この記事では「GTA5(グランドセフトオート ファイブ)におすすめのゲーミングPC」を5つ紹介します。
GTA5は2013年にロックスター・ゲームスによって発売された、オープンワールド型クライムアクションゲーム。PC版は少し遅れて2015年にリリースされました。
GTAシリーズは2023年時点で11タイトルがリリースされており、シリーズ累計で4億本以上の売り上げを記録しています。その累計売り上げ内の45%がGTA5だと言われており、GTA5は同シリーズを通しても大ヒット作と言えます。
既に最初のリリースより10年経過していますが、数々のアップデートを重ねた末にマルチプレイを可能にするオンライン版「グランド・セフト・オート オンライン」での楽しみ方も出てきたことで根強い人気を誇っています。
またリリースから10年経ったことでゲーミングPCだけでなく家庭用ゲーム機のスペックも向上した為、より快適に遊びやすくなっています。しかしながら、ゲーミングPCには家庭用ゲーム機ではできない要素もあり、PC版のGTA5は別物と考えたほうが良いでしょう。
「GTA5を快適にプレイしたい!」という要望に応えてくれる、おすすめゲーミングPCを紹介します。
GTA5におすすめのゲーミングPC5選
GTA5はアクションゲームであるため、可能な限り画質を上げてプレイしたいゲームタイトルです。一方で映像の滑らかさを左右するフレームレートは60fps以上あれば十分で、GPUに余力があれば120fps以上も出せます。
ただリリースされたのが2013年であり、10年前の水準で動作しているPCゲームなので、要求スペックは相対的に低くなっています。なので現在流通している新品のゲーミングPCであれば問題なく動作し、あとはモニター解像度などを考慮したGPUへの負荷の大きさによって要求スペックが上下します。
以上を踏まえて今回紹介するのは「フルHD画質で60fps以上を安定出力できる事」を条件に紹介。具体的には16万円以上のミドルクラスゲーミングPCがあれば、フルHD/60fps以上の出力が可能です。
ゲーミングPC | ゲーミング性能 | ポイント | 価格(税込) | GPU | CPU | メモリ | SSD |
---|---|---|---|---|---|---|---|
LEVEL-M76M-134F-SLX | チェック | コスパ重視のミドルクラスゲーミングPC | 161,800円 | RTX 4060 Ti | Core i5-13400F | 16GB | 500GB |
LEVEL-M77M-137F-SLX | チェック | 最新世代Core i7搭載のミドルクラスゲーミングPC | 189,800円 | RTX 4060 Ti | Core i7-13700F | 16GB | 500GB |
GALLERIA XA7C-R47 | チェック | 最新世代Core i7を搭載した推奨PC | 239,980円 | RTX 4070 | Core i7-13700F | 16GB | 1TB |
FRGAG-B760/SG6/NTK | チェック | 4Kにも対応可能なアッパーミドルクラスゲーミングPC | 289,800円 | RTX 4070 Ti | Core i7-13700F | 32GB | 1TB |
G-GEAR GA7A-F231/XB | チェック | ゲーミングCPUを搭載し幅広いラインナップ | 276,800円~ | RTX 4060Ti 他 | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB |
パソコン工房 LEVEL-M76M-134F-SLX
おすすめ度 | |
価格 | 161,800 円 |
CPU | Intel Core i5-13400F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
導入コストを安く抑えたいという方におすすめとなるのが、パソコン工房のLEVEL-M76M-134F-SLXです。
CPUにはインテル第13世代のCore i5-13400Fを搭載。このCPUは大小合わせて計10コアを持つハイブリッド構造となっており、データ処理に必要な負荷の大きさなどによって使用するCPUコアを使い分けしています。
GPUにはRTX4060Tiを搭載しており、フルHD環境での高フレームレート化に適しています。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
GTA5 (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定 MSAA OFF ) | 平均 120fps |
フルHD(最高設定 MSAA ×8 ) | 平均 60fps |
WQHD(最高設定 MSAA OFF) | 平均 100fps |
- ゲーム性能総評
-
GTA5が相対的に軽いゲームとなったことで、ミドルクラスでも余裕の動作。
ただしGPU使用率は95%以上で余裕はない。
PCケースとマザーボードがmicroATX規格なので拡張性がやや低いです。
シミュレーションでは解像度の他、輪郭のギザギザ感を少なくするMSAAというアンチエイリアスの有無によってGPU負荷を変えています。
MSAAを使用しなければWQHDでも、かなり滑らかな映像となります。MSAAは必要に応じて補正倍率を変える事ができるので、品質とフレームレートのバランスを調整する事も可能です。
オンラインで遊ぶ場合には他のプレイヤーとの対戦要素もあるので、高フレームレートだと有利になるケースもあります。
性能としては十分な水準なのですが、PCケースとマザーボードがmicroATX規格であるため拡張性に乏しいです。そのためGPU以外の拡張カードはUSB接続タイプの物を選ぶことになります。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
パソコン工房 LEVEL-M77M-137F-SLX
おすすめ度 | |
