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RTX 2080搭載ゲーミングPCの性能・価格は?2080 Ti・3080と徹底比較

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自作ゲーミングPCユーザーの中には、RTX 20シリーズの上位モデルである、RTX 2080に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

RTX 2080はミドルレンジGPUであるRTX 3060を上回る処理能力を持つので、フルHDなら重いゲームでも快適に遊べます。

しかし、新型のRTX 3080に比べて性能に対するコスパが悪いため、現在では廃盤になり中古品しか販売されていません。

今回は、フラッグシップモデルであるRTX 2080 Tiや、新型のRTX 3080等のGPUと比較した、RTX 2080の性能を解説していきます。

RTX 2080の代わりとなるGPUモデルも紹介するので、新品のグラボを求めている方は参考にしてみてください。

目次

他のGPUと比較したRTX 2080の性能・価格は?

RTX 2080はRTX 3080モデルの型落ちモデルですが、実用的な性能は高く、フルHD解像度であれば快適にゲームを遊べるのが特徴です。

今回は、RTX 2080Ti・RTX 3080等と比較した、RTX 2080の性能・価格について詳しく解説します。

「RTX 2080」と「RTX 2080 Ti」の性能・価格比較

項目RTX 2080RTX 2080 Ti
アーキテクチャTuringTuring
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
29444352
ベースクロック1515 MHz1350 MHz
ブーストクロック1710 MHz1545 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6 11GB
メモリクロック14 Gbps14 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
256-bit352-bit
メモリバス帯域幅448 GB/s616 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
4668
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
368544
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
215 W250 W
補助電源8-pin + 6-pin2 x 8-pin
PassMarkスコア18,80921,900
希望小売価格
2024年7月時点の販売価格)
$699
(完売)
$999
(192,150円~)
発売日2018/9/202018/9/20
「RTX 2080」と「RTX 2080 Ti」の性能・価格比較表

フラッグシップモデルであるRTX 2080 Tiは、RTX 2080に比べて約1.4~1.5倍のコア数・メモリ性能を持ちます。

PassMarkスコアを比較してみたところ、RTX 2080 TiはRTX 2080に比べて15%ほどスコアが高いことが分かります。

どちらも廃盤になっていて価格コム上では扱いがありませんが、RTX 2080 Tiであれば19万円台で新品が手に入ります。

しかし、非常に高価でコスパが悪いので、次に紹介するRTX 3080を選んだ方がいいです。

「RTX 2080」と「RTX 3080」の性能・価格比較

項目RTX 2080RTX 3080
アーキテクチャTuringAmpere
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
29448704
ベースクロック1515 MHz1440 MHz
ブーストクロック1710 MHz1710 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6X 10GB
メモリクロック14 Gbps19 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量
256-bit320-bit
メモリバス帯域幅448 GB/s760 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
4668
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
368272
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
215 W320 W
補助電源8-pin + 6-pin2 x 8-pin
PassMarkスコア18,80925,392
希望小売価格
2024年7月時点の販売価格)
$699
(完売)
$699
(98,802円~)
発売日2018/9/202020/9/17
「RTX 2080」と「RTX 3080」の性能・価格比較表

後継モデルであるRTX 3080は、RTX 2080に比べて約3倍のCUDAコアを持ち、メモリ関連の性能に関しても2~6割ほど優れています。

ただし、TDPが320Wと大きく、トリプルファンモデルしか存在しないので、装着しづらいのがデメリットです。

新型GPUであるRTX 3080の方が35%もPassMarkスコアが高く、4K解像度の実用性能にいたっては50%以上の差があります。

グラボ本体の価格は9万円以上しますが、RTX 2080 Tiよりも圧倒的にコスパに優れているので、4K解像度でゲームをプレイしたい方におすすめです。

「RTX 2080」と「RTX 3060 Ti」の性能・価格比較

項目RTX 2080RTX 3060 Ti
アーキテクチャTuringAmpere
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
29444864
ベースクロック1515 MHz1410 MHz
ブーストクロック1710 MHz1665 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6 8GB
メモリクロック14 Gbps14Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
256-bit256-bit
メモリバス帯域幅448 GB/s448 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
4638
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
368152
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
215 W200 W
補助電源8-pin + 6-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア18,80920,520
希望小売価格
2024年7月時点の販売価格)
$699
(完売)
$399
(51,770円~)
発売日2018/9/202020/12/2
「RTX 2080」と「RTX 3060 Ti」の性能・価格比較表

