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RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCの性能・価格は?3060Ti・4060と徹底比較!

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フルHD解像度だけでゲームを遊びたい初心者ゲーマーの中には、ゲーミングPCの購入費用を抑えたい方も多いですよね。

RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCであれば、10万円台後半で買えるモデルが充実しているため、20万円台のゲーミングPCに手が届かない方におすすめです。

しかし、RTX 4070に比べて大幅にスペックが落ちる上に、発売当時は不人気だったため、RTX 4060 Tiのゲーミング性能に不安を感じている人も多いと思います。

今回は、RTX 3060Ti・4060等のGPUと性能・価格を比較した上で、RTX 4060 Tiが不人気だった理由についても解説します。

コスパに優れたRTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCのおすすめモデルも紹介するので、商品の購入を検討している方はぜひ最後まで読み進めてみてください。

目次

他のGPUと比較したRTX 4060 Tiの性能・価格は?

今回は、2023年5月に発売された、RTX 4000シリーズのミドルレンジGPUである、RTX 4060 Tiの性能・価格を他のモデルと比較しながら紹介します。

RTX 4060 Tiがどのくらいのスペックを持つのか気になる方は、ぜひチェックしてみましょう。

「RTX 4060 Ti」と「RTX 3060 Ti」の性能・価格比較

項目RTX 4060 TiRTX 3060 Ti
アーキテクチャAda LovelaceAmpere
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
43524864
ベースクロック2310 MHz​1410 MHz
ブーストクロック2535 MHz1665 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6 8GB
メモリクロック18Gbps14Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
128-bit256-bit
メモリバス帯域幅288 GB/s448 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
3438
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
136152
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
160 W200 W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア22,40520,520
希望小売価格
(2024年4月時点の販売価格)
$399
(59,588円~)
$399
(60,000円~)
発売日2023年5月24日2020年12月2日
「RTX 4060 Ti」と「RTX 3060 Ti」の性能・価格比較表

RTX 4060 Tiの型落ちモデルであるRTX 3060 Tiは、クロック数においてはRTX 4060 Tiの2/3程度しかありません。

しかし、メモリバスやCUDAコア数はRTX 3060 Tiの方が優れているため、どちらの方が高性能か一目では分かりづらいです。

PassMarkスコアで比較してみたところ、RTX 4060 TiはRTX 3060 Tiよりかは優れていることが分かります。

価格はどちらも6万円前後で販売されているため、最新モデルのRTX 4060 Tiを選んだ方がいいです。

「RTX 4060 Ti」と「RTX 3070」の性能・価格比較

項目RTX 4060 TiRTX 3070
アーキテクチャAda LovelaceAmpere
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
43525888
ベースクロック2310 MHz​1500 MHz
ブーストクロック2535 MHz1725 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6 8GB
メモリクロック18Gbps14Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
128-bit256-bit
メモリバス帯域幅288 GB/s448 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
3446
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
136184
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
160 W220 W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア22,40522,456
希望小売価格
2024年4月時点の販売価格
$399
(59,588円~)
$499
(65,688円~)
発売日2023年5月24日2020年10月29日
「RTX 4060 Ti」と「RTX 3070」の性能・価格比較表

RTX 4060 Tiとよく比較されるRTX 3070は、クロック数の面ではRTX 4060 Tiに大きく劣ります。

しかし、メモリクロック・CUDAコア数はRTX 3070の方が3割ほど優れていて、メモリバスに関しては2倍もの差があります。

スペックの違いをPassMarkスコアで比較してみたところ、RTX 3070とほとんど変わらない数値が出ました。

価格はRTX 3070の方が5,000円ほど高価なため、コスパの面ではRTX 4060 Tiの方が優れています。

「RTX 4060 Ti」と「RTX 4060」の性能・価格比較

項目RTX 4060 TiRTX 4060
アーキテクチャAda LovelaceAda Lovelace
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
43523072
ベースクロック2310 MHz​1830 MHz
ブーストクロック2535 MHz2460 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6 8GB
メモリクロック18Gbps17Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
128-bit128-bit
メモリバス帯域幅288 GB/s272 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
3424
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
13696
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
160 W115 W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア22,40520,033
希望小売価格
2024年4月時点の販売価格
$399
(59,588円~)
$299
(42,801円~)
発売日2023年5月24日2023年6月29日
「RTX 4060 Ti」と「RTX 4060」の性能・価格比較表

