この記事では「ELDEN RING(エルデンリング)におすすめのゲーミングPC」を5つ紹介します。
エルデンリングはフロム・ソフトウェアが開発し、バンダイナムコ エンターテイメントが販売を手掛けるオープンワールドのアクションRPGです。2022年2月にリリースされ、その年のゲームに関する賞を数多く受賞しており、フロム・ソフトウェアが開発を手掛けたゲームとしても超大作に仕上がっています。
家庭用ゲーム機でもプレイ可能な本タイトルはSteamでの配信もされており、ゲーミングPCでのプレイも可能。オンラインでの対戦要素やゲーム内データのアップデートも入ります。
そんなエルデンリングは2023年3月にレイトレーシング機能が実装され、より高品質のグラフィック体験も可能となりました。その分レイトレーシング環境下では要求スペックが上昇。一方でレイトレーシングの高負荷を軽減するDLSSやFSRなどの、アップスケーリング機能が未実装であるため、純粋なGPU処理能力が求められます。
「エルデンリングを快適にプレイしたい!」という要望に応えてくれる、おすすめゲーミングPCを紹介します。
エルデンリングにおすすめのゲーミングPC5選
エルデンリングは映像美が魅力のオープンワールドアクションRPGであるため、可能な限り画質を上げてプレイしたいゲームタイトルです。
特に2023年3月より使えるようになったレイトレーシング機能に関しては、より映像美が際立つ代わりに更なるGPUの処理能力が必要とされます。レイトレーシングの有無については好みが分かれるので、不要と感じるのであればレイトレーシングをOFFにすることもできます。
一方で映像としての滑らかさを決めるフレームレートに関しては、ゲーム内で60fpsの上限値が設けられています。上限値があまり高いフレームレートでないため、フレームレートの低下が発生するとカクツキや遅延として感じやすいというのも特徴です。
よって今回紹介するのは「フルHD画質で上限値の60fps付近を安定出力できる事」を条件に紹介。具体的には15万円以上のミドルクラスゲーミングPCであれば、フルHD/60fpsでの出力が可能です。
ゲーミングPC | ゲーミング性能 | ポイント | 価格(税込) | GPU | CPU | メモリ | SSD |
---|---|---|---|---|---|---|---|
LEVEL-M76M-134F-SLX | チェック | コスパ重視のミドルクラスゲーミングPC | 158,800円 | RTX 4060 Ti | Core i5-13400F | 16GB | 500GB |
LEVEL-M77M-137F-SLX | チェック | 最新世代Core i7搭載のミドルクラスゲーミングPC | 189,800円 | RTX 4060 Ti | Core i7-13700F | 16GB | 500GB |
GALLERIA XA7C-R47 | チェック | 最新世代Core i7を搭載した推奨PC | 239,980円 | RTX 4070 | Core i7-13700F | 16GB | 1TB |
FRGAG-B760/SG6/NTK | チェック | 4Kにも対応可能なアッパーミドルクラスゲーミングPC | 289,800円 | RTX 4070 Ti | Core i7-13700F | 32GB | 1TB |
G-GEAR GA7A-F231/XB | チェック | ゲーミングCPUを搭載し幅広いラインナップ | 276,800円~ | RTX 4060Ti 他 | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB |
パソコン工房 LEVEL-M76M-134F-SLX
おすすめ度 | |
価格 | 158,800円 |
CPU | Intel Core i5-13400F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
導入コストを安く抑えたいという方におすすめとなるのが、パソコン工房のLEVEL-M76M-134F-SLXです。
CPUにIntel 13世代のCore i5-13400Fを搭載しており、大小合わせて10個のCPUコアでマルチスレッド性能も高いです。
GPUにはRTX4060Tiを搭載しており、フルHD環境での高フレームレートが出しやすくなっています。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
ELDEN RING(エルデンリング) (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(低設定 ) | 平均 60fps |
フルHD(高設定 ) | 平均 60fps |
フルHD(高設定 レイトレーシング有効) | 平均 45fps |
- ゲーム性能総評
-
ミドルクラスのゲーミングPCとしては標準よりやや高めのスペックです。