RTX 2080を上回る性能を持つと言われているRTX 3060 Tiは、約1.6倍のCUDAコア数を持つのにも関わらず、消費電力が200Wに抑えられているのが特徴です。

RTX 3060 Tiの方がRTX 2080よりも1割ほどスコアが高く、実用性能に関してもRTX 3060 Tiの方が5~10%程度優れています。

RTX 3060 Tiなら5万円台で新品が購入できて、RTX 3080よりもコスパに優れているので、まとまった予算を確保できない方におすすめです。

「RTX 2080」と「GTX 1080」の性能・価格比較

項目RTX 2080GTX 1080
アーキテクチャTuringPascal
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
29442560
ベースクロック1515 MHz1607 MHz
ブーストクロック1710 MHz1733 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR5X 8GB
メモリクロック14 Gbps10 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
256-bit256-bit
メモリバス帯域幅448 GB/s320 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
46
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
368
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
215 W180W
補助電源8-pin + 6-pin8-pin
PassMarkスコア18,80915,466
希望小売価格
(2024年7月時点の販売価格)
$699
(完売)
$599
(完売)
発売日2018/9/202016/5/27
「RTX 2080」と「GTX 1080」の性能・価格比較表

RTX 2080の型落ちモデルであるGTX 1080は、コアクロック以外は全般的に性能が低く、レイトレーシングに対応していないのが特徴です。

RTX 2080とGTX 1080の性能差は、RTX 3080と比較した場合よりも小さく、2割強程度しかスコアの差がありませんでした。

どちらも廃盤状態になっていて、2023年11月時点でGTX 1080も新品のグラボが売り切れてしまいました。

GeForce RTX 2080の特徴

GeForce RTX 2080は旧世代のGPUでありながら、重量級のゲームを軽々と動かせる処理性能を持ちますが、新品が販売されていないのが特徴です。

今回は、RTX 20シリーズの上位GPUである、RTX 2080の特徴を詳しく解説します。

RTX3060を上回る処理性能を持つので快適に遊べる

GPUモデルPassMarkスコア
RTX 308025,392
RTX 3070 Ti23,757
RTX 307022,456
RTX 3060 Ti20,520
RTX 306017,137
RTX 305012,698
RTX 2080 Ti21,900
RTX 2080 SUPER19,558
RTX 208018,809
RTX 2070 SUPER18,236
RTX 2060 SUPER16,609
RTX 206014,078
GTX 1660 SUPER12,807
GTX 16507,838
各GPUモデルのPassMarkスコア比較表

型落ちのGPUであるRTX 2080は、RTX 3080に比べると処理性能が落ちますが、RTX 3060を上回るPassMarkスコアを持ちます。

4K解像度でゲームを行うのは難しいですが、フルHD・WQHD解像度であれば快適に遊べるのが魅力です。

レイトレーシング・DLSS機能が搭載されている

RTX 2080を含むRTX 20シリーズの製品では、レイトレーシング・DLSS機能に対応していて、画質やフレームレートの改善を行えるのが特徴です。

レイトレーシングは光の反射や影の描写を行う機能であり、有効化すると画質は向上しますが、フレームレートが下がります。

DLSSは人工知能により深層学習を行った上で、画像処理を行う機能であり、活用するとフレームレートを改善できます。

フレームレート比較表(バトルフィールド5・フルHD解像度)
RTX 2060(DLSS無・レイトレーシング機能OFF)
74fps
RTX 2060(DLSS無・レイトレーシング機能ON)
42fps
RTX 2060(DLSS有効・レイトレーシング機能OFF)
144fps
RTX 2060(DLSS有効・レイトレーシング機能ON)
92fps