RTX 4060 Tiの下位モデルであるRTX 4060は、ベースクロックとCUDAコア数が7~8割程度に抑えられています。

また、メモリクロックの数値に関しても、RTX 4060 Tiよりも1Gbps低いのが特徴です。

RTX 4060との優位性をベンチマークソフトで比較したところ、スコア差が12%にとどまりました。

価格はRTX 4060の方が15,000円以上安いため、コスパを重視する方はRTX 4060を選んだ方がいいです。

「RTX 4060 Ti」と「RTX 4070」の性能・価格比較

項目RTX 4060 TiRTX 4070
アーキテクチャAda LovelaceAda Lovelace
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
43525888
ベースクロック2310 MHz​1920 MHz
ブーストクロック2535 MHz2475 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6X 12GB
メモリクロック18Gbps21Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
128-bit192-bit
メモリバス帯域幅288 GB/s504 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
3446
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
136184
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
160 W200W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア22,40526,395
希望小売価格
(2024年4月時点の販売価格)
$399
(59,588円~)
$599
(86,800円~)
発売日2023年5月24日2023/4/13
「RTX 4060 Ti」と「RTX 4070」の性能・価格比較表

RTX 4060 Tiの上位モデルにあたるRTX 4070は、ベースクロックの面では2割ほど劣るものの、CUDAコア数はRTX 4060 Tiよりも30%以上多いです。

RTX 4060 Tiの1.5倍のGPUメモリ・メモリバスを持つだけでなく、メモリクロックも15%ほど優れています。

PCパーツのベンチマークソフトであるPassMarkで比較したところ、RTX 4070の方が18%高いスコアを叩き出しました。

価格は8万円台後半とRTX 4060 Tiよりも25,000円以上高いものの、実用性能の差が想像以上に大きいので、高解像度でゲームを行いたい方はRTX 4070がおすすめです。

GeForce RTX 4060 Tiの特徴・用途

RTX 4060 Tiは高解像度でのゲームプレイには不向きなものの、価格が安く省電力性にも優れているのが魅力です。

今回は、GeForce RTX 4060 Tiの特徴・用途について詳しく解説するので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

RTX 3070並の性能しかない上に4K解像度にも弱い

GPUモデルPassMarkスコア
RTX 409039,455
RTX 408035,178
RTX 4070 Ti SUPER32,736
RTX 4070 Ti31,770
RTX 4070 SUPER30,646
RTX 407026,395
RTX 4060 Ti22,405
RTX 406020,033
RTX 307022,456
RTX 3060 Ti20,520
RTX 306017,137
各GPUモデルの処理性能比較(PassMarkスコア)

最新のミドルレンジGPUであるRTX 4060 Tiは、RTX 3070並の性能しかない上に、4K解像度にも弱いのが特徴です。

RTX 4070との性能差が想像以上に大きく、高解像度でもゲームを楽しみたい方はRTX 4060 Tiを選ぶと後悔する可能性があります。

20万円台のゲーミングPCを購入できるだけの予算がある方は、RTX 4070搭載モデルを選びましょう。

メモリバス幅がRTX 3060 Tiの半分(128bit)しかない

GPUモデルメモリバス幅
RTX 4090384-bit
RTX 4080 SUPER256-bit
RTX 4080256-bit
RTX 4070 Ti SUPER256-bit
RTX 4070 Ti192-bit
RTX 4070 SUPER192-bit
RTX 4070192-bit
RTX 4060 Ti128-bit
RTX 4060128-bit
RTX 3070256-bit
RTX 3060 Ti256-bit
RTX 3060192-bit
各GPUモデルのメモリバス幅の比較

