この記事では「KOORUIのゲーミングモニター」を徹底レビューします。
KOORUIのゲーミングモニターは、ぶっちゃけゲーミングPCで使うにはスペック不足です。
しかし任天堂スイッチであれば最強レベルのコスパなんです!
- 24インチのIPSパネル
- リフレッシュレートは75Hz対応
- 応答速度5ms
このスペックでお値段・・・
税込9,299円
私はゲーム周辺機器をレビューしているので頻繁にゲーミングモニターの価格チェックもしていますが、ここまで安いのは見たことがないw
なのでこのKOORUIのゲーミングモニターを実際に使ってみて、
- なぜKOORUIのモニターがスイッチ向けなのか
- 使い心地はどうだったのか?
- 良かった点・悪かった点
などをまとめて解説していきます。
- 安いスイッチ向けのゲーミングモニターが欲しい!
- Amazon上位にいるKOORUIとやらが気になってた!
そんな方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
- コスパの良いゲーミングモニターを探している
- スイッチ向けに安いモニターが欲しい
KOORUIって何者?
まずは今回レビューするゲーミングモニターのメーカー「KOORUI」について紹介します。
そもそも読み方が「こーるい」で合っているのか?
それすらも分からないぐらいの知名度w
ゲーミングモニターと聞くと「BenQ」「LG」「ASUS」「DELL」といった大手メーカーをイメージしますよね。
だから私もAmazonの売上ランキングを見ていてKOORUIを見たときは、
「なんじゃ?この怪しいモニターはw」
「どうせ、ゴミ品質のヤバいモニターでしょw」
「買ったら9割後悔するやつじゃんw」
って感じで完全にバカにしてました。
しかし、いろいろと調べていくとかなり良い感じなんです!
KOORUIは中国市場で第3位のディスプレイメーカーである「HKC」というメーカーが2001年に設立した企業。
資本金は約1,160億円(58億元)と、めちゃくちゃ大企業でしたw
よくわからん怪しいメーカーが販売しているってことではないので、安心できそうですね。
KOORUIがスイッチ向けでコスパ最強な理由
KOORUIがスイッチ向けでコスパ最強な理由は3つあります。
- リフレッシュレートがちょうどいい
- IPSパネルを採用している
- 応答速度がちょうどいい
一つずつ解説していきます!
1.リフレッシュレートがちょうどいい
1つめは「リフレッシュレートがちょうどいい」ところです。
ゲーミングモニターで特に重要なのがリフレッシュレート。
ディスプレイが1秒間に画像が更新される回数のこと
リフレッシュレートが144Hzであれば1秒間に144回画像、60Hzであれば1秒間に60回画像が更新されます。
だからリフレッシュレートが高ければ高いほど、滑らかなヌルヌル映像でゲームがプレイできます。
ここで着目したいのが、任天堂スイッチが対応しているリフレッシュレート。
任天堂スイッチが対応しているリフレッシュレートは最大60Hzです。
ということは、120Hzや144Hzといったハイスペックのモニターは全く必要ないということ。
だから任天堂スイッチの場合、75Hz程度のリフレッシュレートがあれば快適にゲームがプレイできるんです!
今回紹介しているKOORUIのモニターはリフレッシュレートが75Hzです。
オーバースペックすぎず、かといってスペック不足でもないめちゃくちゃちょうど良いスペック。
だからKOORUIのモニターは任天堂スイッチにピッタリなんです。
IPSパネルを搭載している
2つめは「IPSモニターを搭載している」ところです。
IPSパネルってなんぞや
という方に超簡単に説明すると、以下の表のようになります。
一般的な激安モニターには、発色が悪いTNパネルや色の再現度があまり高くないVAパネルが使われていることが多いです。
なぜなら、TNパネルやVAパネルはIPSパネルよりも安く製造できるから。
しかし!
今回紹介しているKOORUIのゲーミングモニターは、IPSパネルを採用しています。
1万円を切る9,299円という価格なのにIPSパネルを搭載しているなんて、かなりコスパが高いことがわかりますよね!
3.応答速度がちょうどいい
3つめは「応答速度がちょうどいい」ところです。
KOORUIのゲーミングモニターの応答速度はGtoGで5msです。
これがまたちょうどいいw
任天堂スイッチのリフレッシュレートは60Hz。
だから、画面の更新頻度は16.7msとなります。
16.7msごとに画面が切り替わっていくので、応答速度は8ms以下であればほぼほぼ違和感なくゲームができるんです!
今回紹介しているKOORUIのモニターは、応答速度が5ms。
オーバースペックすぎず、かといってスペック不足でもない、めちゃくちゃちょうど良いスペック。
だからこれまた任天堂スイッチにピッタリなんです。
KOORUIのモニターをレビューします!
ここまで、いかにKOORUIのモニターが任天堂スイッチに最適かと言うことをお伝えしてきました。
ってことで、ここからはサクサクっと開封をして付属品のチェックをしていきます!
付属品のチェック
まずは付属品のチェックから。
付属品は極限までそぎ落とされたシンプル構成です。
- スタンドの土台
- モニターアーム
- 電源ケーブル
- HDMIケーブル
- 取説
以上!
必要最低限のものしか同梱されておらず、めちゃくちゃシンプルです。
そして開封をしていて感じましたが、このモニター・・・
めちゃくちゃ安っぽいw
モニタースタンドを組付ける構造もゴリゴリ押し込んでいく感じだし、VESA規格に対応してますがネジ穴だけが申し訳程度に空いているだけw
とはいえこのゲーミングモニター、お値段9,299円です!
