新しくゲーミングPCを購入するなら、4K解像度でも快適にゲームを行える製品が欲しいですよね。
そんな方におすすめなのが、RTX 4070の上位モデルのGPUである、RTX 4070 SUPER搭載ゲーミングPCとなります。
RTX 4070 Tiに近いスペックを持ち、サイバーパンク2077等の重量級ゲームも4K解像度で遊べるのにも関わらず、20万円台前半から入手可能なのが魅力です。
しかし、RTX 4070 Ti SUPER等の類似モデルが複数存在するため、GPU選びで迷う方も多いと思います。
今回は、RTX 4070・RTX 4070 Ti等のGPUと比較した、RTX 4070 SUPERの性能・価格を解説した上で、おすすめゲーミングPCを紹介していきます。
他のGPUと比較したRTX 4070 SUPERの性能・価格は?
今回は、2024年1月中旬に販売された、RTX 4070 SUPERの性能・価格を他のGPUと比較しながら解説していきます。
RTX 4070やRTX 4070 Tiとの違いについても取り上げるので、RTX 4070シリーズのGPU選びで迷っている方は、続きの内容を読み進めてみましょう。
- 「RTX 4070 SUPER」と「RTX 4070」の性能・価格比較
- 「RTX 4070 SUPER」と「RTX 4070 Ti」の性能・価格比較
- 「RTX 4070 SUPER」と「RTX 4070 Ti SUPER」の性能・価格比較
「RTX 4070 SUPER」と「RTX 4070」の性能・価格比較
項目 | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 7168 | 5888 |
ベースクロック | 1980 MHz | 1920 MHz |
ブーストクロック | 2475 MHz | 2475 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 12GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 504 GB/s | 504 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 56 | 46 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 224 | 184 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 220W | 200W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 1 x 8-pin |
PassMarkスコア | 30,646 | 26,395 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $599 (98,980円~) | $599 (85,895円~) |
発売日 | 2024/1/18 | 2023/4/13 |
RTX 4070の上位モデルであるRTX 4070 SUPERでは、コア数が20%以上増えていますが、クロック数やメモリ関連のスペックはほとんど変わらないのが特徴です。
下位モデルであるRTX 4070に比べて、PassMarkスコアが16%高いだけでなく、4K解像度の実用性能も改善されています。
TDPはRTX 4070の方が20W小さいものの、RTX 4070 SUPERにもデュアルファンモデルが存在するため、汎用性は変わりません。
GPUの価格も1.5万円程度しか変わらないため、4K解像度でゲームを行いたい方はRTX 4070 SUPERがおすすめです。
「RTX 4070 SUPER」と「RTX 4070 Ti」の性能・価格比較
項目 | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 Ti |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 7168 | 7680 |
ベースクロック | 1980 MHz | 2310 MHz |
ブーストクロック | 2475 MHz | 2610 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 12GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21 Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 504 GB/s | 504 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 56 | 60 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 224 | 240 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 220W | 285W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 30,646 | 31,770 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $599 (98,980円~) | $799 (118,800円~) |
発売日 | 2024/1/18 | 2023/1/5 |
RTX 4070 SUPERの上位モデルであるRTX 4070 Tiでは、ベースクロックが15%ほど引き上げられている上に、CUDAコア数もRTX 4070 SUPERより7%多いです。
しかし、PassMarkスコアの差は思ったよりも小さく、RTX 4070 Tiと4%程度しか数値が開かず、実用性能に関しても大きな違いは生まれませんでした。
TDPはRTX 4070 SUPERよりも65Wも大きく、トリプルファンモデルしか用意されていないため、PCケースが小さいと取り付けられません。
価格はRTX 4070 Tiの方が2万円ほど高いので、エンコード機能にこだわりがなければRTX 4070 SUPERを選んだ方がいいです。
「RTX 4070 SUPER」と「RTX 4070 Ti SUPER」の性能・価格比較
項目 | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 Ti SUPER |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 7168 | 8448 |
ベースクロック | 1980 MHz | 2340 MHz |