型落ちモデルのRTX 3060 Tiでは256-bitあったメモリ幅が、RTX 4060 Tiでは128-bitまで狭められています。

高速メモリであるL2キャッシュの容量を大きくして対処していますが、負荷が重い場面ではメモリバスがボトルネックになる可能性が出てきます。

DLSS3.0には対応しているが高解像度でのゲームプレイは厳しい

RTX 4060 Tiは、他のRTX 4000シリーズのGPUと同様に、人工知能を活用した最新の超解像度技術であるDLSS3.0に対応しています。

しかし、メモリバス幅が狭い関係で、サイバーパンク2077等の重量級ゲームはDLSS込でもフレームレートが伸びないため、高解像度でのゲームプレイが難しいのがデメリットです。

GPUメモリ容量が8GBと16GBの2種類の製品が存在する

ミドルレンジGPUであるRTX 4060 Tiは、RTX 4070との差別化を図るために、16GBのメモリを搭載したモデルも販売されました。

しかし、メモリバス幅などの他のスペックは8GB版と同じなので、基本的なグラフィック性能に関してはほとんど変わりません。

Stable Diffusionなどの画像生成AIを使わない方は、価格の安いRTX 4060 Ti 8GBを選びましょう。

TDPは160Wに抑えられていて省電力性に優れている

GPUモデルPassMarkスコアTDP
(※消費電力の最大値の目安)
スコア / TDP
RTX 409039,455450W87.7
RTX 408035,178320W109.9
RTX 4070 Ti SUPER32,736285W114.9
RTX 4070 Ti31,770285W111.5
RTX 4070 SUPER30,646220W139.3
RTX 407026,395200W132.0
RTX 4060 Ti22,405160W140.0
RTX 406020,033110W182.1
RTX 307022,456220W102.0
RTX 3060 Ti20,520200W102.6
RTX 306017,137170W100.8
各GPUモデルのTDP(消費電力)とワットパフォーマンス

RTX 4060 TiのTDPは160W(16GB版は165W)に抑えられていて、前世代のRTX 3060 Tiに比べて40Wも小さいため、省電力性が改善されています。

下位モデルであるRTX 4060に比べると消費電力が50W大きいものの、電気代を抑えたい方にはおすすめのGPUです。

2連ファンモデルが充実していてミニタワーPCに搭載しやすい

商品名寸法
GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC
(デュアルファンモデル)
199 × 120 × 42 mm
GeForce RTX 4060 Ti GAMING X TRIO 8G
(トリプルファンモデル)
338 × 141 × 52 mm
寸法比較表(デュアルファンモデル vs トリプルファンモデル)

発熱量が小さい関係で、RTX 4070以上のハイスペックGPUと異なり、2連ファンモデルが充実しています。

デュアルファンのグラボは幅が200mm程度とコンパクトなため、ミニタワーPC向けのGPUを探している方におすすめです。

販売価格は5万円台とRTX 4070に比べて3万円も安い

GPUモデル価格
RTX 4070$599
グラボの販売価格:86,800円~
(※2024年4月時点の価格)
RTX 4060 Ti$399
グラボの販売価格:59,588円~
(※2024年4月時点の価格)
各GPUモデルの販売価格

ミドルレンジGPUであるRTX 4060 Tiは5万円台で販売されていて、RTX 4070に比べて3万円近く安く購入できます。

BTOメーカーの製品でも3~5万円ほど購入費用を抑えられるため、RTX 4070搭載モデルに手が届かない方におすすめです。

RTX 4060 Tiが不人気だった理由は?