価格 | 189,800 円 |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 DIMM (PC5-38400) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
CPUの性能が欲しいという方には、パソコン工房のLEVEL-M77M-137F-SLXがおすすめです。
こちらは先に紹介したLEVEL-M76M-134F-SLXと基本的な部分では同じですが、CPUがより高性能なCore i7-13700Fに変更されています。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
GTA5 (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定 MSAA OFF ) | 平均 120fps |
フルHD(最高設定 MSAA ×8 ) | 平均 60fps |
WQHD(最高設定 MSAA OFF) | 平均 100fps |
- ゲーム性能総評
-
CPUの性能向上によるフレームレートの変化は少ないです。
PCケースやマザーボードの大きさによる拡張性の低さも同じ。
CPUのコア数が増えているので、ゲーム配信などに適しています。
基本的なゲーム性能に関してはLEVEL-M76M-134F-SLXと同じです。特にGTA5はGPUの使用率が高いゲームなので、CPUの性能はそこまで必要ありません。
ただしGPU使用率が高いということは、ゲーム配信をする場合にGPUでエンコードする余裕が無いということを意味しています。
そのためCPUでエンコードをする必要に迫られるのですが、この時に高性能なCPUコアの多いCore i7が必要となってきます。
もちろん各種ゲーム内設定を下げて負荷を減らすこともできますが、配信映像のクオリティを維持するならCPUもしくはGPUの強化は必須となります。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ドスパラ GALLERIA XA7C-R47
おすすめ度 | |
価格 | 239,980円 |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
メモリ | 16GB (8GBx2) (DDR4-3200) |
SSD | 1TB NVMe SSD |
電源 | 650W 電源 (80PLUS BRONZE) |
CPUとGPUの両方を強化したアッパーミドルクラスのゲーミングPCであれば、ドスパラのGALLERIA XA7C-R47がおすすめです。
CPUはインテル第13世代のCore i7-13700F、GPUはWQHD対応のRTX4070を搭載しています。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ゲーミング性能
GTA5 (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定 MSAA ×8) | 平均 75fps |
WQHD(最高設定 MSAA OFF ) | 平均 140fps |
WQHD(最高設定 MSAA ×8) | 平均 60fps |
4K(最高設定 MSAA OFF) | 平均 90fps |
- ゲーム性能総評
-
CPUとGPUのバランスも高いレベルでまとまっています。
MSAAの設定を下げれば4Kでのプレイも可能。
普通にプレイするだけならオーバースペックと言えます。
GPU性能的にはWQHDから軽めの4Kまで処理できる性能を持ち合わせているので、GTA5なら4Kでの描画も可能です。
ただMSAAによるGPUへの高負荷はどの解像度でも発生します。特に草木が生い茂る場所ではフレームレートが下がりやすい傾向にあります。
草木のオブジェクト表現はどのゲームでもGPUに大きな負荷がかかります。視認性も悪くなるので、見直すべき設定項目の一つです。
PCケースなどもATX規格になっているので、拡張性も高いです。長く使い続けたい人にもおすすめです。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
フロンティア FRGAG-B760/SG6/NTK
おすすめ度 | |
価格 | 289,800円 |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti |
メモリ | 32GB (16GB x2) PC4-25600 (DDR4-3200) |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
電源 | 850W ATX電源 80PLUS GOLD |
4Kゲーミングも視野に入れている方には、フロンティアのFRGAG-B760/SG6/NTKがおすすめです。
CPUはインテルのCore i7-13700F、GPUが4Kゲーミングも可能なRTX4070Tiとなっています。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ゲーミング性能
GTA5 (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定 MSAA ×8) | 平均 120fps |
WQHD(最高設定 MSAA OFF ) | 平均 170fps |
WQHD(最高設定 MSAA ×8) | 平均 75fps |
4K(最高設定 MSAA OFF) | 平均 100fps |
- ゲーム性能総評
-
4Kゲーミングも可能なGPU性能で、高フレームレートも出しやすいです。
通常のゲーム用途ではオーバースペック。
モニターなどの周辺機器もハイスペックな物が要求されます。
このゲーミングPCを選ぶ人は、PCゲーマーの中でもヘビーゲーマーに分類される人になります。
GTA5をプレイするだけではその性能を使い切れないので、ゲーム配信などをしつつ使用するのがおすすめです。
今後リリースされる新作のPCゲームタイトルに備えておきたい!