最上位モデルに比べて消費電力が少ない

GPUモデルTDP
RTX 3080320W
RTX 3070 Ti290W
RTX 3070220W
RTX 3060 Ti200W
RTX 2080 Ti250W
RTX 2080 SUPER250W
RTX 2080215W
RTX 2070 SUPER215W
RTX 2060 SUPER175W
RTX 2060160W
GTX 1080180W
各GPUモデルのTDP(熱設計電力)比較表

RTX 2080は、フラッグシップモデルにあたるRTX 2080 Tiに比べてTDPが35W小さいため、そこまで強い電源を搭載しなくても使えるのがメリットです。

RTX30・40シリーズの製品は全体的に消費電力が大きく、RTX 3080だとTDPが320Wもあるので、RTX 2080の代わりとなる新品グラボを探している方はRTX 3060 Tiがおすすめです。

RTX2080を搭載した新品は販売されていない

RTX 2080は完全に廃盤状態になっていて、ゲーミングPC・グラフィックボードのどちらも新品が販売されていない状態です。

そのため、RTX 2080搭載ゲーミングPCにこだわる方は、メルカリ・ヤフオク等で中古の製品を購入することになります。

中古品のグラボであれば3万円台で購入できる

RTX 2080の中古品のグラボであれば、ネットショップで3万円台前半から購入できるので、保証内容を考慮しなければコスパがいいです。

ヤフオク・メルカリを活用すればさらに安くなり、3万円程度で購入できるため、パーツの交換に慣れている自作PCユーザーの方には向いています。

上位モデルのRTX 2080 SUPER・Tiとの性能差は?

RTX 20シリーズのフラッグシップモデルである、RTX 2080 Tiの性能が気になる方も多いですよね。

そこで今回は、RTX 2080の上位モデルである、RTX 2080 SUPER・Tiとの性能差を分かりやすくまとめてみました。

PassMarkスコア(RTX 2080/2080 SUPER/2080Ti)
RTX 2080
18,809
RTX 2080 SUPER
19,558
RTX 2080 Ti
21,900

RTX 2080とRTX 2080 SUPERの性能の差は比較的小さく、PassMarkスコアで4%程度の差しかありませんでした。

しかし、RTX 2080 Tiになると一気に差が大きくなり、RTX 2080に対して約16%高いスコアが出ているのが分かります。

3DMarkのベンチマーク性能比較

3DMarkのベンチマークソフトウェアを利用すると、各項目のグラフィック性能を計測できます。

今回は、DirectX関連のベンチマークテストを行える、Time SpyとFire Strikeを活用して、他のGPUモデルと比較したRTX 2080の性能を解説します。

Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)

Time SpyはDirectX 12に対応したベンチマークソフトウェアであり、通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)の2種類の測定モードがあります。

各モードのベンチマーク結果は以下のとおりで、RTX 2080はRTX 3060よりも2割程度高いスコアを持ちますが、RTX 3060 Tiに比べて10%程度劣ります。

GPUモデルスコア
(Time Spy)
スコア
(Time Spy Extreme)
RTX 308017,0868,482
RTX 3070 Ti13,8456,990
RTX 307012,5496,276
RTX 3060 Ti11,5265,631
RTX 30608,6504,097
RTX 30506,1402,798
RTX 2080 Ti13,8726,574
RTX 2080 SUPER11,3155,293
RTX 208010,5584,940
RTX 2070 SUPER9,5834,741
RTX 2060 SUPER8,4824,042
RTX 20607,3023,320
GTX 1660 SUPER6,1072,772
GTX 16503,7151,584
各GPUモデルのTime Spyのベンチマーク性能比較表

Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)