半導体不足の影響で、RTX 4060 Tiのバス幅は128-bitに抑えられてしまい、比較対象となるRTX 4070やRTX 3060 Tiに比べて大幅に見劣りする印象を与えました。

項目RTX 4060 TiRTX 4070RTX 3060 Ti
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6X 12GBGDDR6 8GB
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
128-bit192-bit256-bit
メモリバス帯域幅288 GB/s504 GB/s448 GB/s
各GPUのメモリ性能比較表

実行メモリ帯域幅は554GB/sと謳われていましたが、メモリ帯域幅の狭さに対する疑念が晴らせないまま、7万円という高価格で発売されました。

結果として、深夜販売で1人しか購入されず、高解像度での性能の低さも相まって、発売当初はRTX 4060 Tiは不評でした。

しかし、5万円台というRTX 3060 Ti並の価格に落ち着いてからは、フルHD向けのグラボとしてそこそこ売れるようになりました。

3DMarkのベンチマーク性能比較

3DMarkの代表的なベンチマーク計測ソフトとして、DirectX11を使った「Fire Strike」とDirectX12ベースの「Fire Strike」の2種類のソフトが挙げられます。

ここでは、他のGPUと比較しながらRTX 4060 Tiのベンチマークを検証していくので、気になる方は参照してみてください。

Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)

GPUモデルスコア
(Time Spy)
スコア
(Time Spy Extreme)
RTX 409029,40515,893
RTX 408025,32012,679
RTX 4070 Ti SUPER22,16510,818
RTX 4070 Ti21,07510,177
RTX 4070 SUPER19,9429,435
RTX 407017,8178,522
RTX 4060 Ti13,4736,257
RTX 406011,3855,435
RTX 307012,5496,276
RTX 3060 Ti11,5265,631
RTX 30608,6504,097
RTX 30506,1402,798
各GPUモデルの計測結果(Time Spy)

DirectX12用のベンチマークソフトである、Time Spyの通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)のスコアは上の表のとおりです。

RTX 3060 Ti(WQHD解像度)よりも2割近く高いスコアが出ましたが、RTX 3070の4K解像度においてはほとんど変わらない数値となりました。

Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)

GPUモデルスコア
(Fire Strike)
スコア
(Fire Strike Ultra)
RTX 409074,30724,525
RTX 408066,31116,521
RTX 4070 Ti SUPER55,48714,022
RTX 4070 Ti54,30513,310
RTX 4070 SUPER50,29312,293
RTX 407043,44310,025
RTX 4060 Ti33,7887,295
RTX 406026,7236,042
RTX 307031,0208,573
RTX 3060 Ti29,1217,309
RTX 306021,3795,187
RTX 305015,8243,592
各GPUモデルの計測結果(Fire Strike)

DirectX11のベンチマークソフトである、Fire Strikeの通常版(フルHD解像度)とUltra版(4K解像度)で測定してみたところ、上の表のような結果になりました。

4K解像度での性能の低下が激しく、前世代のRTX 3060 Tiとほとんど変わらないスコアしか出なかったので、メモリバスによるボトルネックが生じていることが分かります。

各ゲームのベンチマーク性能比較

今回は、他のRTX 4000シリーズのGPUと比較した、RTX 4060 Tiのベンチマーク性能について詳しくまとめてみました。

RTX 4060 Tiがどのくらいの性能を持つのか気になる方は、ぜひ各ゲームのベンチマーク結果を参考にしてみてください。

Apex Legends

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090287fps279fps213fps
RTX 4080283fps278fps171fps
RTX 4070 Ti SUPER280fps269fps163fps
RTX 4070 Ti275fps263fps159fps
RTX 4070 SUPER256fps247fps148fps
RTX 4070205fps159fps96fps
RTX 4060 Ti162fps123fps71fps
RTX 4060146fps110fps64fps
フレームレート比較表(Apex Legends)

