この記事では、スイッチ向けプロコン「Flydigi VEDER2 PRO」をレビューします!
VEDER2 PROはわたしが動画でレビューした当時は並行輸入もされておらず、日本の通販サイトでは買うことができませんでした。
中国の通販サイト「アリエクスプレス」でしか購入できなかったんです。
それが日本のAmazonや楽天でも購入できるようになりました!
そこでこれまで40台以上のコントローラーを集めてきたプロコンマニアのわたしが、Flydigi VEDER2 PROをくわしくレビューします!
実際に使ってみて良かった点や悪かった点も、しっかりとまとめました。
感想をひとことでまとめると、久々の当たりコントローラーです!
「最近スイッチ買いました!」
「どのプロコン買おうか悩んでる」
という方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
VEDER2 PROの付属品チェック
まずはFlydigi VEDER2 PROの付属品をチェックしていきます!
VEDER2 PROの付属品は次の4つ。
コントローラー本体、
接続用USBケーブル、
USBドングル、
取説類です。
このコントローラーはスイッチ以外にも、PCやAndroid端末で使用可能です。
PCで使う場合は、付属のドングルを挿せばサクッと使用可能。
スイッチやAndroid端末とはBluetooth接続で、サクサクっと接続できますよ。
VEDER2 PROの外観チェック
次にVEDER2 PROの外観をチェックしていきます!
パッと見は、XboxのEliteコントローラーに近い形をしています。
そして操作できるボタンが過去イチで多い!
通常のコントローラーで使うのは、ABXYボタン、LRとZLZRですよね?
このコントローラーはそれに加え、
CとZ、
背面ボタンのM1・M2・M3・M4と、任意で割り当て可能なボタンが6つも付いていました!
背面ボタン付きのコントローラーだと、背面に4つのボタンが付いていることはあります。
でもコントローラーの表面に2つのボタンが追加されているのは未だかつて出会ったことがない仕様だったので、かなりビビりましたw
任天堂の純正プロコンと比較するとこんな感じ。
VEDER2 PROは、純正よりも細かいところが配慮されて作られていますね。
たとえば、スティックの軸。
純正プロコンのスティック軸は、柔らかめのプラスチック素材です。
長期間使っているとスティックの軸部が削れてしまい、異物混入の不具合が発生したりします。
いわゆる「白い粉問題」ですね。
しかし、VEDER2 PROのスティックの軸部はステンレスで囲われています。
だから、削れによるスティック不具合が起きにくい配慮がされているんです!
コントローラー上部にある謎の溝には、別売りのアタッチメントが装着できます。
アタッチメントを装着することで、スマホをコントローラーにホールドさせてゲームができる仕様。
今回はアタッチメントを購入していないし、スマホでも使わないので、使い心地は不明です。
ZLZRボタンは、ストロークが深めのフカフカ仕様。
個人的にはカチカチ押せるボタンが好きなので、ちょっと残念でした。
ちなみにXbox公認のスカフコントローラーSCUFのINSTINCT Proだと、こんな感じでトリガー仕様をカチカチかフカフカかボタンで切り替えることができます。
とはいえ実売価格が4万円もするので、頭のネジがぶっ飛んだ人かプロコンマニアぐらいしか買わないと思うので参考程度でw
VEDER2 PROは、外観チェックだけでもかなり良い感じのプロコンと思わせてくれる仕上がりでした!
VEDER2 PROの3つの特徴
外観チェックは良さげでしたので、次は特徴をサクッと見ていきましょう!
VEDER2 PROの特徴は、以下の3つです。
それぞれの特徴をサクッと見ていきましょう!
特徴1:オレ史上最多の操作ボタンを搭載
1つめの特徴は「オレ史上最多の操作ボタンを搭載」です。
外観チェックでも確認しましたが、このコントローラーはボタンが多い!
いままで多くのスイッチ向けコントローラーを実際に使ってきましたが、ここまで多くのボタンを搭載したコントローラーは見たことがありません。
とはいえ、操作には慣れが必要かもしれません。
背面ボタンの押し心地はこんな感じ。
グリップしたときに、中指の位置にちょうどボタンが配置されています。
だからM1・M2ボタンはかなり押しやすいですね!
M3・M4は、中指を少し奥側へ移動させたところに配置されています。
私自身が慣れていないのもありますが、M1・M2ボタンよりは押しにくい印象です。
コントローラーの表面に配置されているのが、CボタンとZボタン。
親指をABボタンに載せたときに、ちょうど親指の第一関節あたりにCボタンとZボタンが配置されています。
正直この2つのボタンに関しては、使い道が思いつきませんw
便利な使い方を思いついた方は、ぜひコメント欄で教えてください!!
お願いします!