フルHD環境であれば快適にプレイ可能。
欠点としてはPCケースとマザーボードがmicroATX規格であるため、拡張性が低いです。
ミドルクラスとしては処理能力の高いRTX4060Tiを搭載しているので、フルHD環境でプレイするPCゲームなら快適にプレイ可能です。
PC版エルデンリングを快適に遊びたいなら、まずはミドルクラス以上のゲーミングPCが必要です。
PCゲームをプレイするだけなら問題ありませんが、microATX規格のミニタワーケースとマザーボードの組み合わせなので、拡張スロットが少ないです。GPUによって2スロットは埋まってしまうので、キャプチャーカードやサウンドカードなどを追加したい場合は、USB接続タイプを選ぶことになります。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
パソコン工房 LEVEL-M77M-137F-SLX
おすすめ度 | |
価格 | 189,800 円 |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 DIMM (PC5-38400) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
よりCPU性能が要求される用途での使用を考えているのであれば、パソコン工房のLEVEL-M77M-137F-SLXがおすすめです。
こちらは先に紹介したLEVEL-M76M-134F-SLXから、CPUがCore i7-13700Fへとアップグレードされたモデルになります。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
ELDEN RING(エルデンリング) (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(低設定 ) | 平均 60fps |
フルHD(高設定 ) | 平均 60fps |
フルHD(高設定 レイトレーシング有効) | 平均 45fps |
- ゲーム性能総評
-
単純なゲーム性能や拡張性については、LEVEL-M77M-137F-SLXと同等です。
エルデンリングではCPUの差によるフレームレートへの影響はわずか。
ただCPUが強化されているので、ゲーム配信などをする場合に強みが出てきます。
ベースがLEVEL-M77M-137F-SLXと同じなので、CPUの違いによる部分でしか差別化できていません。なので、拡張性の低さなどの欠点もほぼそのまま引き継いでいます。
ただパソコンの要ともいえるCPUの強化をして、損をすることはまずありません。
ゲーミングPCにおいては、どちらかといえばGPU性能が重視されがちですが、高いフレームレートの安定出力にはCPUとのバランスも重要です。
またゲーム配信をする場合、CPUもしくはGPUのどちらかの処理能力を使ってエンコードする必要があります。GPUがRTX4060Tiですと、エルデンリングのゲーム実況でのリアルタイムエンコードをするだけの余力がありません。
そんな時はCPUでエンコードすることになるのですが、CPUのコア数が多いCore i7-13700Fであれば、エンコードの負荷にも耐えることができます。
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コスパが最大の強み
ドスパラ GALLERIA XA7C-R47 ELDEN RING 推奨ゲーミングPC
おすすめ度 | |
価格 | 239,980円 |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | NVIDIAGeForce RTX 4070 |
メモリ | 16GB (8GBx2) (DDR4-3200) |
SSD | 1TB SSD (NVMe Gen3) |
電源 | 650W 電源 (80PLUS BRONZE) |
より強力なGPUを使って高画質環境でプレイしたいのであれば、ドスパラのGALLERIA XA7C-R47がおすすめです。こちらはエルデンリング推奨PCでもあります。
CPUはCore i7-13700F、GPUはWQHD以上に対応できるRTX4070を搭載しています。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ゲーミング性能
ELDEN RING(エルデンリング) (シミュレーション値) | |
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WQHD(高設定 ) | 平均 60fps |
WQHD(高設定 レイトレーシング有効) | 平均 55fps |
4K(高設定 レイトレーシング有効) | 平均 45fps |
- ゲーム性能総評
-
WQHD環境でも快適にプレイできる性能です。
レイトレーシングを有効にしてもほぼ60fps付近を安定して出せています。