チーム制のFPSゲームとして人気のあるApexは、RTX 4060 Tiならほとんど144fps張り付きで動かせるため、撃ち負けることなく快適に遊べます。

ハイスペックGPUと異なり240fpsには届かないため、ヌルヌル映像でApexを楽しみたい方は、RTX 4070 SUPERを選ぶのがおすすめです。

フォートナイト(DirectX12)

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090148fps112fps67fps
RTX 4080126fps90fps50fps
RTX 4070 Ti SUPER110fps80fps45fps
RTX 4070 Ti105fps73fps40fps
RTX 4070 SUPER93fps64fps34fps
RTX 407080fps56fps30fps
RTX 4060 Ti64fps42fps20fps
RTX 406046fps30fps15fps
フレームレート比較表(フォートナイト・DirectX12)

フォートナイトのDirectX12設定は非常に重く、ミドルレンジGPUであるRTX 4060 Tiだと、60fps前後のフレームレートしか出ません。

以下の競技用設定にすると、負荷が大幅に軽減されて144fpsを出せるようになるため、設定を落としてフォートナイトを遊びましょう。

  • DirectXモード:パフォーマンス
  • クオリティプリセット:低
  • 3D解像度100%
  • 描画距離 最高

パルワールド

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090223fps186fps122fps
RTX 4080190fps153fps92fps
RTX 4070 Ti SUPER170fps135fps80fps
RTX 4070 Ti165fps126fps72fps
RTX 4070 SUPER150fps114fps63fps
RTX 4070128fps94fps53fps
RTX 4060 Ti106fps75fps40fps
RTX 406081fps60fps28fps
フレームレート比較表(パルワールド)

最近話題のオープンワールドゲームであるパルワールドは、ポケモンやゼルダの伝説などの、複数のゲームの要素を組み合わせて作られているのが特徴です。

RTX 4060 Tiであれば、フルHD画質で100fps程度のフレームレートを出せるため、要求スペックさえ満たせばカクつきを感じずに楽しめます。

メモリの推奨要求が32GBに設定されているので、パルワールドを遊ぶ方はメモリ容量をアップグレードしておきましょう。

Escape From Tarkov

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090144fps144fps141fps
RTX 4080144fps144fps137fps
RTX 4070 Ti SUPER144fps144fps131fps
RTX 4070 Ti144fps137fps122fps
RTX 4070 SUPER144fps128fps116fps
RTX 4070144fps112fps100fps
RTX 4060 Ti140fps92fps75fps
RTX 4060128fps71fps60fps
フレームレート比較表(Escape From Tarkov)

ロシアのサバイバルFPSゲームであるEscape From Tarkovは、フレームレートの上限が144fpsに設定されているのが特徴です。

RTX 4060 Tiであれば上限値近いフレームレートが出せますが、パルワールドと同様にメモリを爆食いするので、32GBメモリを搭載したゲーミングPCを選びましょう。

Forza Horizon 5

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090256fps232fps184fps
RTX 4080220fps196fps150fps
RTX 4070 Ti SUPER200fps172fps134fps
RTX 4070 Ti189fps166fps124fps
RTX 4070 SUPER167fps143fps111fps
RTX 4070160fps141fps105fps
RTX 4060 Ti112fps93fps61fps
RTX 406087fps74fps57fps
フレームレート比較表(Forza Horizon5)

カーレーシングゲームとして定評のあるForza Horizon 5は、フルHD解像度であれば110fps出せますが、4K画質になると60fps程度まで落ち込みます。

ウルトラワイドモニターを接続して楽しみたい方は、ワンランク上のRTX 4070搭載モデルを選びましょう。

ファイナルファンタジー14

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090280fps262fps188fps
RTX 4080271fps235fps144fps
RTX 4070 Ti SUPER270fps218fps124fps
RTX 4070 Ti251fps202fps111fps
RTX 4070 SUPER240fps198fps102fps
RTX 4070227fps168fps98fps
RTX 4060 Ti197fps138fps72fps
RTX 4060175fps115fps53fps
フレームレート比較表(ファイナルファンタジー14)

