この記事では「ASTRO Gamingのヘッドセット A10(第2世代)」をレビューします。
ASTRO Gamingはロジクールのファミリーブランド。
ASTRO A10は安くていい感じゲーミングヘッドセットなのですが、ちょっとサイズが小さめです。
そこでASTRO A10(第2世代)はどんなゲーミングヘッドセットなのか、これまで30台以上のゲーミングヘッドセットを集めてきたヘッドセットマニアの私がレビューしました!
実際に使ってみて、使用感や良かった点・悪かった点をくわしくまとめています。
- とにかく安くて使えるヘッドセットが欲しい
- 子ども向けのヘッドセットを探してる
という方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
ASTRO A10は小さめのゲーミングヘッドセットです!
まずは、このヘッドセットのサイズについて説明します。
一般的にゲーミングヘッドセットって、大人が装着するようなサイズ感ですよね?
だから普通のゲーミングセットだと、小中学生にはブカブカすぎます。
多くの有名ゲーム実況者のおかげで、今では小中学生でもゲーミングデバイスを手にする機会が増えました。
そういった需要に応えるべく、ゲーミングデバイス大手のロジクールからもG435のように世界最軽量のゲーミングセットが発売されています。
小中学生でも装着できるような、小さめのサイズ感で作られているゲーミングヘッドセットですね!
今回のASTRO A10は、G435と同じく小中学生向けのゲーミングヘッドセットです。
しかし、入門者向けにG435よりも価格がおさえられています。
G435が定価9,350円なのに対して、
ASTRO A10は定価8,250円とかなり安めの価格設定になっています。(記事執筆時、販売価格がかなり安くなってました!)
安いといっても、そこはロジクールのファミリーブランド。
安物中華ヘッドセットと違って、しっかりと品質が担保されています。
ASTRO A10の付属品をチェック
サイズ感をお伝えしたところで、開封して付属品をチェックしていきます!
ASTRO A10の付属品は、
ヘッドセット本体、
オーディオケーブル、
3極変換ケーブル、
取説類、
それからシールが入っていました。
付属品が充実しているので、A10を買えば「PC」「PS5」「PS4」「Xbox」「スイッチ」「スマホ」など、どんなプラットフォームでも使用可能。
安めのヘッドセットなのにしっかり付属品が揃っているので、さすがASTROって感じです!
闇の通販サイトWishで安めのヘッドセットを買ったことあるんですが、性能もしょうもなくてガッカリした覚えがあるのでA10についてはなかなか良さげな印象ですね。
ちなみにその時の動画は↓になります。
ASTRO A10の外観をチェック
次にASTRO A10の外観をチェックしていきます!
子どもって予想外のことをしたり、ビックリするほどモノを雑に扱ったりします。
そんなときに、A10は大活躍。
子どもでも使えるという製品だからか分かりませんが、製品の耐久性がレベチなんです!
まずヘッドセット自体が結構軽めです。
300グラムを下回ると「軽いヘッドセット」と言われますが、A10を実測すると248グラムなのでそこそこ軽めですね。
そして耐久性がガチで高い!
床に落としたりねじったり乱暴に扱っても、壊れないんです!
ふつうはこんな感じでゴリゴリにヘッドバンドをねじったら、絶対にボギッと折れます。
しかしA10はしなやかに曲がって、壊れる気配はゼロw
しかもオーディオケーブルが着脱式です。
ケーブルがヘッドセットと一体化しているタイプの場合、不意にケーブルが引っかかると断線する可能性があります。
でもケーブルが脱着式なので、引っかかったら抜けてくれます。
断線リスクが軽減してますね!
ASTRO A10の特徴について
次は、A10の特徴について見ていきましょう。
A10の特徴は以下の3つです。
それぞれについて、サクッと解説していきます!
特徴1:前モデルから大幅に改善
1つめの特徴は「前モデルから大幅に改善」です。
ASTRO A10は第2世代ということで、前モデルのA10があります。
パッと見はイマイチ違いが分からないかもですが、かなり改善していました!
まず本体がかなり軽くなってます。
第1世代は約344グラム、
第2世代は約248グラム。
どちらもケーブル無しで、本体のみを測定した結果です。
オーディオの音質は中低音がしっかりと強調されていて、ゲームにピッタリという感じ。
実は第1世代は40mmあったドライバーサイズが、第2世代だと32mmにダウンサイズされていたので「音質が低下しているのでは?」って思ってたんです。
でも実際はまったく逆でした!
