「iTunesで暗号化されたバックアップのパスワードを忘れてしまった」
暗号化したバックアップのパスワードを思い出せない場合、Appleの公式サポートの回答では「デバイスのバックアップを新たに作成してください」と言われちゃうんです。
「いや、いや、いや、ちょっと待てよ」
バックアップしたデータを開きたいのに、今現在のデータのバックアップを作成してもしょうがねぇじゃんと思いますよね。
だから暗号化したバックアップのパスワードが思い出せないと、データ復旧を諦めないといけません。
しかし、そんなときに役立つのが無料の「データ復元ソフト」なんです。
データ復元ソフトで有名な「PhoneRescue for iOS」を実際に使ってみて復元できるのか?試してみたので、参考にしてみてください。
無料の体験版でも復元まではできるので、試してみる価値はありますよ。
PhoneRescue for iOSの使い方は超簡単
「データ復旧ソフトってなんか難しそうじゃない?」
私も実際に使ってみるまでは、「なんか難しそうだし面倒くさいな」と思っていました。
でも、使ってみるとパッと見て分かりやすく、取扱説明書なんて読まなくても感覚的に使うことができました。
まずは、無料ダウンロードをする
まずは、無料でアプリケーションをダウンロードをします。
アプリケーションを起動して言語選択
ダウンロードしたアプリケーションを起動します。使用する言語を聞かれますので、「日本語」を選択します。
MacOSの場合は、「開発元が未確認のため開けません」というエラーが表示されます。controlキーを押しながらアプリケーションを起動すれば開くことができますよ。
復元モードの選択
次に、復元モードの選択です。
今回は、iTunesで暗号化されたバックアップを復元したいので、「iTunesバックアップからリカバリー」を選択します。
復元したいデータを選ぶ
最後に復元したいデータを選びます。
これで、一通りの設定が完了となります。超簡単ですよね。
iTunesで暗号化されたバックアップのパスワードを解析する
iTunesのバックアップパスワードが分からないので、「パスワードをお忘れの場合」をクリックします。
次に、パスワードの解析設定を行います。
パスワードに含まれている文字の種類を選択します。
選ぶ文字の種類が多いほど解析に時間が掛かりますので、絞れるだけ絞った方が早く解析が終わります。
- 大文字(A-Z)
- 小文字(a-z)
- 数字
- 記号
あとは、設定したパスワードの最小文字数と最大文字数を設定します。
文字数についても絞れればその分だけ解析が早まりますので、出来る限り絞ってください。
解析設定が完了し、解析開始ボタンをクリックするとパスワードの解析が開始します。
パスワードの解析が完了すると、完了画面に解析したパスワードが表示されます。
テスト用に1文字のパスワード設定にしたのですが、数分と掛からずあっという間に完了しました。
しかし、(パソコンの性能も影響するので、一概には言えませんが)難解なパスワードになればなるほど膨大な解析時間が必要となりますので注意が必要です。
大文字・小文字・数字が含まれた10桁の文字数で構成したパスワードを解析してみたんですが、5時間近く経っても解析完了となりませんでした。
まとめ
iTunesで暗号化されたバックアップをしたときは「パスワードを忘れないようにメモ」をしておくのがメッチャ重要ですね。
しかし、いざパスワードを忘れたときに役に立つのが「データ復元ソフト」でした。
データ復元ソフトってパスワード解析以外にも、いろいろと役立つ機能が使えますので興味がある方は下の記事を参考にして
みてください。
以上。
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