国産MMORPGゲームである、ファイナルファンタジー14は比較的負荷が軽く、RTX 4060 TiならフルHD解像度で200fps近いフレームレートを実現できます。

しかし、4K解像度になると70fpsまで落ち込むので、最高画質でFF14を楽しみたい方は、RTX 4070 SUPER以上のGPUを搭載した製品を選びましょう。

サイバーパンク2077

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090185fps167fps86fps
RTX 4080180fps147fps72fps
RTX 4070 Ti SUPER175fps129fps61fps
RTX 4070 Ti175fps118fps56fps
RTX 4070 SUPER158fps104fps48fps
RTX 4070143fps81fps36fps
RTX 4060 Ti96fps58fps25fps
RTX 406091fps53fps23fps
フレームレート比較表(サイバーパンク2077)

重量級のオープンワールドゲームとして名高いサイバーパンク2077は、最高画質に設定すると25fpsしか出せず、DLSS3を使っても思うようにフレームレートが上がりません。

サイバーパンク2077を最高画質で遊びたい方は、RTX 4070 Ti(RTX 4070 SUPER)を搭載したゲーミングPCを選びましょう。

Overwatch2

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090460fps361fps239fps
RTX 4080410fps318fps207fps
RTX 4070 Ti SUPER397fps307fps199fps
RTX 4070 Ti384fps296fps191fps
RTX 4070 SUPER342fps261fps166fps
RTX 4070311fps235fps147fps
RTX 4060 Ti271fps202fps125fps
RTX 4060232fps171fps103fps
フレームレート比較表(Overwatch2)

3人1組で撃ち合うOverwatch2は、Apexに比べると負荷が軽く、RTX 4060 Tiなら240fpsを上回るフレームレートを叩き出せます。

より上位のGPUになると300fpsを上回るフレームレートを出せますが、実用性能の差はほとんどないので、RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCで十分です。

おすすめのRTX 4060 Ti搭載ゲーミングPC7選

ここでは、RTX 4060 Tiを搭載したゲーミングPCの中で、コスパに優れた各メーカーのおすすめモデルを7つ紹介します。

ゲーミングPC選びで迷っている初心者ゲーマーの方は、ぜひ参考にしてみてください。

LEVEL-M17M-144F-SLX-SAKURA(パソコン工房)

パソコン工房のレベルθシリーズの春限定のモデルで、RTX 4060 TiとCore i5 14400Fを搭載しています。

桜色に光るLEDライトが搭載されていて、美しくておしゃれな外観をしているので、ゲーミングPCの見た目を重視する方におすすめです。

価格も159,800円とRTX 4060 Ti搭載モデルの中ではリーズナブルなため、気軽に購入できるのも魅力です。

おすすめ度
価格税込)159,800円
CPUIntel Core i5 14400F
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリDDR5-4800 16GB
ストレージSSD:500GB NVMe
HDD:無
電源650W 80PLUS BRONZE
LEVEL-M17M-144F-SLX-SAKURA(パソコン工房)の性能比較表

\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/

コスパが最大の強み

G-GEAR GA7A-D230BN/CP1 SSD1TB(ツクモ)

ツクモのG-GearシリーズのRTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCで、コスパに優れたRyzen 7 5700Xが使われています。

即納モデルで注文してから24時間以内に発送されるので、ゲームをすぐに行いたい方におすすめです。

しかし、メモリやストレージのカスタマイズは行えないため、タルコフやパルワールドを行いたい方は、次に紹介するストームのゲーミングPCを選びましょう。

おすすめ度
価格税込)159,980円
CPUAMD Ryzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:1TB NVMe
HDD:無
電源750W 80PLUS GOLD
G-GEAR GA7A-D230BN/CP1 SSD1TB(ツクモ)の性能比較表

\激安セールがアツいBTOメーカー/

安心!ヤマダ電機グループのメーカー

MG-PSK144F46TiW(ストーム)

