『なぜ任天堂はNewニンテンドー2DS LLを初めから発売しなかったのか?』
3DSの『3D機能』って使ってますか?私が初めてニンテンドー3DSを買ったのは発売当初の2011年。裸眼3Dディスプレイ搭載が一番の目玉機能だったので、一生懸命に本体側面の3Dボリュームで裸眼立体視を楽しもうとしました。
しかし、3D機能を使ったのは最初だけ。
3DSのゲームをプレイする上で、3Dに見える必要は無く、『メチャクチャ要らない機能だな』とずーっと思っていました。
そして、とうとう念願だった、3DSから裸眼3Dディスプレイ機能を排除した『Newニンテンドー2DS LL』が発売されました。
マジで買って良かったなと思った理由は2つ。
- 画面は3DS LLと同じ大きさ、しかしめっちゃ軽い
- 値段が安い
初めて3DSを買う人や3DSと3DS LLからの買い替えを検討している場合はとてもオススメの機種となります。
New 2DS LLとNew 3DSLLと3DS LLの比較
3DSってサイズ違いで2種類ありますが、断然大きい方の『LL』がおすすめです。3DS LLをプレイしてから3DSをプレイすると『なんじゃこの小ささ?』ってものすごい違和感と遊びにくさを感じます。
New 2DS LL | New 3DS LL | 3DS LL | |
---|---|---|---|
発売日 | 2017年7月13日 | 2014年10月11日 | 2012年7月28日 |
価格 | 16,178円(税込) | 18,800円(税込) | 19,440円(税込) |
サイズ(mm) | 86.4 x 159 x 20.8 | 93.5 x 160 x 21.5 | 93 x 156 x 22 |
重さ(g) | 260 | 329 | 336 |
上画面 | 4.88型ワイド液晶(400×240ドット) | 4.88型ワイド液晶(800×240ドット) | 4.88型ワイド液晶(400×240ドット) |
下画面 | 4.18型タッチ入力機能付き液晶(320×240ドット) | 4.18型タッチ入力機能付き液晶(320×240ドット) | 4.18型タッチ入力機能付き液晶(320×240ドット) |
液晶の種類 | TN液晶 | IPS液晶 | IPS液晶 |
裸眼立体視機能 | なし | あり | あり |
New 2DS LLとNew 3DS LLの違いは3点
Newではない3DS LLはすでに生産終了していますので、新品の場合は「New 2DS LL」と「New 3DS LL」の2種類がLLサイズの3DSとなります。そして、大きな違いは3点。
- 価格
- 重さ
- 液晶
「New 2DS LL」は「New 3DS LL」に比べて、軽くて安いゲーム機で裸眼立体視機能がなく、比較的安い種類の液晶が使用されています。
TN液晶とIPS液晶の違い
TN液晶 | IPS液晶 | |
---|---|---|
価格 | 安価 | 高価 |
色合い | 淡い色合い | 発色がいい |
視野角 | 狭い | 広い |
主な用途 | 一般的なパソコンモニタに幅広く使用 | 印刷業界・医療業界などのシビアな色表現が求められる分野で使用 |
上の画像を見てもらえばわかりますが、IPS液晶に比べてTN液晶は色合いや色再現性が劣ります。そして、視野角が狭いので画面を横からのぞくと見にくくなります。
しかし、実際にプレイしてみて気になるか?と聞かれると『別にTN液晶でも良くね?』って感じで特に不都合はないですね。
液晶に強いこだわりがあって、より良い画面でプレイしたい方は『New 3DS LL』を購入することをオススメします。
New 2DS LLの開封レビュー
New 2DS LLの内容物
開封して入っている中身は『New 2DS LL本体』と『かんたんスタートガイド』と『ARカード』の3つだけ。買ってから気付きましたが、ACアダプターは付いていませんのでご注意ください。
ACアダプターは別途購入が必要
付属品にACアダプターが付いてこないって、事前に知らないと『あれ、充電器なくね?』となります。初めて3DSシリーズを購入する方はACアダプターの購入が別途必要です。
もともと、3DSや3DS LLを持っている方はNew 2DS LLと互換性がありますので購入の必要はありません。
New 2DS LLは持ちやすい
実際に手に持って感じる軽さが一番のメリットです。携帯ゲーム機なので、小さくて軽いと遊んでいても疲れないし持ち運び性もいいですしね。
サイズも3DSより大きくて3DS LLより小さいという『とてもちょうどいいサイズ感』なので持ちやすさは3DSシリーズでダントツのナンバーワンでした。
New 2DS LLと3DS LLの重さ比較
New 2DS LLと3DS LLを実際に持ってみて重さの比較をしてみました。New 2DS LLの重さは260g、3DS LLの重さは336gで、New 2DS LLの方が76g軽いんですよ。『正直、76gの違いなんて分かんないでしょう?』と思っていましたが、持ってみるとマジで軽さを実感します。
小さなお子さんなんかだとNew 2DS LLの方が軽くて持ちやすいですね。
スピーカーは本体下部にあります
3DS LLは画面横にスピーカーが配置されていました。しかし、New 2DS LLだとちょうど手で持つ部分にスピーカーが配置されています。だから、持ち方次第では『スピーカーがふさがっちまうよ』ってことになりますので少し注意が必要です。もうちょっと配慮が欲しかったですね。
3D調整ボリュームがないので側面はスッキリ
New 2DS LLは裸眼立体視機能ないので、もちろん3D調整ボリュームがありません。
左側面部に音声調整用ボリュームが付いているだけなので、スッキリした印象ですね。
3DSから不要な機能を排除して、洗練されたシンプルな携帯ゲーム機に仕上がっています。
さいごに
3DSシリーズのソフトがすべて遊べるし、軽いし、安いとほぼ完璧な携帯ゲーム機であろう『Newニンテンドー2DS LL』。初めて3DSシリーズを購入する方には断然『Newニンテンドー2DS LL』をオススメします。
以上。
コメント
コメント一覧 (2件)
2DSLLのオレンジ色を買いましたが、任天堂の携帯機は8年ぶりでしょうかね。(DSLite以来)
DSLiteでは、殆どしゃべるDSお料理ナビシリーズで、中学時代は、料理を楽しんでいました。
関係ないですが、PSVITAは、買ったは良いものの、3日で売却してしまいましたね。
今後のPSVITA後継機を開発する計画も、無いということで、携帯機市場は任天堂が大きくシェアを取るでしょう。
PS4では、
・GTSports
・Spintires:MudRunner
・太鼓の達人 セッションでドドンがドン
を検討していますが、太鼓の達人は、2017年度中(2018年3月)までに、スイッチで発売予定となっているので、迷いまくってます汗
長文失礼いたしましたm(_ _)m
>>Masayaさん
いえいえ、長文コメント大歓迎です。なかなかのゲーム好きな方のようで気が合いそうですね!
私は、PS4ではモンスターハンターワールドがメチャクチャ気になっています。