正直これ以上のスペックとなるとGPUがRTX4080やRTX4090になってしまい、使用用途もどちらかと言えばAI分野の領域になってきます。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ツクモ G-GEAR GA7A-F231/XB
おすすめ度 | |
価格 | 276,800円~ |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | RTX 4060Ti 他 |
メモリ | 32GB (16GBx2枚) DDR5-4800 |
SSD | 1TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) |
電源 | CWT製 定格750W 80PLUS GOLD対応 |
とにかくゲーム性能に特化したモデルが欲しいという方には、ツクモのG-GEAR GA7A-F231/XBがおすすめです。
CPUはゲーミングCPUとも言われる、L3キャッシュが増量されたAMD Ryzen 7 7800X3Dを搭載。GPUはRTX4060TiからRTX4070Tiまで選ぶことが可能です。
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
ゲーミング性能
GTA5 (シミュレーション値) | |
---|---|
フルHD(最高設定 MSAA OFF ) | 平均 140fps |
フルHD(最高設定 MSAA ×8 ) | 平均 75fps |
WQHD(最高設定 MSAA OFF) | 平均 120fps |
- ゲーム性能総評
-
GPUの性能を最大限に引き出せるCPU。
同じGPUを使っていてもワンランク分の差が出ることも。
価格は高いですが、長期運用したい方におすすめです。
シミュレーションではRTX4060Ti基準で算出していますが、どのGPUでもワンランク上のフレームレートが出やすいです。
全てのPCゲームがL3キャッシュの容量によってフレームレートが向上するわけではありませんが、おおむねメモリアクセスの頻度が高いゲームほどフレームレートが上がりやすい傾向にあります。
L3キャッシュはCPU内にあるメモリであり、その容量が多ければ物理的に遠いメインメモリにアクセスする頻度が減らせるので、低遅延での処理が可能になります。
ゲーミングCPUと言われるのも納得の性能!
またAMDはAM5ソケットを2026年までサポートするとアナウンスしています。次世代のCPUに換装することもできますので、パーツを入れ替えつつ長期運用したい方にもおすすめです。
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
PCでGTA5をプレイするメリット
GTA5自体はPS5などでもプレイ可能です。
一見すると仕様端末の価格から考えて、PS5の方がコストパフォーマンスが良いようにも見えるのですが、PCゲームとしてGTA5をプレイする上でのメリットも存在します。
ゲーミングPCなら高画質描画!操作もスムーズ!
GTA5自体は2013年リリースのゲームタイトルなので、今ならもっと簡単に高画質描画が可能です。実際にPS3、PS4、PS5と3世代の家庭用ゲーム機で比較しても、ゲーム内のグラフィックは格段に上がっています。
それと同様にゲーミングPCもパーツの世代交代があったことで、より処理能力が高くなっています。現在主流であるPS5は確かにコストパフォーマンスは高いもの、それでも2023年時点でのゲーミングPCと比較すると2世代分ほど設計が古いものとなっています。
よって高画質化した際のフレームレートの低下も、最新のゲーミングPCなら最小限で済みます。また操作性に関してもキーボード+マウス操作はもちろんのこと、ゲームパッドでの操作にも対応可能。幅広い種類の入力デバイスが選べるのもゲーミングPCのメリットと言えます。
ゲーミングPCならアップスケーリング機能が使える
近年ではGPUへの負荷を軽減する目的で、「NVIDIA DLSS」や「AMD FSR」などのアップスケーリング技術を使ったゲームタイトルも多くなっています。しかし2013年にリリースされたGTA5には、そういったアップスケーリング機能はありませんので、単純なGPUの処理能力が必要となってきます。
そのGPUを制御するのがドライバなのですが、PS5では基本的にユーザーがアクセスすることできない領域になっています。一方でゲーミングPCはドライバの導入や更新などを自分で行い、必要に応じてドライバ内の設定を変更することも可能です。
ドライバにアクセスが可能となると「NVIDIA NIS」や「AMD RSR」といった、ドライバ側で制御可能なアップスケーリング機能が使えるようになります。DLSSやFSRに比べると画質の劣化が目立ちますが、GPUにかかる負荷が軽減されて高フレームレートが維持しやすくなります。
MODが使える
GTA5はMODによってゲーム性を大きく変える事ができるPCゲームの一つです。
MODというのはゲームデータの一部に変更を加える物で、アイテムの見た目や性能を変える物が一般的ですが、中には本来のGTA5では対応していないFSRを導入するMODも存在します。
これらのMODの多くは個人製作の物なので、導入の際には自己責任が伴いますが、PCゲームを遊ぶ上でMODの存在は欠かせない要素です。