ストームのミドルレンジゲーミングPCで、安くて高性能なRTX 4060 TiとCore i5-14400Fが搭載されています。

32GBの大容量メモリと1TB SSDが使われているため、さまざまなゲームを楽しみたいヘビーゲーマーの方におすすめです。

光るケースファンが内蔵されたツートーンカラーのPCケースを採用していて、外観がかっこいいのも魅力です。

おすすめ度
価格税込)169,800円
CPUIntel Core i5-14400F
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリDDR4-3200 32GB
ストレージSSD:1TB NVMe
HDD:無
電源850W 80PLUS GOLD
MG-PSK144F46TiW(ストーム)の性能比較表

\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/

見ため最高!デザイン性の高いBTO

NEXTGEAR JG-A7G6T(マウスコンピューター)

マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズのRTX 4060 Ti搭載モデルで、フォートナイトも快適に動かせるRyzen 7 5700Xが使われています。

3年間のセンドバック保証が標準で付いているため、長い間ゲーミングPCを使い続けたい方におすすめです。

価格も169,800円とリーズナブルで、追加料金(4,400円~11,000円)を支払うと、光るゲーミングPCに仕上げられるのもメリットです。

おすすめ度
価格税込)169,800円
CPUAMD Ryzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:無
電源700W 80PLUS BRONZE
NEXTGEAR JG-A7G6T(マウスコンピューター)の性能比較表

\購入後のサポートが最大の魅力/

3年間無償保証&24時間365日サポート

FR30B760/B(フロンティア)

フロンティアの30周年記念モデルで、30周年記念セールの期間は過ぎているものの、購入するとタンブラーが付いてくるのが特徴です。

RTX 4060 TiとCore i5-14400Fが搭載されているため、ApexやフォートナイトのFPSゲームも快適に行えます。

他のゲーミングPCに比べてコンパクトで、高さ365mm・奥行415mm・幅205mmしかないので、設置スペースで困っている方におすすめです。

おすすめ度
価格税込)174,800円
CPUIntel Core i5-14400F
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:1TB NVMe
HDD:無
電源600W 80PLUS BRONZE
FR30B760/B(フロンティア)の性能比較表

\セールのコスパ最強ゲーミングPC/

期間限定セールが安すぎるBTOメーカー

GALLERIA RM5C-R46T(ドスパラ)

ドスパラのガレリアシリーズのRTX 4060 Ti搭載モデルで、IntelのミドルレンジCPUであるCore i5-14400Fが使われています。

おすすめゲームデスク1位のRM7C-R46Tよりも4万円近く価格が安いため、ガレリアPCを買いたい方におすすめです。

180,980円もかかるのにも関わらず、メモリやストレージ容量が絞り込まれているため、コスパを重視する方は他のメーカーの製品を選んだ方がいいです。

おすすめ度
価格税込)180,980円
CPUIntel Core i5-14400F
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:500GB Gen4 NVMe
HDD:無
電源600W 80PLUS BRONZE
GALLERIA RM5C-R46T(ドスパラ)の性能比較表

\圧倒的な知名度No1メーカー/

早くて安いゲーミングPC多数

G-Master Velox II Intel Edition(サイコム)

サイコムのG-MasterシリーズのゲーミングPCで、デフォルトではRTX 4060が搭載されていますが、RTX 4060 Ti 8GBにアップグレードできます。

CPUのカスタマイズの幅が広く、Core i9-14900K(F)までアップグレードを行えるため、CPUの性能にこだわる方におすすめです。

価格はCore i5-14400Fの状態で198,330円と割高で、初心者ゲーマーの方は気軽に購入しづらいのがデメリットです。

おすすめ度
価格税込)198,330円
CPUIntel Core i5-14400F
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
(標準構成はRTX 4060)
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:無
電源650W 80PLUS BRONZE
G-Master Velox II Intel Edition(サイコム)の性能比較表