Fire Strikeは、DirectX 11に対応したベンチマークソフトウェアであり、通常版・Extreme版・Ultra版の3種類の計測モードが存在します。

今回は、通常版(フルHD解像度)とUltra版(4K解像度)における、各GPUモデルのスコアをまとめてみました。

スコアの差が大きくなりましたが、Time Spyの時と同様に、RTX 2080はRTX 3060とRTX 3060Tiの中間の性能を持つことが分かります。

GPUモデルスコア
(Fire Strike)
スコア
(Fire Strike Ultra)
RTX 308039,25710,911
RTX 3070 Ti36,3729,156
RTX 307031,0208,573
RTX 3060 Ti29,1217,309
RTX 306021,3795,187
RTX 305015,8243,592
RTX 2080 Ti34,3167,718
RTX 2080 SUPER29.2306,701
RTX 208025,9896,187
RTX 2070 SUPER25,6845,963
RTX 2060 SUPER22,6185,238
RTX 206016,6704,305
GTX 1660 SUPER15,9113,157
GTX 165010,2491,769
各GPUモデルのFire Strikeのベンチマーク性能比較表

各ゲームのベンチマーク性能比較

今回は、他のGPUモデルと比較した、RTX2080のグラフィック性能をゲームごとにまとめてみました。

RTX 20シリーズの上位GPUの処理性能を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Apex Legends

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080200fps190fps113fps
RTX 3070 Ti180fps142fps87fps
RTX 3070174fps130fps78fps
RTX 3060 Ti157fps124fps74fps
RTX 3060122fps89fps50fps
RTX 305089fps63fps34fps
RTX 2080 Ti166fps132fps75fps
RTX 2080 SUPER162fps121fps72fps
RTX 2080153fps114fps68fps
RTX 2070 SUPER134fps100fps63fps
RTX 2060 SUPER123fps92fps52fps
RTX 2060107fps77fps43fps
GTX 1660 SUPER77fps54fps35fps
GTX 165056fps39fps23fps
各GPUモデルのApex Legendsのフレームレート比較表

FPSゲームとして人気の高いApex Legendsは、RTX 2080であればフルHD解像度で144fpsを達成できるので、問題なく遊べます。

ただし、現在は手に入りづらくなっているため、同等の性能を持つRTX 3060 Ti搭載のゲーミングPCを選んだ方がいいです。

VALORANT

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080638fps352fps
RTX 3070 Ti623fps272fps
RTX 3070593fps243fps
RTX 3060 Ti512fps184fps
RTX 3060414fps140fps
RTX 3050302fps98fps
RTX 2080 Ti534fps233fps
RTX 2080 SUPER487fps176fps
RTX 2080475fps169fps
RTX 2070 SUPER440fps155fps
RTX 2060 SUPER387fps132fps
RTX 2060339fps112fps
GTX 1660 SUPER285fps98fps
GTX 1650191fps53fps
各GPUモデルのVALORANTのフレームレート比較表

軽量なシューティングゲームであるVALORANTでは、フルHD・4K解像度のどちらも144fpsを上回るのが分かります。

エントリークラスのGPUでも144fpsを達成できるため、4K解像度にこだわらない方はGTX 1650・GTX 1660 SUPERでも十分です。

モンスターハンターワールド:アイスボーン

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080149fps147fps84fps
RTX 3070 Ti132fps128fps72fps
RTX 3070122fps113fps63fps
RTX 3060 Ti106fps100fps54fps
RTX 306085fps70fps33fps
RTX 305057fps38fps19fps
RTX 2080 Ti120fps79fps43fps
RTX 2080 SUPER100fps75fps34fps
RTX 208090fps69fps31fps
RTX 2070 SUPER82fps55fps28fps
RTX 2060 SUPER70fps46fps23fps
RTX 206062fps41fps20fps
GTX 1660 SUPER51fps32fps16fps
GTX 165030fps29fps測定不能
各GPUモデルのモンスターハンターワールド:アイスボーンのフレームレート比較表

有名アクションゲームであるモンスターハンターワールドは比較的負荷が重く、フルHD解像度・WQHD解像度は60fpsを上回るものの、4K解像度になると30fps程度まで落ち込みます。

