この記事では「MSIのゲーミングキーボード VIGOR GK50 LOW PROFILE TKL」をレビューします!
ゲーミングキーボードには「テンキーレスで打鍵感が重要」「銀軸で浅いストロークが好み」などなど、作業用のキーボードと違って選ぶべき特徴が多くあります。
なので、
何を買えばいいのかよくわからない
ってなりませんか?
「MSI」は、マザーボードやグラフィックボードで超有名なメーカー。
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLは、そんなMSIが開発したコスパ最強のゲーミングキーボードです。
そこでこの記事ではゲーミングキーボードを集めて15台以上のわたしが、「VIGOR GK50 LOW PROFILE TKL」を実際に使ってみて良かった点・悪かった点をくわしくまとめました!
「安くて使えるキーボードを探してる」
「初めてゲーミングキーボード買います」
という方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLの外観&付属品チェック
まずはVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLの外観と付属品をチェックしていきます!
ゲーミングキーボードはテンキーがあるサイズだと、マウスを操作するときに邪魔になりがちです。
狭い机ではテンキーレスしか勝たんw
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLはテンキーレスのキーボードです!
ゲーム用途でキーボードを買うなら、サイズは大事。
テンキーが付いたフルサイズのキーボードではなく、最低でもテンキーレスでありたいところ。
さらに矢印キーまで排除した60%キーボードであれば、めちゃくちゃ快適なゲームプレイが可能になります。
なのでテンキーレスであるVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLは、ゲーミングキーボードとして◎ですね!
付属品をサクサクっと紹介します。
キーボード本体の他には、
通気性の高いポーチ、
USBケーブル、
キープラー、
予備のキートップが2個、
取説。
以上です。
付属品に関しては特に目新しいものは無く、必要最低限って感じですね!
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLの3つの特徴
次はVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLの特徴について見ていきましょう!
VIGOR GK50 JP TKLの特徴は、以下の3つです。
それぞれの特徴を、サクッと紹介します!
特徴1:Kailhのキースイッチがめっちゃ独特
1つめの特徴は「Kailhのキースイッチがめっちゃ独特について」です。
ゲーミングのキースイッチで有名どころと言うとCherryMXですよね?
そんな有名キースイッチメーカーであるCherryMXの下位互換のクローンと呼ばれるのが、Kailhのキースイッチになります。
下位互換ってことで安価に入手できるけど、意外と使えるキースイッチって感じらしい。
実際の使用感はのちほど試してみますね!
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLに搭載されているKailhのキースイッチは、「ロープロファイルホワイト」になります。
CherryMXで言うところの「青軸」に該当するものですね。
「ロープロファイルキーボード」とは、簡単に言うと背の低いキースイッチを搭載キーボードのことです。
反応するまでのポイントが短いので、高速入力ができます。
青軸はクリッキーとも呼ばれ、カチカチとうるさい打鍵音が特徴です。
そしてこのロープロファイルホワイトは「Click bar」という独特の機構を持っているキースイッチです。
一般的な青軸であるクリッキーのスイッチとは異なり、キースイッチ内部に金属で出来たバーが配置されています。
このバーを押し下げることで独特のクリック感が生み出されるという、特殊な機構です。
押した時のクリック音以外にキーがリセット位置に戻るときにもクリック音がするので、カチカチとメッチャうるさいですw
ちなみにどれだけうるさいのかを、同じロープロファイルキーボードであるロジクールのG913と比較してみました。
まずはロジクールG913の打鍵音です。
ちなみに今回使用している軸は、茶軸のタクタイルです。
軸のタイプで言うと、青軸のようなカチカチとしたクリッキータイプと赤軸のような全くクリック感のないリニアタイプとの中間に位置する感じの打鍵感になっています。
とはいえ、あんまり気になるレベルの音ではないはず。
そして、こっちがVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLの打鍵感です。
どうですか?かなりウルサイですよね。
会社や学校にこのキーボードを持っていてドヤ顔で使っていると、99%注意されるレベルw
ちなみに打鍵感としては、
- キーストロークが3mm
- 反応するポイントであるアクチュエーションポイントが1.5mm
となっています。
一般的な赤軸と比較すると浅めの打鍵感となっており、カチカチとうるさいぐらいの打鍵音と合わさってかなり爽快感のある叩き心地が楽しめますね!
