この記事では「GameSir T4 Klaid」を実機レビューします!
私はYouTubeに動画投稿を始めた2020年に、こちらの動画でGameSir T4Proをレビューしました。
99万回再生・・・
ありがとうございます!
そして時は過ぎ2023年の現在、GameSirから最新の有線プロコンが発売されました!
それが「GameSir T4 Klaid」です。
3年という月日を経て一体どのぐらい進化したのか?
60台を超える多くのコントローラーを実際にレビューしてきた私が、ガッツリ確認しました!
ということで、この記事ではGameSirの新型有線プロコン「GameSir T4 Klaid」を実際に使ってみて、良かった点・悪かった点をくわしくまとめました。
「スイッチで安めのコントローラーを探してる」
「コスパが良い背面ボタン付きコントローラーを使いたい」
という方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
GameSir T4 Klaidの付属品をチェック
まずは開封をして、付属品をチェックしていきます。
今回のGameSir T4 Klaidは、梱包がエグいです!
というのも、以前のGameSirはちょっと乱雑な梱包だった印象。
「中華メーカーですので仕方ないよなw」って感じでレビューしていた思い出があります。
しかし2020年から3年という月日を経て、2023年現在は良い感じの梱包に生まれ変わっていました!
輸送中にコントローラーが動かないように、しっかりとサポートクッションが搭載された専用の段ボールケースが採用されています。
さんざん中華製コントローラーを買い集めてきましたが、しっかり梱包にも気を使い始めているのはめちゃくちゃ珍しいw
かなり上から目線ですが、
やるじゃん、GameSir
って思いました!
GameSir T4 Klaidの付属品はこちら。
コントローラー本体。
Type-A to CのUSBケーブル。
それと取説類です。
特別お伝えすることはありません。
めちゃくちゃ一般的な付属品って感じでした。
GameSir T4 Klaidの外観チェック
次にGameSir T4 Klaidの外観をチェックしていきます。
外観は、まるでPDPのAfterglowのような形状になっています!
向かって右がPDPのコントローラーです。
そして、向かって左がGameSir T4 Klaid。
似ていますねw
スティック形状、背面ボタンの配置、十字ボタン形状などなど、良いコントローラーをまねて改善を進めるという姿勢がとても良い印象です。
3年前にレビューしたGameSir T4 PROは、2020年当時はコスパが良くて好印象でした。
しかし今となっては品質があまり高くないので、微妙なコントローラーになっています。
現に直近制作した『最新のおすすめプロコン3選』の動画では、GameSirのT4 PROはランクインしていません。
しかし、今回のGameSir T4 Klaidであればおすすめできそうです。
ってことで、外観チェックを続けます!
コントローラー背面には「背面ボタン」を搭載しています。
コントローラー下部には「イヤホンジャック」を搭載。
それから十字キーとスティックの間に「マルチファンクションボタン」が搭載されています。
純正プロコンと違う箇所はこれくらいです。
あとは、
コントローラー表面上部に「HOMEボタン」を搭載。
HOMEボタンの右隣に「+ボタン」搭載。
HOMEボタンの左隣に「ーボタン」搭載。
HOMEボタンの下に「スクショボタン」が搭載されています。
必要最低限の機能を搭載していますね。
LTRTボタンもしっかり搭載されています。
しかし、ふかふかのトリガーボタンなのはいただけません。
PS系コントローラーであればまだ分かりますが、任天堂の純正プロコンはカチカチのトリガーボタンです。
次回以降はぜひとも、カチカチのトリガーボタンでお願いいたします!
あと、ライティングも地味にこだわってます!
こんな感じでコントローラー側面に沿ってライティングのチューブが搭載されているので、暗闇でガッツリ光りますよ。
GameSir T4Klaidの6つの特徴
次はGameSir T4 Klaidの特徴をみていきます!
GameSir T4 Klaidの特徴は、以下の6つです。
それぞれの特徴を、サクッと紹介していきます!