モンスターハンターワールドを4K解像度で快適にプレイしたい方は、新型モデルであるRTX 3080を選びましょう。

フォートナイト(DirectX11)

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080172fps110fps74fps
RTX 3070 Ti152fps100fps62fps
RTX 3070145fps98fps58fps
RTX 3060 Ti127fps87fps48fps
RTX 3060102fps83fps37fps
RTX 305078fps56fps25fps
RTX 2080 Ti136fps95fps56fps
RTX 2080 SUPER118fps89fps46fps
RTX 2080115fps90fps45fps
RTX 2070 SUPER109fps85fps41fps
RTX 2060 SUPER95fps77fps35fps
RTX 206086fps57fps28fps
GTX 1660 SUPER71fps46fps23fps
GTX 165044fps28fps19fps
各GPUモデルのフォートナイト(DirectX11)のフレームレート比較表

人気バトルロワイヤルゲームであるフォートナイトは、フルHD解像度では100fpsを超えるので快適に遊べるものの、小さな遅延が生じるので戦績に影響を及ぼします。

レンダリングモードを「パフォーマンスモード」に設定して軽量化するか、RTX 3070以上のGPUを搭載したゲーミングPCを選びましょう。

PUBG

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080201fps152fps88fps
RTX 3070 Ti162fps122fps74fps
RTX 3070154fps116fps67fps
RTX 3060 Ti119fps92fps52fps
RTX 3060105fps79fps45fps
RTX 305077fps59fps34fps
RTX 2080 Ti123fps94fps53fps
RTX 2080 SUPER116fps89fps50fps
RTX 2080113fps86fps49fps
RTX 2070 SUPER108fps81fps46fps
RTX 2060 SUPER105fps73fps43fps
RTX 206093fps67fps39fps
GTX 1660 SUPER76fps58fps33fps
GTX 165040fps30fps17fps
各GPUモデルのPUBGのフレームレート比較表

約100人のプレイヤーが戦い合うPUBGは、フォートナイトの場合とほぼ同様の結果になり、撃ち負ける場合があるのでドン勝(どんかつ)を狙いづらくなります。

戦績を重視するヘビーゲーマーの方は、設定を落として対応するか、RTX 3070搭載のゲーミングPCを用意しておきましょう。

ファイナルファンタジー14

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080192fps151fps97fps
RTX 3070 Ti181fps144fps85fps
RTX 3070170fps143fps75fps
RTX 3060 Ti165fps128fps67fps
RTX 3060148fps100fps48fps
RTX 3050114fps71fps34fps
RTX 2080 Ti168fps134fps76fps
RTX 2080 SUPER154fps121fps64fps
RTX 2080131fps108fps59fps
RTX 2070 SUPER132fps104fps55fps
RTX 2060 SUPER121fps92fps47fps
RTX 2060116fps83fps41fps
GTX 1660 SUPER111fps59fps33fps
GTX 165063fps38fps19fps
各GPUモデルのファイナルファンタジー14のフレームレート比較表

人気MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14は、フルHD・WQHDでは60fpsを大きく上回るので、快適にゲームを遊べます。

ただし、4K解像度だとぎりぎり60fpsに到達しないため、RTX 2080 SUPER・TiやRTX 3060 Tiを選んだ方がいいです。

ファイナルファンタジー15

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080135fps116fps75fps
RTX 3070 Ti133fps104fps63fps
RTX 3070127fps98fps59fps
RTX 3060 Ti114fps87fps51fps
RTX 306089fps67fps38fps
RTX 305066fps48fps33fps
RTX 2080 Ti129fps95fps60fps
RTX 2080 SUPER114fps86fps50fps
RTX 2080109fps83fps47fps
RTX 2070 SUPER103fps74fps44fps
RTX 2060 SUPER89fps64fps37fps
RTX 206079fps57fps32fps
GTX 1660 SUPER66fps47fps32fps
GTX 165039fps38fps24fps
各GPUモデルのファイナルファンタジー15のフレームレート比較表