ただ4K画質を処理するのはやや厳しいと言えそうです。
フルHDはもちろんのこと、WQHDでもプレイ可能な処理性能を持っています。数あるエルデンリング推奨PCの中でも、RTX4000シリーズを搭載している物は珍しいです。
エルデンリングのレイトレーシング実装後に登場しているモデルなので、フルHD環境であればレイトレーシング有効にしても快適にプレイできそうです。
CPUもGPUも高性能なので、大抵のPCゲームは快適動作。ゲーム配信も可能なので、やりたいPCゲームが多い人にもおすすめです。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
フロンティア FRGAG-B760/SG6/NTK
おすすめ度 | |
価格 | 289,800円 |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti |
メモリ | 32GB (16GB x2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
電源 | 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様) |
4Kゲーミングも視野に入れている方には、フロンティアのFRGAG-B760/SG6/NTKがおすすめです。
CPUはCore i7-13700F、GPUが4K対応のRTX4070Tiとなっています。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ゲーミング性能
ELDEN RING(エルデンリング) (シミュレーション値) | |
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4K(高設定 レイトレーシング有効 ) | 平均 60fps |
- ゲーム性能総評
-
4Kの高設定レイトレーシング環境でも、フレームレートの低下はほとんどなし。
GPU使用率から見ても若干余裕があるほど。
単純にゲームをプレイするだけならオーバースペックです。
4Kの高設定レイトレーシング環境で60fpsを安定して出力できており、性能としては申し分なしです。
ただ単純にゲームをプレイするだけならオーバースペック。この圧倒的な性能を体感するには4Kゲーミングモニターなどの周辺機器も必要になるので、PC本体以外での出費も大きくなるというところが欠点かもしれません。
最高クラスの環境でPCゲームをプレイしたい!
この領域のゲーミングPCが必要な方というのは、かなりのヘビーゲーマーです。
一応もっと上位のGPUを搭載したゲーミングPCもありますが、それを必要とするのは主にAI分野となります。RTX4070TiでもAI生成は可能なので、ゲームだけでなくAI分野に興味がある方にもおすすめとなります。
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ツクモ G-GEAR GA7A-F231/XB
おすすめ度 | |
価格 | 276,800円~ |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | RTX 4060Ti 他 |
メモリ | 32GB (16GBx2枚) DDR5-4800 |
SSD | 1TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) |
電源 | CWT製 定格750W 80PLUS GOLD対応 |
とにかくゲーム性能特化という方には、ツクモのG-GEAR GA7A-F231/XBがおすすめです。
CPUはL3キャッシュを増量したAMD Ryzen 7 7800X3D、GPUはRTX4060TiからRTX4070Tiまで選ぶことができます。
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安心!ヤマダ電機グループのメーカー
ゲーミング性能
ELDEN RING(エルデンリング) (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(低設定 ) | 平均 60fps |
フルHD(高設定 ) | 平均 60fps |
フルHD(高設定 レイトレーシング有効) | 平均 45fps |
- ゲーム性能総評
-
CPUがゲーム性能特化のため、GPUの性能を引き出しやすいです。
しかし60fps上限のあるエルデンリングではその性能を活かし切れません。
幅広いゲームを楽しみたい方におすすめです。
シミュレーションではRTX4060Ti搭載モデルを参考にしています。
通常のエルデンリングでは60fpsの制限があるため、Ryzen 7 7800X3Dの効果は実感しにくいでしょう。高フレームレートが出せる環境であれば、Ryzen7 7800X3Dの効果は絶大です。
ゲーミングCPUという響きが良い!