GTA5を遊ぶためのPCの選び方
ここまで5つのゲーミングPCを紹介しましたが、中には「自分の好みと違う」「使うパーツにこだわってみたい」という方も居られるかと思います。
そういった方には他のBTOパソコンを探す、あるいは自作PCやPCショップでの組立代行サービスを利用すると良いでしょう。
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core 2 Quad CPU Q6600 2.40GHz (4 CPU) AMD Phenom 9850 Quad-Core Processor 2.5GHz (4 CPU) | Intel Core i5 3470 3.2GHZ (4 CPU) AMD X8 FX-8350 4GHZ (8 CPU) |
GPU | NVIDIA 9800 GT 1GB AMD HD 4870 1GB | NVIDIA GTX 660 2GB AMD HD7870 2GB |
メモリ | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
ストレージ | 110 GB 利用可能 | 110 GB 利用可能 |
その上で確認すべきGTA5における推奨スペックですが、公式での記載内容は非常に古いものです。2023年時点で流通している新品パーツを使ったゲーミングPCであれば、余裕をもってGTA5を動かすことが可能です。
実際に構成を考える場合は、プレイするモニターの解像度を参考にしてGPUを、次いでそのGPU性能を活かせるCPUを選択していく~という流れで考えればスムーズに構成が決まってきます。それを踏まえ「これからパソコンを組む」という場合の、PCパーツ構成を考えてみましょう。
CPUの選び方
CPUに関してはGPUとのバランスを考慮した上で決まりますが、インテル製かAMD製かによっておすすめCPUが異なります。
まずインテル製CPUの場合なら、「Core i5-13400」辺りがゲーム用途でおすすめとなります。ゲームに加えて同時配信も考えているのであれば、コア数が増加している「Core i7-13700」辺りを選ぶのも良いでしょう。
AMD製CPUの場合なら、やはりL3キャッシュが増量された「Ryzen 7 7800X3D」「Ryzen 9 7900X3D」「Ryzen 9 7950X3D」の3モデルの中から選ぶのがおすすめです。ただRyzen 7 7800X3Dの時点でゲーム配信をこなせるだけの性能を持ち合わせていますので、Ryzen 9クラスを必要とするのは動画編集におけるエンコード作業などがメイン用途になってきます。
GPUの選び方
GPUに関してはモニター解像度を基準にして選ぶと良いでしょう。
フルHD画質であれば「RTX4060シリーズ」「RX7600」辺りを選ぶことになるでしょう。WQHDなら「RTX4070」「RX7700XT」となり、4Kは「RTX4070Ti」「RX7800XT」以上となります。
適切な解像度と対応GPUを組み合わせれば、高いフレームレートでの出力が可能なので、それを描画するための高リフレッシュレートのゲーミングモニターも必要になってきます。
電源ユニットの選び方
電源ユニットは主にGPUによって左右されます。フルHD対応のミドルクラスGPUであれば500W程度、WQHDまでのアッパーミドルクラスであれば750W程度の電源ユニットで対応可能です。
実際のパソコンの消費電力としては300~500W程度なのですが、電源ユニットの容量の50~80%の領域で使用すると変換効率が高くて発熱も少なくなります。そのため実際の消費電力の1.5~2倍の容量の物を選んで余裕を持たせておくのがおすすめです。
メモリ・ストレージの選び方
メモリは8GBが推奨となっていますが、2023年時点では16GB以上のメモリ容量を求めるゲームが多くなっており、ゲーミングPCでは16GBが標準的な容量となっています。また実際にGTA5を高画質でプレイすると10GB近くを使うこともあるので、その点を考慮しても16GB以上は必要だと言えます。
ストレージに関してはSSDをおすすめします。ゲームを始めとしたパソコン全体の動作時間が短縮されるので、ストレス無く作業を進めることができます。
また可能であればSSDはOS用とゲーム用とで、物理的に2台に分けて搭載するのがおすすめ。これはSSDの容量が一杯になると動作が遅くなるためで、容量の大きなゲームデータとOSを切り離し、パソコン全体の快適動作を確保するのが目的です。
まとめ
PS3でのリリースから数えると10年余り経過していますが、GTA5はその間にもアップデートを重ねることで、長い期間に渡って楽しまれてきました。
家庭用ゲーム機でもプレイ可能という点はGTA5の魅力の一つではありますが、MODというPCゲームならではの要素が活きるのがPC版GTA5の特徴。ゲーム自体のアップデートに加えて、有志によるMODの普及もGTA5の人気を支えているのです。
また次回作とされるGTA6リリースの噂もありますし、その他の新作PCゲームも今後登場します。それらも視野に入れるのであれば、最新のPCパーツで構成されたゲーミングPCや周辺機器を揃えておくことで、スムーズに移行することができます。
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