いでしょう。
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i3-530 AMD A6-3650 | Intel Core i5-3300 AMD Ryzen 3 1200 |
GPU | NVIDIA GeForce 9600GT AMD HD 6570 Intel Intel HD 4600 | NVIDIA GeForce 560 AMD Radeon HD 6950 Intel Intel UHD 630 |
メモリ | 2GB | 4GB |
ストレージ | 16GB HDD | 16GB SSD |
その上で気になる推奨環境を満たしたPCスペックですが、これは冒頭でも述べたように、現在流通しているパソコンであれば十分にリーグ・オブ・レジェンドは動きます。これはライアットゲームズの公式アナウンスの内容からも分かっており、むしろ動かないパソコンを探す方が難しいでしょう。
とはいえ、より導入コストや運用コストを考慮し、トータルでのコストパフォーマンスが良いパソコンを買ったほうが満足度が高くなります。それを踏まえた上で「これからパソコンを組む」という場合の、PCパーツ構成を考えてみましょう。
CPUの選び方
CPUに関しては12世代のCore i5以上、ZEN3世代以上のRyzenを選べば間違いありません。
というのもリーグ・オブ・レジェンドを遊ぶだけであれば問題ないとされるスペックでは、それ以外の作業でパソコンの動作が重たくなる可能性の方が高いのです。特にスペック表記載のCPUでは世代的にWindows 11に対応できないので、これからパソコンを買おうというのであれば最新世代のCPUを選ぶことをおすすめします。
Intel製のCPUであればCore i5-13400で10コア16スレッドあるので、様々な用途で使えます。ゲーム配信をも視野にいれるのであればCore i7-13700辺りがおすすめです。
AMD製のCPUであれば、3D V-CacheによってL3キャッシュが増量された「Ryzen 7 7800X3D」「Ryzen 9 7900X3D」「Ryzen 9 7950X3D」の3モデルが、ゲーム向けCPUとしておすすめです。空冷CPUでも運用可能で扱い易いのも特徴です。
予算の都合が合わない場合は、最新世代から一世代前のCPUを選んでも良いでしょう。旧式化したとはいえ、まだまだ現役で使える性能を持っています。
GPUの選び方
スペック表を見る限りではCPU内蔵グラフィック機能でも十分であり、実際に高いフレームレートが出せます。なので、必要に応じてGPUは後から選ぶということも可能。選ぶGPUとしてはフルHD対応のミドルクラスGPUで十分です。
あとから追加する際に問題になりやすいのがPCケースの大きさで、スリムタイプのPCケースを使っていると搭載可能なGPUの種類が限られてきます。また同時に使用できる電源ユニットの選択肢も限られます。
よってGPUと電源ユニットを搭載できるスペースを確保した、ミニタワー以上のPCケースを選んでおくというのも重要になります。
電源ユニットの選び方
電源ユニットは搭載するGPUによって左右されます。フルHD対応のミドルクラスGPUであれば500W程度、WQHDまでであれば750Wまでの電源ユニットで対応可能です。
実際のパソコンの消費電力は300~500W程度ですが、電源ユニットは容量の50~80%の領域で使うと変換効率が良くて発熱も少ないため、実際の消費電力の1.5~2倍の電源容量にして余裕を持たせておくのがおすすめです。
メモリ・ストレージの選び方
公式のスペック表では4GBのメモリとなっていますが、これでは流石にWindows自体の動きが遅くなります。ゲーミングPCであれば16GB以上が標準的な容量となります。
ストレージはSSDが推奨。ゲームだけでなくパソコン全体の動作やロード時間が短縮されますので、ストレス無く作業できます。
可能であればOSの入ったCドライブ用SSDとは別で、ゲームデータを保存するDドライブ用SSDを搭載するのがおすすめ。SSDは容量が一杯になると動作が遅くなるので、データ容量の大きなゲームデータとOSを切り離すことで、パソコン全体の動作を確保するのが目的です。
まとめ
MOBAの代表的なPCゲームタイトルともいえるリーグ・オブ・レジェンドは、パソコンでしか遊べないゲームですが、用意するパソコンの要件は難しくありません。市販のパソコンでも十分に動きます。
ただPCゲームはリーグ・オブ・レジェンドだけではなく、非常にたくさんのタイトルがあります。
PCゲームはゲームタイトルによって要求スペックが異なるので、これからPCゲームをされるのであればGPUが搭載されたゲーミングPC、あるいはGPUが搭載することを想定したタワー型のデスクトップPCを導入するのがおすすめ。またゲーミングモニターも同時に導入すると良いでしょう。
動作が軽いリーグ・オブ・レジェンドではPCスペックの影響は小さいといえますが、最初に高性能なパソコンを導入して長く使い続けたほうが、ストレスを感じることも少なく、ランニングコストでもお得になるので満足度が高くなります。
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