特徴1:コスパがいい価格
1つめの特徴は「コスパがいい価格」です。
任天堂の純正プロコンの値段は、税込み7,678円です。
それに対して、GameSir T4 Klaidの値段は、記事執筆時で税込み6,299円です。
(ちなみに動画レビュー時点では、税込み5,800円でした。)
純正よりも安くて良い感じに使えるコントローラーを探している人なら、めっちゃハマりますね!
機能についてはのちほど解説していきますが、そこそこ良いですw
GameSir T4 Klaidは有線専用コントローラーですので、無線で使うことができません。
しかし、使い勝手は良さそう。
最近はコントローラーの高機能化に伴って実売価格も高騰している印象ですので、6,000円台で入手できるのは嬉しいです!
特徴2:背面ボタンがめっちゃ押しやすい
2つめの特徴は「背面ボタンがめっちゃ押しやすい」です。
GameSir T4 Klaidは、背面がめっちゃ押しやすいです!
グリップした姿勢のままスムーズに押せる位置に背面ボタンが配置されています。
以前のT4Proでも、背面ボタンは搭載されていました。
しかし、お世辞にも押しやすいとはいえない感じ。
配置やサイズ感がかなり微妙でした。
それが、GameSir T4 Klaidでは自然なグリップ姿勢で無理なくボタンが押せる形状に改善されています!
背面ボタンを多用する方には、めちゃくちゃおすすめですよ。
特徴3:ジャイロは良さげかも
3つめの特徴は「ジャイロは良さげかも」です。
中華製プロコンの多くは、ジャイロは搭載しているけど
- めちゃくちゃモッサリしている
- 遅延がヒドすぎる
というコントローラーが多いです。
しかしGameSir T4 Klaidのジャイロは、そこそこ良さげな操作感でした!
ただ感想を話しているだけでは伝わらないので、実際にジャイロの操作感を見てみてください。
まずは純正プロコンでのジャイロ操作がこちら。
コントローラーの動きに合わせてビッタリとゲーム画面が動く、まさにヌルヌルの操作感です。
さすが純正w
そして、こちらがGameSir T4 Klaidでのジャイロ操作です。
どうですか?
私自身、スプラ3の猛者プレイヤーというわけではないので繊細なジャイロ操作の違いは分からないのですが、実際に使い比べてみても純正プロコンと遜色ない使い心地でした!
特徴4:デッドゾーンは純正よりもちょい劣化
4つめの特徴は「デッドゾーンは純正よりもちょい劣化」です。
ジャイロは良さそう!とくれば、あとはデッドゾーンですよね?
こちらも実際に純正プロコンと比較してみました!
まずは純正プロコンのデッドゾーンがこちら。
スティックの動きに合わせて、バッチバチに連動する素晴らしい性能ですね。
そして、こちらがGameSir T4 Klaidのデッドゾーン。
スティックの動き出しは、多少連動していないです。
しかし、グルグル回転させたときに引っ掛かりなくスムーズに動作します!
安いプロコンだと、スティックの挙動がカックカクで使い物にならないものが多いです。
しかしGameSir T4 Klaidは、低価格のプロコンなのにしっかりと使えるスティック性能になっていました。
ちなみに、専用ソフトウェアでデッドゾーン範囲を調整できますが、デッドゾーンの範囲を「0設定」にしても純正のような繊細な動き出しにはなりませんでした。
なので「デッドゾーンは純正よりも劣っている」と評価してます。
特徴5:専用ソフトウェアでそこそこいじれる
5つめの特徴は「専用ソフトウェアでそこそこいじれる」です。
GameSir T4 Klaidは、専用のソフトで細かい設定を変更することができます。
設定できる主な機能は、以下の6つです。
- ボタンのマッピング変更
- スティックのデッドゾーン範囲変更
- トリガーボタンの反応距離変更
- 振動の強弱とON/OFF
- ライティング設定
- ジャイロ設定
純正プロコンでは変更することが難しい「デッドゾーン範囲の変更」や「ふかふかのLTRTボタンを奥まで押し込まなくてもいいように反応距離を変更」など、かゆい所に手が届く設定変更ができます!
