この記事では、TP-LinkのWi−Fiルータ「Archer C80」を紹介します。
まず、Archer C80を使ってみた感想は
「5千円のルーターなのにメッチャ速い!」
です。
本製品「Archer C80」は、今話題の高速Wi-Fi規格「Wi-Fi6」には対応していません!
だから、「超ハイスピードのWi-Fi環境」を目指す方には不向きなルーターです。
しかし、5千円ぐらいの価格でそこそこ使えるルーターを探している方には非常におすすめでした。
「ルーターに1万円以上は出したくない」
「手頃な価格で回線速度を早くしたい」
って方は、ぜひとも参考にしてみてください。
Archer C80の外観と付属品
本製品「Archer C80」は無線LAN規格の第2世代である「802.11ac Wave2」Wi-Fi対応の MU-MIMO Wi-Fiルーターです。
- Multi User MIMO(Multiple Input Multiple Output)の略称
- 複数の端末と同時にデータ通信が行えるので、通信速度の低下が防げる
TP-Linkの従来製品と比較して、性能が飛躍的に向上しています。
しかも、価格がほぼ同程度という非常にコストパフォーマンスの高い製品となっております。
Archer C80の付属品は以下になります。
- Archer C80本体
- 電源アダプター
- LANケーブル
- 簡単設定ガイド(取扱説明書)
- Wi-Fi情報カード(SSIDとパスワードが記載)
Archer C80の接続インターフェースは以下になります。
- 電源ボタン
- 電源コネクタ
- ギガビットWANポート(青色)☓1
- ギガビットLANポート(黄色)☓4
4つのLANポートが搭載されているので、多数のデバイスを有線接続できますね。
本体裏面には、4つのゴム足が付いているので、「直置き」と「壁掛け」の2通りの設置ができます。
4つのアンテナは自由に動かすことができます。
Archer C80の接続方法
Archer C80の接続は3ステップで完了します!
- モデムの電源をオフにして、Archer C80の「WANポート」とモデムをLANケーブルで接続
- 自宅の壁にLAN端子がある場合は、Archer C80の「WANポート」とLAN端子をLANケーブルで接続
- 電源アダプターをArcher C80に差し込む
- 電源アダプター差込口のとなりにある電源スイッチをオンにする
- 本体正面にある電源LEDが点灯すれば接続完了
Archer C80の設定方法
Archer C80の接続は4ステップで完了します!
- 設定する方法は「ウェブブラウザ」か「スマホアプリ」の2通り
- スマホアプリが簡単なので、アプリで設定するのがおすすめ!
まずは、スマホアプリをダウンロードしておきます。
- アプリを立ち上げてログイン(TP-Linkのアカウントが無い場合はサインアップを選択)
- 設定用Wi-Fiに接続する
接続するWi-Fiは、付属の「Wi-Fi情報カード」に記載されているSSIDとパスワードを入力
- 今回設定する「Archer C80」を選択
- 接続タイプを選択(契約しているプロバイダによって変わります)
- 2.4GHzと5GHzのネットワーク名とパスワードを入力する
特に希望がなければ「規定のWi-Fi設定を使用する」をタップするとラクに設定できます。
- 設定の適用を待つ(約1分程度)
- 設定完了
Deco M9 PlusとArcher C80の通信速度比較
私が現在使用している「Deco M9 Plus」と今回レビューしている「Archer C80」の通信速度を比較してみました!
- ルーターは1階のリビングに設置
- 測定場所は「1階のリビング」と「2階の寝室」の2箇所
- 測定時間は回線が混雑する夜の9時
一戸建ての1階で通信速度を測定
ルーターを設置している1階で通信測定をしました。
結果は「Archer C80」の勝利!
一戸建ての2階で通信速度を測定
ルーターを設置している1階に対して、一番離れた場所にある2階の寝室で通信速度をしました。
結果は、またしても「Archer C80」の勝利!
ってことで、Archer C80は、価格が安いけどメッシュWi-Fiで構築されたネット環境を超える性能でした。
Archer C80のレビューまとめ
Archer C80は、Wi-Fi5と超高速のWi-Fi規格ではありません。
しかし、そこそこの高速通信ができて安い価格で買うことができます。
一万円以下の安いルーターの中では最強レベルのコスパを誇るルーターかなと感じました。
Wi-Fi速度に不満があるけど、高いルーターには手が出ないって方は、一度お試しください!
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