\ほぼ自作の自由度激高BTOメーカー/

選べるパーツは想像の20倍以上

おすすめのRTX 4060 Ti搭載ゲーミングPC比較表

商品名LEVEL-M17M-144F-SLX-SAKURA(パソコン工房)
G-GEAR GA7A-D230BN/CP1 SSD1TB(ツクモ)MG-PSK144F46TiW
(ストーム)
NEXTGEAR JG-A7G6T
(マウスコンピューター)
FR30B760/B
(フロンティア)
GALLERIA RM5C-R46T
(ドスパラ)
G-Master Velox II Intel Edition(サイコム)
価格税込)159,800円159,980円169,800円169,800円174,800円180,980円198,330円
CPUIntel Core i5 14400FAMD Ryzen 7 5700XIntel Core i5-14400FAMD Ryzen 7 5700XIntel Core i5-14400FIntel Core i5-14400FIntel Core i5-14400F
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GBGeForce RTX 4060 Ti 8GBGeForce RTX 4060 Ti 8GBGeForce RTX 4060 Ti 8GBGeForce RTX 4060 Ti 8GBGeForce RTX 4060 Ti 8GBGeForce RTX 4060 Ti 8GB
(標準構成はRTX 4060)
メモリDDR5-4800 16GBDDR4-3200 16GBDDR4-3200 32GBDDR4-3200 16GBDDR4-3200 16GBDDR4-3200 16GBDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:500GB NVMe
HDD:無
SSD:1TB NVMe
HDD:無
SSD:1TB NVMe
HDD:無
SSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:無
SSD:1TB NVMe
HDD:無
SSD:500GB Gen4 NVMe
HDD:無
SSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:無
電源650W 80PLUS BRONZE750W 80PLUS GOLD850W 80PLUS GOLD700W 80PLUS BRONZE600W 80PLUS BRONZE600W 80PLUS BRONZE650W 80PLUS BRONZE
公式サイトパソコン工房公式サイトツクモ公式サイトストーム公式サイトマウスコンピューター公式サイトFRONTIER公式サイトドスパラ公式サイトサイコム公式サイト
※商品価格は購入時期・オプションにより変動する場合があります。

RTX 4060 Ti搭載グラボを販売しているおすすめメーカー

以下の3社のメーカーから、コスパに優れたRTX 4060 Ti搭載グラボが販売されています。

おすすめメーカーのグラボの特徴をそれぞれ説明するので、自作パソコンに興味がある方は確認してみましょう。

5万円台前半でOC対応モデルが手に入るGIGABYTE

GIGABYTEのRTX 4060 Ti搭載グラフィックボードは、6万円以下で買える価格の安さから価格コムで人気があります。

OC機能に対応していて処理性能にも優れているため、コスパに優れたRTX 4060 Ti搭載グラボを求めている方におすすめです。

低負荷時はファンが回らないセミファンレス機能が付いていて、騒音が生じづらいのもメリットです。

白色のグラボも用意されているASUS

ASUSのDUAL-RTX4060TI-O8Gも、GIGABYTEの製品と同様に59,800で購入できるため、コスパに優れているのが特徴です。

販売価格は7万円台と割高なものの、黒色だけでなく白色のグラボも用意されているので、白色のPCケースに装着したい方におすすめです。

サイズは全幅227mmとデュアルファンモデルの中では大きめで、2スロット分の厚さでは収まりきらない点に注意する必要があります。

静音性と冷却性能の高さが魅力的なZOTAC

ZOTACのRTX 4060 Ti搭載グラボであるVD8524は、販売価格が6万円台と他のメーカーの製品に比べて高価です。

しかし、静音性と冷却性能が高く騒音が生じづらいので、長時間ゲームを行うヘビーゲーマーの方に向いています。

FireStormと呼ばれる専用のソフトウェアに対応していて、電圧やファン速度などの調整を行えるのも魅力です。

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