そして、PCだけでなくスマホアプリからも設定変更ができちゃいます。
コスパが良いプロコンなのに、地味に便利ですよね。
特徴5:スティックはホール効果センサー
6つめの特徴は「スティックはホール効果センサー」です。
コントローラーは長期間使い続けていると、スティックが壊れてきます。
プロコンのスティックがドリフトするってことで、海外では集団訴訟を起こされているぐらい問題になっているんです。
なので、Sonyはこんな感じで、最新のPS5用カスタムコントローラーではスティックを交換できる仕様に魔改造しちゃってますw
そんなスティックの劣化問題を解決するために、GameSirはスティックの仕様を接点方式から非接触方式であるホール効果センサーに変更しています!
私自身はまだ使い始めたばっかりなので耐久性については分からないんですが「長期間使い続けてもスティックのぶっ壊れる率がめっちゃ減るのでは?」と期待できる仕様ですね。
GameSir T4 Klaidを使って実際にゲームをプレイしてみた!
GameSir T4 Klaidの特徴をざっくり紹介してきましたが、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません。
なので、GameSir T4 Klaidを使ってスプラ3をプレイしてみました!
まず純正プロコンと比べて、操作感はほぼほぼ同じレベルでした。
「ジャイロに遅延があって違和感がある」「スティックのデッドゾーンが広くて操作感が悪い」なんてことはありません!
とはいえ「任天堂の純正プロコンとGameSir T4Klaid、どっちがおすすめ?」と聞かれたら、もちろん純正プロコンと答えます。
ほぼほぼ同じ操作感だとしても、あくまで純正プロコンではありません。
純正プロコンの操作感に慣れている方がGameSir T4Klaidに移行すると、
あっwなんか違うわw
ってなります。
なので、完全なコスパ目的で純正の代わりになるかな?ぐらいの感覚だといいかなと思いました!
まとめ:優先の不便さはあるがコスパは◎でした!
6,000円台で購入できるスイッチ用の有線プロコン「GameSir T4 Klaid」をレビューしました!
実際に使ってみて感じた良かった点と悪かった点は、以下のとおりです。
良かった点 | 悪かった点 |
---|---|
純正よりも安い有線プロコン | 有線が地味にイラつく |
良かった点
良かった点 |
---|
純正よりも安い有線プロコン |
実際に使ってみて良かった点は、純正と同じぐらいの操作感でゲームがプレイでき、値段が純正よりも安いところです。
これに尽きます!
正直、操作感や使い勝手だけを追及すればもっと素晴らしいコントローラーはあります。
でも安さと性能のバランスといった観点でみると、なかなか良さげかもですね!
悪かった点
悪かった点 |
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有線が地味にイラつく |
GameSir T4Klaidを実際に使ってみて悪かった点は、有線が地味にイラつくところです。
有線コントローラーって、想像の20倍ぐらいイラつきますw
ボタン操作だけであればまだ許せますが、スイッチ用のコントローラーだとジャイロ操作があるんです!
ケーブルが繋がっている状態のコントローラーをグイグイ動かすことが・・・しんどいw
やっぱり無線のプロコンに慣れちゃうと、有線は地味にイラつきますね。
なので、
- 有線プロコンでも許容できる
- コスパの良いプロコンを使いたい
そんな方であれば、GameSir T4Klaidを使うと幸せになれるのかなと感じました。
興味のある方は、ぜひぜひチェックしてみてくださいね!
コメント
コメント一覧 (1件)
カレイドスコープのkaleidが正解でklaidじゃないっす
万華鏡モチーフのコントローラーだと思われます