この記事では、ゲーミングスマホ「Black shark2(12GB+256GB)」のレビューを紹介します!
ゲーミングスマホって、普通のスマホと比べて「何が良いのか?」分からないですよね。
だから、
「最近は何にでも、ゲーミング○○って付ければ良いって思ってない?」
って、「Black shark2」を実際に使うまで、あまり期待はしていませんでした。
しかし、いざ使ってみると
「うはっ!ゲーミングスマホ・・・ええやん!」
と、非常に満足できるスマホでした。
スマホゲームを快適にプレイしたいって思っている方は是非とも参考にしてみてください。
Black Shark2の外観とスペック比較表
Black Shark2の「外観」と「スペック」についてまとめました。
ゲーミングスマホと言われるだけあって、熱いこだわりが詰まったスマホです。
外観は安物感がなくふつうにカッコいい
中華製スマホって安っぽいイメージがあったんですが、「Black Shark2」の見た目にはシビレました。
金属(アルミ)とガラス素材で構成された流線形のボディが、手にフィットしてメッチャ持ちやすい。
USB Type-C端子とSIMスロットが本体下部に搭載されています。
しかし、イヤホンジャックが付いていないので有線イヤホンが使えないので注意が必要です。
Black Shark2の大きな特徴が「Sharkキー」です。
詳しくは後述する「Sharkキーをスライドすれば一発でShark Space(ゲームモード)が立ち上がる 」を見てみてください。
これぞ!ゲーミングスマホって言わんばかりの没入感を味わうことができちゃいます。
ゲームに特化したスマホなのに、地味にカメラ機能が素晴らしい。
メインカメラのレンズが4800万画素(F値1.75)、サブカメラのレンズは2倍望遠1,200万画素(F値2.2)を搭載しています。
広角と望遠のデュアルレンズなのでボケ感のある写真がサクッと撮れちゃいますね。
「大画面は正義」
ゲームをプレイする上で大事なのが画面の大きさ。
Black Shark2は6.39インチの大画面ディスプレイだからゲームがプレイしやすい。
しかも、有機ELディスプレイなので非常に見やすいです。
手持ちのiPhone XSを並べてみましたが、画面サイズと見やすさはBlack Shark2の方が圧倒的に良い感じ。
Black Shark2のスペック比較表
Black Shark2には「無印版」と「Pro版」の2種類があります。
Pro版は、Black Shark2のマイナーチェンジ版なので大きな変更はありません。
- 搭載されているSoC(CPU)変更による処理性能強化
- 冷却システムの向上による熱対策強化
- 動画性能の強化
- Pro版は日本未発売、中国向けは格安の値段設定になっている
機種名 | 価格 | ディスプレイ | SoC(CPU) | メモリ | ストレージ | バッテリー | 対応バンド |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Black Shark2 | 6GB+128GB:49,800円 12GB+256GB:107,800円 | 6.39インチ、フルHD+(2340×1080ドット) | Snapdragon(スナドラ) 855 オクタコア (最大2.84GHz) | 6GB 8GB 12GB | 128GB、256GB (UFS 2.1) | 4000mAh(Quick charge4.0) | FDD LTE (B1,B2,B3,B4,B5,B7,B8,B19,B20,B28) TDD LTE (B34,B38,B39,B40,B41) TD -SCDMA (B34,B39) WCDMA(B1,B2,B5,B6,B8) GSM (B2,B3,B5,B8) |
Black Shark2 Pro | 12GB+128GB:2999元(約47,000円) 12GB+256GB:3499元(約54,800円 ) | 6.39インチ、フルHD+(2340×1080ドット) | Snapdragon(スナドラ) 855 Plus オクタコア (最大2.96GHz) | 12GB | 128GB、256GB (UFS 3.0) | 4000mAh(Quick charge4.0+) | FDD LTE (B1,B3,B4,B5,B7,B8) TDD LTE (B34,B38,B39,B40,B41) TD -SCDMA (B34,B39) WCDMA(B1,B2,B5,B8) GSM (B2,B3,B5,B8) |
AnTuTu Benchmarkスコア比較
Black Shark2の性能を評価するために、ベンチマークスコアを測定してみました。
比較対象は、わたしが普段使ってる「iPhone XS」です。
そして、Black Shark2は「12GB+256GB」モデルを使用。
そして、ベンチマークの結果は「僅差でiPhone XSの勝利」でした。
機種名 | 総合得点 | CPU | CPU数学演算 | PU共通アルゴリズム | CPUマルチコア | GPU | GPU(Terracotta) | GPU(Coastline) | GPU(Refinery) | MEM | RAMアクセス | ROM APP IO | ROMシーケンシャル読み込み | ROMシーケンシャル書き込み | ROMランダムアクセス | UX | データセキュリティ | データ処理 | 画像処理 | ユーザーエクスペリエンス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Black Shark2 | 451325 | 145620 | 35963 | 33060 | 76597 | 162621 | 48168 | 71288 | 43165 | 63229 | 32834 | 10134 | 11564 | 3786 | 4911 | 69031 | 10732 | 21313 | 13646 | 23340 |
iPhone XS | 444549 | 140309 | 38384 | 30369 | 71556 | 171980 | 43299 | 57797 | 70884 | 70278 | 33181 | 14885 | 10838 | 6227 | 5147 | 72806 | 35111 | 9948 | 5430 | 12317 |
「16万で買ったiPhone XSに迫る高性能っぷりにマジで驚愕」
iPhone XSの方が高性能だと信じていた私の心にグサグサ刺さる結果でした。