FFシリーズの新作であるファイナルファンタジー15は、前作よりも負荷が大きく、4K解像度になると47fpsまで落ち込みました。

ファイナルファンタジー15を最高画質でプレイする方は、60fps程度のフレームレートを出せる、RTX 2080 Ti・RTX 3070を選んだ方がいいです。

レインボーシックスシージ

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080527fps318fps188fps
RTX 3070 Ti476fps256fps159fps
RTX 3070438fps244fps145fps
RTX 3060 Ti385fps206fps120fps
RTX 3060307fps169fps93fps
RTX 3050232fps129fps68fps
RTX 2080 Ti429fps219fps136fps
RTX 2080 SUPER365fps200fps120fps
RTX 2080351fps187fps116fps
RTX 2070 SUPER323fps175fps103fps
RTX 2060 SUPER283fps150fps87fps
RTX 2060252fps139fps73fps
GTX 1660 SUPER257fps126fps58fps
GTX 1650166fps77fps36fps
各GPUモデルのレインボーシックスシージのフレームレート比較表

フランスのFPSゲームであるレインボーシックスシージは、比較的負荷が軽く、フルHD・WQHD解像度で144fpsを大きく上回りました。

レインボーシックスシージだけをプレイする方は、RTX 2080搭載ゲーミングPCでも十分に対応できます。

RTX 2080搭載ゲーミングPCの代わりとなるおすすめモデルは?

RTX 2080は2023年時点でも問題なく使えますが、中古のゲーミングPCしか販売されていないので、保証がほとんど効かないのが大きなデメリットです。

そこで今回は、RTX 2080よりも高性能で、コストパフォーマンスにも優れたおすすめのGPUモデルを紹介します。

RTX 3080並の処理性能を持ち省電力性にも優れたRTX 4070

RTX 3080並の処理能力を持つRTX 4070は、デフォルトの状態では高解像度に弱いものの、最新の画像処理技術であるDLSS3.0を活用すれば4K解像度も快適に遊べます。

TDPが200WとRTX 3080に比べて圧倒的に低く、小型のPCケースにも難なく装着できるため、ミニタワーゲーミングPCを求めている方におすすめです。

RTX 4070搭載ゲーミングPCは20万円台前半で購入できるので、RTX 3080よりもコスパに優れているのも魅力です。

RTX 2080より高性能でコスパにも優れたRTX 3060 Ti

RTX30シリーズのミドルレンジGPUであるRTX 3060 Tiは、RTX 2080より高性能なのにも関わらず、5万円台で購入できるコスパの高さが魅力です。

4K解像度は設定を落とさないと快適に遊ぶのが難しいものの、10万円台後半でRTX 3060 Ti搭載ゲーミングPCが買えるので、まとまった予算を確保できない方に向いています。

RTX 3060 TiとRTX 4070の中間の性能を持つRTX 4060 Ti

RTX 3070並のスコアを持つRTX 4060 Tiは、RTX 3060 TiとRTX 4070の中間の性能を持ち、Apexやフォートナイトで144fpsを実現できます。

しかし、WQHD解像度や4K解像度に弱く、サイバーパンクやFF15等の重量級のゲームでは、RTX 3060 Tiを下回るフレームレートしか出せません。

グラボ本体の価格はRTX 3060 Tiよりも少し高価ですが、ゲーミングPCは10万円台後半で購入できるため、フルHDでFPSゲームを快適に遊びたい方に向いています。

RTX 2080搭載のおすすめグラボ(中古品)

RTX 2080搭載グラボは中古品しか販売されていませんが、MSIのVD6723なら状態のいい商品が6万円台から入手できます。

見た目がかっこいい上に、虹色に光るLEDライティング機能が付いているので、外観を重視する方におすすめです。

アフターバーナーと呼ばれる専用ソフトが付属していて、GPUのオーバークロックや、ファンの回転数の調整も行えます。

巨大なヒートシンクに加えて、3つのファンを備えた「TRI-FROZRクーラー」が搭載されているため、熱暴走を起こしにくく壊れづらいのも魅力です。

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