このぐらいの安っぽさは完全に許容範囲なので許せますw
モニターの外観チェック
次に外観をチェックしていきます。
まず接続インターフェースはこちら。
- HDMI端子が1個
- VGA端子が1個
- 電源端子が1個
たったこれだけw
HDMI端子が1個しか搭載されていないということは、HDMIケーブルは1個しか接続できない。
そういうことですw
あと、スピーカーは非搭載です。
低価格帯のモニターに搭載されるスピーカーってめちゃくちゃ音質が悪いので全然OKなんですが、音声の出力端子もありません。
これはちょっと具合が悪いw
なので、スイッチで使う場合はスイッチとBluetooth接続したイヤホンを使ったり、有線のヘッドセットを接続する必要がありますね。
PS4とかであればコントローラー側にイヤホンジャックがあるので、そこまで困ることはなさそうです。
モニターの構造もシンプルを通り越してほぼ何もできませんw
多くのゲーミングモニターは、
- 設置時の自由度が高いスタンド構造
- モニターの首を前後に角度調節できるチルト機能
- 台座を動かすことなくモニターを左右に調節できるスイベル機能
- モニターの高さを上下に調節できる高さ調節機能
- モニターを回転させることができるピボット機能
こんな感じで多くの機能があります。
しかし今回紹介しているKOORUIのモニターは・・・
奥側に15°
手前側に5°
これだけしか動きませんw
- めちゃくちゃ安いモニターを作ったぞ!
- だが、機能もめちゃくちゃ限定的だ!
- 使いたい奴は使え!!
って感じで、本当に清々しいまでに割り切ってますねw
モニターの設定機能をチェック
モニターの設定機能もめちゃくちゃしょぼいですw
明るさやコントラストの調整やアスペクト比の設定といった一般的な設定機能はもちろん搭載されています。
しかし、ゲーミングに特化した機能はほぼありません。
あるのは「ゲームモードの変更」のみ。
しかしこれも少し色味が変化するだけなので、特に使う必要はないレベルのものでした。
KOORUIのモニターで実際にゲームをしてみた!
KOORUINOモニターはスペックだけを確認する限り、
「HDMI端子が1個しかないし、機能もしょぼい」
って感じで、超絶安さに全振りしコスパだけを追及したゲーミングモニターです。
でも、リフレッシュレートや応答速度といったゲーミング性能はめちゃくちゃスイッチにぴったりです!
しかも値段が9,299円という意味が分からないぐらいのコスパ最強ゲーミングモニターって感じがしました。
とはいえ、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません。
なので、KOORUIのゲーミングモニターを使ってスプラ3をプレイしてみました!
まずパッと見の印象は・・・
「全然イケますw」
4K画質・有機EL搭載・量子ドット技術って感じの最高に映像が綺麗なハイスペックのゲーミングモニターと比較すると、まったく勝てません。
しかし、全然イケます!
- 映像が見づらい
- ざらつきが感じられる
- 画面全体がボヤっとしている
- 色ムラがでている
こういった、格安モニターに見られる特徴は一切ありません。
とはいえ、めちゃくちゃ映像がキレイってわけでもない。
「完全に普通ですw」
「ゲーミングPCを購入して144Hzのリフレッシュレートでヌルヌル映像を楽しみたい!」といった方には、KOORUIのゲーミングモニターは不向きです。
でも「スイッチ向けでしっかり使える性能の激安コスパゲーミングモニター」といった用途であれば、ゴリゴリに使えますよ!
KOORUIゲーミングモニターのよかった点・悪かった点
実際に使ってみて、よかった点と悪かった点をまとめました。
よかった点 | 悪かった点 |
---|---|
圧倒的なコスパを誇るゲーミングモニター 普通にゲームができるw | 全体的に安っぽい 音声出力がない |
よかった点① 圧倒的なコスパ
とにかく圧倒的なコスパを誇るゲーミングモニターでした!
- 24インチのIPSパネル
- リフレッシュレートは75Hz対応
- 応答速度5ms
って感じのスペックで、税込9,299円という破壊的なコスパです!
ちなみに値段については時期によって変動しますので、↓のリンクからぜひ最新の値段をチェックしてみてください。
よかった点② 普通にゲームができる
あたりまえですが、KOORUIのゲーミングモニターは普通にゲームができます!
格安のモニターで一番怖いのが、映像の不具合やゴミみたいな画質です。
- 映像が見づらい
- ざらつきが感じられる
- 画面全体がボヤっとしている
- 色ムラがでている
しかし、今回KOORUIのゲーミングモニターを実際に購入してみて「普通に使える」ということが分かりました。
値段が安すぎてビビってましたが、意外と良さげなメーカーかもしれません。
悪かった点① 全体的に安っぽい
KOORUIのモニターを実際に使ってみて感じた悪かった点は「全体的に安っぽい」。
このモニター、値段はめちゃくちゃ安いです。
そして、コスパもめっちゃ良いです。
しかし!
全体的に安っぽいw
スタンドのつくりやモニター全体の雰囲気は、完全に安物w
購入を検討している方は安っぽいってことをしっかりと理解しておいてください。
悪かった点② 音声出力がない
KOORUIのゲーミングモニターには音声出力がありません。
モニターにイヤホン端子が搭載されていると地味に便利なので、ちょっと残念な仕様でした。
スピーカーは無くてOKなので、イヤホン端子だけは搭載して欲しかったです。
まとめ:コスパ最高のゲーミングモニターでした!
Amazonの売れ筋ランキング上位で見つけた、謎の激安ゲーミングモニターブランド「KOORUI」のモニターを紹介しました。
スイッチに使用するにはちょうどいいスペックで、この価格。
スイッチ向けのゲーミングモニターとしては多分世界一コスパが良いと思います!
「スイッチ向けのモニターが欲しい」って悩んでいる方は、ぜひとも参考にしてみてください。
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