特徴2:搭載している機能はほぼ純正
2つめの特徴は「純正プロコンとほぼ同じ機能を搭載している」です。
サードパーティ製プロコンは、純正には搭載している機能が無いことが多いです。
例えば、
- コントローラーでスイッチのスリープ解除がない
- ジャイロ機能がない
- スクショ撮影がない
などなどです。
しかしこのコントローラーは、NFCの読み取り以外の機能はほぼ搭載しています。
なので純正プロコンで地味に便利だと思っている機能「コントローラーでスイッチのスリープ解除」が、VEDER2 PROでもできます!
純正とほぼ同じ機能を搭載したコントローラーは種類が限られているので、Vader2 Proはなかなか良さげかなって思います。
特徴3:専用ソフトで詳細設定が可能
3つめの特徴は「専用ソフトで詳細設定が可能」です。
これはPCを持っている方限定なのですが、専用のソフトウェアをダウンロードすることで詳細なコントローラー設定が可能になります!
まずソフトのインストールから。
こちらをクリックし、公式サイトに行きます。
Google検索で「Flydigi」と入力してアクセスしてもOK。
公式サイトの上部メニューから「Flydigi Game Center」のボタンをクリック。
次に「Flydigi Space」をクリックすると、
ソフトのダウンロードが開始します。
あとはインストールしてソフトを立ち上げて、画面の指示に従って進めればOK。
コントローラーのライティング設定、
ボタン割り当ての変更、
スティックの感度調整、
ジャイロセンサーの感度調節って感じで、かなり細かい内容のセッティングが可能です。
しかも、スティックの感度調整はエイム曲線を任意に設定できるので、スティックの動かし始めからどういう感度に設定するかまで全部自分で決めることができちゃいます!
「マウス並みの振り向きができるぐらいにエグい高感度にする」といった意味不明なレベルでの調節も可能。
コントローラーでの操作を極めたい方には、非常に重宝する機能ですね!
Vader2Proを使って実際にゲームをプレイしてみた!
特徴を見る限りかなり期待の持てるコントローラーですが、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません。
なので、VEDER2 PROを使ってフォートナイトをプレイしてみました!
外観チェックの時点でかなり使い勝手が良いコントローラーだろうなと思っていた通り、良い感じに使えます!
スティックのデッドゾーンはこんな感じで純正と同様レベルでリニアに反応してくれるので、全く問題なし。
スティックをグルグル回しても、遅延や引っ掛かりなども感じずにめちゃくちゃスムーズに動いてくれます。
なので実際のゲームで使ってみても、かなり操作がしやすいコントローラーになっています。
そして背面ボタンに関しても自然なグリップ姿勢で押せる位置に配置されており、スムーズに使いこなすことが可能。
Flydigi VEDER2 PROの記事執筆時の価格は、6,930円(税込)です。
この値段でこのレベルの操作性が手に入ると考えると、かなりコスパが高いように感じます。
とても操作性が良く、かゆいところにも手が届く親切設計な最強コントローラーでした!
まとめ:コスパ最強レベルのプロコンでした!
日本未発売のプロコン「Flydigi VEDER2 PRO」をレビューしました!
日本語のレビューがほとんどなく事前情報が全くなかったので不安もありましたが、製品はめちゃくちゃ良いものでした!
メリット | デメリット |
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コスパが最強レベルで高いプロコン 複数のデバイスで使用可能 | Amazon等でも購入可能になりました! |
VEDER2 PROを実際に使ってみて感じた良かった点と悪かった点は、以下のとおりです。
良かった点
メリット |
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コスパが最強レベルで高いプロコン 複数のデバイスで使用可能 |
VEDER2 PROを実際に使ってみて良かった点は、コスパが最強レベルで高いプロコンであるところです。
約7,000円という価格の割には、純正とほぼ同様レベルの機能を搭載しています。
PCは必須になりますが、専用のソフトウェアでかなり細かい箇所までカスタマイズが可能。
製品の作り自体もしっかりユーザーの使いやすさが考えられている感じで、とてもいい印象を受けました。
また、複数のデバイスで使用可能なのも良かった点です。
このコントローラーってスイッチ以外にも、PCやAndroid端末で使うことができます!
スイッチでしか使えないコントローラーだと、汎用性がなさすぎですよね。
でもVEDER2 PROはPCやAndroid端末でも使えるので、複数デバイスで使いたい方にはかなり重宝されそうです。
悪かった点
デメリット |
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Amazon等でも購入可能になりました! |
VEDER2 PROを実際に使ってみて悪かった点は、特にありませんでした。
以前は中国の通販サイト「アリエクスプレス」でしか購入できなかった点がデメリットでしたが、今はamazonで購入できます。
購入への障害もなくなったので、デメリットが見つかりませんでした。
細かい設定が可能で操作性◎なのに約7,000円と、コスパ最強レベルのFlydigi VEDER2 PRO。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
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