特徴2:人間工学にもとづいた特徴的な形状
2つめの特徴は「人間工学にもとづいた特徴的な形状」です。
これはキーボードを見ると一発で分かります!
これは、私が普段使っているロジクールのゲーミングキーボードG913です。
そしてこっちがMSIのVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLです。
どうですか?
ロジクールのキーボードはまっすぐな形状なのに対して、MSIのキーボードはR形状。
しっかりと人間工学っぽい形状になっています!
わたしは人間工学がなんなのか1ミリも分からない凡人ですが、長時間使用していると疲労が軽減されるような気がします。
特徴3:日本語配列でそこそこ安めの価格設定
3つめの特徴は「日本語配列でそこそこ安めの価格設定」です。
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLはキーの配列が日本語配列になっています。
私自身は日本語配列だろうが英語配列だろうが、ゲーミングで使うキーボードなら「W」「A」「S」「D」がしっかり押せればほとんど問題無しなのでどっちでもいいんですが…
ゲーミングキーボードは基本的に英語配列が多いので、「日本語配列が使いたい」って方にはめちゃくちゃ重宝されるかと思います。
実売価格は記事執筆時点で約1万3千円。
ロープロファイルのメカニカルキーボード界隈では、比較的安めの価格設定となっています。
なのでコスパはいい方かな?という感じです!
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLを使って実際にゲームをプレイしてみた!
実際にゲームをプレイしてみないと、使い心地は分かりません!
なのでVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLを使って、APEXをプレイしてみました!
使い始めて気になったことはただひとつ。
打鍵音です。
正直、ゲーム実況やゲーム配信をしている方にはVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLはおすすめできません。
なぜなら、カチャカチャうるさいからw
わたしは指向性マイクで音声を収録しているんですが、それでも「カチャカチャ」と打鍵音を拾っています。
とはいえ、普通にゲームをプレイする分にはまったく問題なかったです!
ボイチャをしながら使ってみましたが、特にうるさいとは言われませんでした。
なので、カチャカチャ音で相手に迷惑をかけることはなさそうです。
カチャカチャとした打鍵感が逆に気持ちいいので、使用感としては良い感じでした!
まとめ:コスパ高めのロープロファイルゲーミングキーボードでした!
MSIの最新ゲーミングキーボード「VIGOR GK50 LOW PROFILE TKL」をレビューしました!
実際に使ってみて「良かった点」と「悪かった点」は、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
低価格で使える ゴリゴリのMSI感が楽しめる | 軸が選べないので好みが分かれる |
良かった点
メリット |
---|
低価格で使える ゴリゴリのMSI感が楽しめる |
実際に使ってみて良かった点は、低価格で使えるところです。
よくあるなんちゃってゲーミングではなく、しっかりとメカニカルスイッチを搭載。
なおかつロープロファイルで使える日本語配列なのに、そこそこ安めの価格設定で買えるところが良かったです。
また、ゴリゴリのMSI感が楽しめるのも良かった点です。
PCの自作erなら分かると思いますが、MSI感が凄いですw
- 見た目のスタイリッシュ感を重視したキートップ
- 有名なドラゴンのイラストが施されたキーボード
など、ほかのゲーミングデバイスと比較しても一発で「MSIのキーボードだわ!」と判別できるレベルでした。
悪かった点
デメリット |
---|
軸が選べないので好みが分かれる |
実際に使ってみて悪かった点は、軸が選べないので好みが分かれるところです。
VIGOR GK50 LOW PROFILE TKLはキースイッチが選べないので、カチャカチャと甲高い打鍵感になります。
キースイッチに関しては好みがあると思いますので、どの軸がいいのかを選べるようなシステムだといいなと思いました。
ちなみにロジクールのゲーミングキーボードは、茶軸・赤軸・青軸と、軸を自由に選べるシステムです。
なのでVIGOR GK50 LOW PROFILE TKLも、ロジクールのように自由な選択式のシステムがあればもっと良かったかも。
とはいえ、全体的にはコスパが高めのロープロファイルゲーミングキーボードでした!
初めてキーボードを買う方でも手が出しやすい価格帯だし、使い勝手はそこそこ良さげ。
コスパは高めのゲーミングキーボードなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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