CPU内部のL3キャッシュメモリを増量したCPUは、物理的に遠いメインメモリへのアクセス頻度が減らせるので、低遅延で処理が行えます。これがゲームにおいては高フレームレートに繋がりやすいのです。
価格がやや割高という欠点はありますが、高性能なCPUの中では省電力設計になっており、空冷CPUクーラーでの運用も可能で扱い易いのも特徴。またAM5ソケットが2026年までサポートされるという公式アナウンスもありましたので、中長期的な運用をするのにも向いています。
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PCでエルデンリングをプレイするメリット
エルデンリング自体はPS5などでもプレイ可能です。
一見すると使用端末の価格から考えて、PS5などのほうがコストパフォーマンスに優れているようにも見えるのですが、PCゲームとしてエルデンリングをプレイすることでのメリットもあります。
ゲーミングPCなら高画質描画!操作もスムーズ!
ゲーミングPCとPS5の違いは、内部パーツの世代差による性能の差です。
PS5はAMDのZEN2世代の8コアRyzen CPUと、RDNAベースのGPUが搭載されています。PS5の発売日が2020年11月であるため仕方のないことではありますが、内部設計が古いと言うしかありません。
一方でゲーミングPCはPCパーツの世代交代があったことで、PS5との性能差を広げています。PS5だと処理能力不足となるシーンも見られ、特にレイトレーシングなどの重たい設定をするとフレームレートが下がり易くなります。
ゲーミングPCであれば性能を追求することで、PS5では実現できない高画質とフレームレートの両立させてのプレイが可能です。またPCゲームにおけるキーボード+マウス操作はもちろんのこと、Bluetooth接続さえできればゲームパッドでのプレイも可能。入力機器の選択肢が多いというのも、ゲーミングPCならではと言えます。
ゲーミングPCならGPUドライバのアップスケーリング機能が使える
基本的にPCゲームでは高フレームレートである方が、入力遅延なども少なくて有利となります。高フレームレート化を狙うのであれば、画質を下げることでGPUへの負荷を軽くする必要がありますが、可能な限り綺麗な映像で楽しみたいものです。
画質の低下を抑えつつGPU負荷を軽くする方法の一つがアップスケーリング機能であり、代表的な物としてはDLSSやFSRがあります。これらはゲーム側で対応している必要があり、エルデンリングでは未対応のため使えません。
ですがゲーミングPCなら、もう一つのアップスケーリング機能として、GPUドライバ標準のアップスケーリング機能が使えます。NVIDIAであれば「NIS」、AMDであれば「RSR」と言われるもので、GPUドライバ内の設定から有効にすることができます。
ただどちらの機能についても「DLSSやFSRが使えないゲームでの利用を推奨」とされており、DLSSやFSRに比べると処理の荒さが目立ちます。あくまでゲーム内のアップスケーリングが使えない場面で利用するための、補助的な機能と捉えるべきでしょう。
PC版ならMODが使える
PC版のエルデンリングに関する情報はweb上で広く公開されています。その中に通常ではあり得ない、60fps以上のフレームレートでの動作を実現しているものがあります。
これらはゲームデータを書き換えるMODを導入させたもので、MOD導入自体はエルデンリングに限らずPCゲームでは広く行われている行為です。中にはマインクラフトのようにMODの導入が当たり前になっているゲームもあります。先述したアップスケーリング機能とフレームレート上限解除のMODを組み合わせれば、エルデンリングでも高いフレームレートが実現可能です。
ただしMODの多くは個人製作の物であり、公式に配布されるものではありません。MOD導入は自己責任で行う必要があります。
エルデンリングを遊ぶためのPCの選び方
ここまで5つのゲーミングPCを紹介しましたが、中には「自分の好みとは違う」「見た目やパーツにこだわりたい」という方も居られると思います。
そういった方には他のBTOパソコンを探す、あるいは自作PCへの挑戦やPCショップでの組立代行サービスを利用すると良いでしょう。
必要スペック | 推奨スペック | 必要(レイトレーシング) | 推奨(レイトレーシング) | |
---|---|---|---|---|