ドライバーサイズは小さくなっていますが、ハウジング内の空気量など音の歪みに関する調査の結果、最もバランスの良いドライバーサイズに調整しているらしいです。
さすがロジクールのファミリーブランド!って関心しました。
特徴2:低反発素材によって装着感が良さそう
2つめの特徴は「低反発素材によって装着感が良さそう」です。
これも前のモデルと比較してみると一目瞭然でした!
左が第1世代のイヤーパッドで、右が第2世代のイヤーパッド。
パッと見は違いが分かりづらいですが、触ってみると全く違います!
第1世代のイヤーパッドは、よくある普通の布タイプのイヤーパッドです。
まぁ特に良くもないし、悪くもないって感じ。
でも第2世代のイヤーパッドは、低反発のイヤーパッドに改善されていました!
実際に着けてみると分かりますが、柔らかさが全然違う!
第1世代のイヤーパッドはごつごつしてる感じがありますが、第2世代のイヤーパッドは柔らかフィットって感じです。
頭頂部に当たる部分のパッドも、第一世代のものよりも大きくなっていました。
ゲーミングヘッドセットは長時間装着することが当たり前なので、快適な装着感に改善されているのがとても嬉しいですね!
特徴3:マイク性能はボチボチ
3つめの特徴は「マイク性能はボチボチ」です。
ASTRO A10とハイエンドのゲーミングヘッドセットEPOS H6 ProをYAMAHAのオーディオインターフェースAG03に接続して、音声を録音してみました。
比べてみた感じでは、やはり安い分マイク音質はちょっと微妙でした。
EPOS H6 Proの定価は28,300円。
そもそもの価格が全然違うので、音質については仕方ないって感じですね。
音質については聞いてもらったほうがわかりやすいと思うので、動画を貼っておきます。
(マイク性能の比較から再生されます。)
ASTRO A10を使って実際にゲームをプレイしてみた!
ASTRO A10について解説してきましたが、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません。
なので、ASTRO A10を使ってAPEXをプレイしてみました!
まず率直に感じたことは、大人のわたしがA10を使うとちょっと小さいです。
やはり子どもでも装着できるようなサイズ感なので、イヤーカップに耳が収まりきりません。
今まで耳が多いと言われたことがないので、耳の大きさは一般的なサイズだと思います。
そんな一般的なサイズの耳でさえちょっと窮屈さを感じるくらいに、イヤーカップは小さめです。
しかし小さめのサイズ感からは想像できないぐらいに、しっかりと中低音が強調されています!
足音や環境音が聞き取りやすいので、ガッツリゲーミングに特化したゲーミングヘッドセットですね。
格安なのに作りも音質もいいので、コスパはかなりいいと感じました!
まとめ:小さめでコスパがいいゲーミングヘッドセットでした!
安いけどコスパ最強の小さいゲーミングヘッドセット、ASTRO A10をレビューしました!
実際に使ってみて感じた「良かった点」と「悪かった点」は以下のとおりです。
良かった点 | 悪かった点 |
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安いのにそこそこ使える 低反発のイヤーパッドが快適 | サイズは小さめ |
良かった点
良かった点 |
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安いのにそこそこ使える 低反発のイヤーパッドが快適 |
ASTRO A10の良かった点は、安いのにそこそこ使えるところです。
大手ゲーミングデバイスメーカーが開発しているヘッドセットとしてはかなり安めの価格設定なのに、使い勝手はそこそこよかったです!
また、低反発のイヤーパッドが快適でした。
安めのヘッドセットなのに低反発のイヤーパッドが採用されており、心地よい装着感でした。
悪かった点
悪かった点 |
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サイズは小さめ |
ASTRO A10の悪かった点は、サイズが小さめなところです。
大人に向けて開発されていないと思うので仕方ありませんが、やはり頭の大きな方はサイズが合わないです。
わたしもヘッドバンドを最大まで伸ばせばギリギリ使えますが、耳をすっぽり覆うことはできませんでした。
しかし、3年生の息子だとバッチリ装着できました!
ターゲット層はゲーミングデバイスに興味を持ち始めた小中学生なので、ゴリゴリのエントリーモデルって感じですね。
頭の大きな人には不向きですが、子ども向けの安くて使えるヘッドセットを探してるって方にはドンピシャでハマるアイテムでした!
初めてヘッドセット買ってあげるけど、安物中華だと心配…
かと言って、いきなり高いものは×
そんな方は、ぜひASTROのA10(第2世代)をチェックしてみてくださいね!
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