ベンチマークを計測したひとつ下のグレード「Black Shark2(6GB+128GB)モデル」なら公式サイトでは、数量限定の39800円で販売されているスマホですよ。
低価格のゲーミングスマホがクソ高いiPhone XSに迫るベンチマークスコアを叩き出すんだから人気が出る理由が分かります。
Black Shark2の特徴
ゲーミングスマホ「Black Shark2」の特徴をまとめました。
高性能SoC「Snapdragon(スナドラ)855」を搭載
Black Shark2は、高性能なSoC「Snapdragon(スナドラ)855」を搭載しています。
SoCは、「System-on-a-chip」の略称。
スマホのSoCは「CPUやGPU、キャッシュメモリをひとつのチップにまとめたもの」を指します。
Snapdragon(スナドラ)855は、5G通信にも対応しており最近発売したメジャーなAndroidスマホにも搭載されています。
- Galaxy S10
- Galaxy S10+
- Xperia 1
- AQUOS R3
- Xperia 5
- Galaxy Note10+
- LG G8X ThinQ
Sharkキーをスライドすれば一発でSHARK SPACE(ゲーム没頭モード)が立ち上がる
- ゲームアプリが起動できるランチャー機能
- 感圧タッチの割り当て設定
- 通知や着信をすべてシャットアウト
- メインメモリを最適化(不要なバックグラウンドアプリを終了)
ゲーミングスマホ「Black Shark2」ならではの特徴が、ゲームの没入感を高めるSHARK SPACEです。
一言で説明すると、「Black Shark2がスマホからゲーム機へ早変わりするモード」です。
Youtubeを見ていても・調べ物をしていても、「Sharkキー」をスライドさせれば一発でSHARK SPACEが立ち上がります。
「まるで、ゲーム機のスイッチをオンさせる感覚」
据え置き型のゲーム機の電源スイッチをオンさせてゲームを始める感じをスマホで味わえるとは思いませんでした。
そして、SHARK SPACEはゲームへの没入感をさらに高める機能が盛りだくさんです。
極限モード:CPU・GPUの性能を最大限に引き上げるチートモード
CPU、GPU、TC(温度制御)を最大限にまで設定が可能。
Black Shark2の潜在能力を全開放するチート機能ですね。
感圧タッチの割り当てができる「Master Touch」
感圧タッチに対応しているゲームなら「任意で機能を割り当て」できます。
タッチ操作の幅が広がるので、ゲームパッドがなくてもゲームが上手くなります。
- タッチ操作のレポートレートは240Hz(1秒間あたりのタッチ検知回数が240回)
- ちなみにiPhone XSは120Hzなので2倍のタッチ性能
- タッチの反映時間は43.5ms(0.0435秒)という超高速レスポンス
CPUやメモリー使用状況の確認や最適化がサクッとできる
メモリーやCPUの負荷状況は「Perfomance」画面でサクッと確認できちゃいます。
メモリー負荷が高くなっても、「Clean RAM」ボタンをタップすればメモリ解放ができます。
Black Shark2を実際に使ってみた感想
Black Shark2を実際に使ってみた感想をまとめました。
ヌルヌルさくさくの快適ゲーム生活が送れる
「ゲームで遊んでると重くてカクカクする」
「なんかラグいときがある・・」
といった悩みを持っているならBlack Shark2を試してみてください。
休日に8時間ぶっ通しで「CallofDuty:モバイル」を遊んでみましたが完全なストレスフリーの世界ですね。
ラグ無し・カクつき無しで快適なゲームプレイが可能でした。
Master Touchで格段にゲームの操作性が向上する
「感圧タッチ割り当てをするだけで、チート並に操作性が向上します」
Master Touchで左右の感圧タッチ割り当てが自由自在にできます。
左の押し込みタッチで「ジャンプ」、右の押し込みタッチで「エイム」に設定すればジャンプ撃ちが簡単にできます。
感圧タッチを使うまでは、移動しながらジャンプしてエイムを合わせるのがメッチャ難しかったです。
でも、感圧タッチが使えればホントに楽勝って感じでプレイするのがさらに楽しくなってきました。
唯一の欠点は「リフレッシュレートが60Hz」だけ
Blackshark2のライバル機種であるASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone2」はリフレッシュレートが120Hzです。
リフレッシュレートが変わると画面の表示がより滑らかで鮮明になるので、次期モデルでは改良して欲しいですね。
1秒間にどのぐらい画面が切り替わるか?を表した指標のこと
- 60Hzなら「1秒間に60回、画面の切替が行われる」
- 120Hzなら「1秒間に120回、画面の切替が行われる」
Black Shark2のよくある質問と回答
- 技適は取得しているのか?
-
Black Shark2は日本向けに販売されているゲーミングスマホなので「技適」は取得済みです。
安心して使えるゲーミングスマホですね。
Q:技適マークが付いていなければ違法になるのですか? A:技適マークが付いていない無線機を使用すると電波法違反になる場合があります。
詳しくは、最寄りの総合通信局へお問い合わせ下さい。 - ドコモ回線では4Gにつながらない?
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楽天モバイル(ドコモ回線)を使用してみましたが問題なく4G接続できています
ネット上でチラホラ「ドコモ回線だと4G接続できねぇぞ!」といった口コミを見かけたんですが問題なく接続できてます。
Black Shark2の口コミ・評判まとめ
圧倒的な高性能に驚愕!
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Black Shark2を実際に使ってみた感想まとめ
今までiPhone一筋で生きてきた私が「Blackshark2」を使ってみて率直に感じたことは
「安くて性能が高いので最高にコスパが良い」
です。
Android端末を使ったことがなかったので、使いにくいのかな?って思いましたが全く問題なし。
しかも、iPhoneより安く購入できるし・性能も満足できるしで乗り換えようかなって、本気で心が揺れました。
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