CPU | Intel Core i5-8400 AMD RYZEN3 3300X | Intel Core i7-8700K AMD RYZEN5 3600X | Intel Core i5-10600K AMD RYZEN 5 3600XT | Intel Core i7-10700K AMD RYZEN 7 3800XT |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB AMD Radeon RX 580 4GB | NVIDIA GeForce GTX 1070 8GB AMD Radeon RX Vega 56 8GB | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti, 8GB AMD Radeon RX 6700 XT, 12GB | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti, 8GB AMD Radeon RX 6900 XT, 16GB |
メモリ | 12GB RAM | 16GB RAM | 16GB RAM | 16GB RAM |
ストレージ | 60GB以上 | 60GB以上 | 60GB以上 | 60GB以上 |
その上で確認しておきたい推奨スペックですが、エルデンリングにはレイトレーシングの有無によって、2つのスペック表が存在します。
ただスペック表のパーツを確認すると、レイトレーシングを想定したPCの方が性能も高くて世代も新しいです。これから新規でゲーミングPCを用意するのであれば、レイトレーシング環境を想定したPCスペックにするのが良いでしょう。
CPUの選び方
CPUに関しては6つ以上のCoreを持つCPUがおすすめです。
Intelの13世代Core i5は大きさと処理能力の異なるCPUコアを搭載しており、合計で10コア以上になります。ゲーム配信を視野に入れているのであれば、より処理能力が高いコアが多いCore i7-13700などが良いでしょう。
AMDのCPUはコアの合計数こそIntel CPUに比べて少ないですが、全てが処理能力の高いCPUコアで構成されています。その中でもやはりL3キャッシュ容量の多い「Ryzen 7 7800X3D」が、ゲーミング性能が高くておすすめです。
GPUの選び方
GPUに関しては、フルHD対応の最新ミドルクラス以上が必要です。
具体的には「RTX4060Ti」や「RX7600」辺り。レイトレーシングを有効にして快適に動かすのであれば、もう1つランクを上げて「RTX 4070」辺りがおすすめです。
電源ユニットの選び方
ゲーミングPCの消費電力はGPUによって大きく左右されます。フルHDゲーミング対応のミドルクラスGPUであれば500W程度、WQHDゲーミング対応のアッパーミドルクラスのGPUであれば750W程度の電源で対応可能です。
実際のゲーム中の消費電力は300~500W程度ですが、電源ユニットは容量の50~80%の領域で使うと発熱が少なくて変換効率も良いので、実際の消費電力の1.5~2倍程度の容量にして余裕を持たせておくのがおすすめです。
メモリ・ストレージの選び方
メモリは16GBを搭載するのが良いでしょう。ゲーミングPCとしては標準的な容量です。
ストレージに関してはSSDが推奨されます。ゲームを始めとしたパソコン全体の動作時間が短縮されるので、待ち時間などでのストレスが減ります。
可能であればSSDはOS用のCドライブと、ゲーム用のDドライブで、物理的に2つのSSDを搭載するのがおすすめです。これはSSDは容量が一杯になると動作が遅くなるためで、容量が大きなゲームデータを隔離し、OSの快適動作を確保するのが目的です。
まとめ
エルデンリングは2022年にリリースされたゲームタイトルの中でも、世界的に高い評価を得たゲームの一つ。アップデートも続いており、レイトレーシング対応によって更にクオリティが増しています。
ただゲーミングPCを使って快適動作を~と考えると、それなりのスペックが要求されます。特にレイトレーシングに関しては、負荷を軽減するアップスケーリング機能がゲーム内に存在していないため、GPUに求められる性能が高くなりがちです。
ゲーム用途だけで考えればゲーミングPCは非常に高価な代物となってしまいますが、高性能なパソコンであると考えれば利用価値は非常に高く、生産的な活動を通じて収入を得ることも可能です。またゲーミングPCであれば「後からパーツを載せ替えて運用」することができます。既に性能が固定化されている家庭用ゲーム機と違い、ゲーミングPCはパーツを入れ替えてアップグレードすることが可能なのです。
エルデンリングが快適に動くゲーミングPCであれば、他のPCゲームも快適動作が期待できるので、PCゲーム全般に興味がある方にもおすすめです。
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