『うちの奥さん、ニューバランスのスニーカーめっちゃ好きなんです!!』
私の家では、共働きで奥さんがパートで働きに出てくれています。基本的に立ち仕事ですので、『外反母趾の足が痛くなる、足が疲れる』って前々から言ってたんですよ。
だから、いろいろなスニーカーを買って、どれが一番履きやすいか?疲れにくいか?試していました。そこで、ようやく見つけたのが『ニューバランスのスニーカー』だったんです。
そんなめっちゃ履きやすい『ニューバランスのスニーカー』なんですが、種類が多いし、価格も安いのやら高いのやらと、正直迷いませんか?
『私はよく分かりませんでしたw』
そこで、なぜ履きやすいのか?そして、どんな種類があるのか?価格の違い?について、ガッツリ調べてみました!!
なぜニューバランスのスニーカーは履きやすいのか?
ニューバランスって、偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーですからね?
『いかにデザイン性や高機能なスニーカーでも、足にフィットし(履きやすく)なければ意味が無い』っていう想いでスニーカーを作り続けているメーカーです。
公式HPでも、ニューバランスは、スポーツを愛するすべての人に最高の履き心地を提供します。と大々的に宣言しているだけあり、履き心地に関しては並々ならぬ自信が感じられました。
有名人も愛したスニーカー、それがニューバランス
世界的な著名人からモデルまで、さまざまな方々に愛されているのが『ニューバランス』のスニーカーなんです。
私が調べただけでも、かなり有名な方がチラホラ。
ラルフ・ローレン氏(ラルフローレン創業者)
『まるで雲の上を歩いてるようだ』
“スニーカー界のロールスロイス”の異名を持つニューバランスの1300シリーズ。そのスニーカーを履いたラルフ・ローレン氏が言った一言が非常に心に突き刺さりました。
栗野宏文氏(ユナイテッドアローズ 常務取締役)
『今僕が持っているスニーカーの9割はニューバランスなんです』
ニューバランスとClusterのコラボ企画での対談での一言。保有スニーカーの9割がニューバランスって…どんだけ愛されているかが伝わってくる対談内容でした。
設楽洋氏(ビームス代表取締役社長)
『数あるブランドのなかで本命に浮上したのがニューバランスだった』
普段お世話になっている”ビームス”の社長さんもおすすめしてますやん!!ニューバランス…きみはどんだけファッション界の重鎮たちから注目されていたんだwスゴイやん。
履きやすさの秘密は「独自のテクノロジー」にある
ニューバランスのスニーカーの”履きやすさ(履き心地)”の秘密は、独自のテクノロジーがたくさん詰め込まれています。
テクノロジーのカテゴリは9つあり、それぞれのカテゴリごとに細分化された総数40以上の技術が『スニーカーづくり』に活かされています。
- 軽量
- クッション性
- 安定性
- グリップ力
- 耐久性
- 保護性
- 快適性
- フィット性
- サポート力
代表的なテクノロジー「C-CAP」と「ENCAP」
ニューバランスを代表するクッショニングシステムには『C-CAP』と『ENCAP』の2つがあります。
- ポリウレタンを使わないで圧縮加工されたEVA素材(クッション材)のみで作られている
- ポリウレタンを使用していないので、加水分解しにくく、ソールが破損しにくい
- 軽さを求めた履き心地
- EVA素材(クッション素材)とポリウレタンで作られている
- ポリウレタンは、加水分解しやすいので、ソールが破損しやすい
- 足に柔らかい履き心地
水と靴底の素材(主にポリウレタン)が反応して劣化してしまう減少。靴底(ソール)が割れたり、剥がれたりします。
一般的に靴底の修理費用は約8000円ですので、よほどのお気に入りアイテム以外は修理しないで買い換えるのがベター。
ニューバランスのスニーカーは価格区分が3つある
ニューバランスは、おおきく分けて3つのクラスに分けることが出来ます。単純に価格と品質は比例しています。
6000円クラス
主にアジア(中国やベトナム)を生産国としたニューバランスのスニーカーは、この『6000円クラス』のスニーカーになります。
素材(主に合皮)とクッショニングシステムが簡素(チープ感あり)である。クッション性や安定性を求めている方は、選んではいけない。
6000円クラスの | メリット6000円クラスのデメリット |
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価格が安い カラーバリエーションが多い とりあえずニューバランスが欲しい方向け | ニューバランスの感動する履き心地とは程遠い ほとんど消耗品 |
10000円クラス
生産国はアジアがメインですが、クッショニングシステム(C-CAP、ENCAP)や素材(天然皮革など)で6000円クラスを飛び超えているのが『10000円クラス』のスニーカーです。
10000円クラスのメリット | 10000円クラスのデメリット |
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往年のニューバランステクノロジーが駆使されており、履き心地がバツグン 比較的手に入れやすい価格帯 | ニューバランスの定番モデルがこのクラスであり、周りの人とカブる率が高い ソール交換は出来ないので、ほとんど消耗品 |
20000円クラス
生産国はUSA製とUK製であり、ニューバランスが持つ最高の技術を注ぎ込まれたのが、この『20000円クラス』のスニーカーです。
もちろん、職人さんによって1つ1つのスニーカーが手縫いで作り上げられています。
その作業は『圧巻』の一言ですので、是非一度視聴頂ければその凄さが伝わるでしょう。
20000円クラスの | メリット20000円クラスの | デメリット
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履き心地はまさに『雲の上を歩いているようだ』と例えられるほどのバツグンな履き心地 ソール交換が可能で、長く愛用できる | スニーカー1足に約30000円とかなり高額な価格 価格以外のデメリットが見つからない… |
おすすめのニューバランススニーカー4選
- 通販の場合はABCマート(正規販売代理店)での購入がオススメです(ABCマート公式サイト:https://www.abc-mart.net/)
- Amazonや楽天の場合、偽物を掴まされる可能性がゼロでは無いので、正規販売代理店での購入をオススメします
- Amazonのレビュー欄が『偽物を送られた(怒)』とか『完全な偽物でした(泣)』とかばっかりで愕然としました
ニューバランス M574NGS
- 576の廉価版であり、比較的安価な価格帯
- ニューバランスと言ったらこの型番
- ENCAP搭載で履き心地もバツグン
ニューバランス M576CKK
- UK製の手縫いスニーカー(オリジナルはUSA製)
- 574シリーズとあわせて、ニューバランスを代表する型番
- トレイルランニング用だから、ソールがゴツい
- シルエットは丸みを帯びている
ニューバランス M996
- ロードランニング用モデル
- 500番台と比較すると、ソールのゴツさが無い
- 細めのシルエット
ニューバランス M1400
- ニューバランスのフラッグシップ(象徴的)モデル
- ラルフローレンを感動させた1300シリーズの後継シリーズ
- 1994年発売から超ロングセラーのスニーカー
- 最高のニューバランステクノロジーが随所に搭載
さいごに
奥さんに『この靴めっちゃ履きやすいよ』とオススメされて調べた結果、『ニューバランス、スゲェ』となりました。
他のスニーカーメーカーとニューバランスを比較すると“地味な印象”を持っていましたが、ユーザーの履き心地を追求する姿勢にとても感動しました。一貫した想いでスニーカーづくりを続けているので、幅広いファンに愛されているんだなと感じます。
以上
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