ブーストクロック | 2475 MHz | 2610 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 12GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 504 GB/s | 672 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 56 | 66 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 224 | 264 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 220W | 285W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 30,646 | 32,736 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $599 (98,980円~) | $799 (136,680円~) |
発売日 | 2024/1/18 | 2024/1/24 |
「Ti」と「SUPER」の両方の接尾語が付いているのが印象的な、RTX 4070 Ti SUPERでは、コア数・クロック数・メモリ容量共に2割~3割ほど優れています。
RTX 4070 SUPERとのPassMarkスコアの差は7%と小さいものの、4K解像度の実用性能に関しては15%~20%の差が生じました。
しかし、RTX 4070 Tiと同じTDPに設定されていて、トリプルファンモデルしか用意されていないため、RTX 4070 SUPERよりも汎用性に劣ります。
グラボの販売価格も15万円程度と非常に高価なので、コスパに関してはRTX 4070 SUPERの方が優れています。
GeForce RTX 4070 SUPERの特徴・用途
最新の高性能GPUであるGeForce RTX 4070 SUPERは、4K解像度でも快適にゲームを行えるグラフィック性能を持ち合わせているのが特徴です。
今回は、GeForce RTX 4070 SUPERの特徴・用途について詳しく解説するので、興味がある方はぜひチェックしてみましょう。
- RTX 4070 Tiに近い性能を持つので4K解像度でも快適にゲームを行える
- 高速メモリであるL2キャッシュの容量が48MBに増強されている
- TDPは220WとRTX 4070より少し大きいが優れた省電力性を持つ
- デュアルファンモデルも販売されているのでミニタワーPCでも搭載可能
- RTX 4070 Tiと異なり動画エンコーダーが1基しか搭載されていない
- RTX 4070よりも高価でグラボ単体でも10万円程度かかる
RTX 4070 Tiに近い性能を持つので4K解像度でも快適にゲームを行える
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
RTX 3090 Ti | 29,821 |
RTX 3090 | 26,873 |
RTX 3080 Ti | 27,406 |
RTX 3080 | 25,392 |
RTX 3070 Ti | 23,757 |
RTX 3070 | 22,456 |
RTX 3060 Ti | 20,520 |
RTX 3060 | 17,137 |
RTX 4070の上位モデルであるRTX 4070 SUPERは、RTX 4070 Tiに近い性能を持ち、PassMarkスコア比で4%の差しか存在しません。
サイバーパンクの4K解像度においても、DLSS無で50fps程度のフレームレートを出せるので、重量級のゲームも高画質で快適にプレイ可能です。
そのため、4K解像度でも快適にゲームを行いたい方には、10万円程度で買えるRTX 4070 SUPERがおすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 3080 | 146fps | 96fps | 47fps |
高速メモリであるL2キャッシュの容量が48MBに増強されている
GPUモデル | L2キャッシュ容量 |
---|---|
RTX 4070 Ti SUPER | 48MB |
RTX 4070 Ti | 48MB |
RTX 4070 SUPER | 48MB |
RTX 4070 | 32MB |
RTX 4070 SUPERでは、下位モデルであるRTX 4070と異なり、高速メモリであるL2キャッシュの容量が48MBに増強されています。
結果として、GPUが描写した映像データの取得率(キャッシュヒット率)が上がるため、RTX 4070特有の4K解像度のボトルネックが解消されています。
TDPは220WとRTX 4070より少し大きいが優れた省電力性を持つ
GPUモデル | PassMarkスコア | TDP (※消費電力の最大値の目安) | スコア / TDP |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 39,455 | 450W | 87.7 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 | 320W | 108.4 |
RTX 4080 | 34,639 | 320W | 108.2 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 | 285W | 114.9 |
RTX 4070 Ti | 31,770 | 285W | 111.5 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 | 220W | 139.3 |
RTX 4070 | 26,395 | 200W | 132.0 |
RTX 4060 Ti | 22,405 | 160W | 140.0 |
RTX 4060 | 20,033 | 110W | 182.1 |
RTX 3090 Ti | 29,821 | 450W | 66.3 |
RTX 3090 | 26,873 | 350W | 76.8 |
RTX 3080 Ti | 27,406 | 350W | 78.3 |
RTX 3080 | 25,392 | 320W | 79.4 |
RTX 3070 Ti | 23,757 | 290W | 81.9 |
RTX 3070 | 22,456 | 220W | 102.0 |
RTX 3060 Ti | 20,520 | 200W | 102.6 |
RTX 3060 | 17,137 | 170W | 100.8 |
RTX 4070 SUPERのTDPは220Wに設計されていて、RTX 4070より20W大きいものの、RTX 4070 Tiと比較すると65Wも消費電力が抑えられています。
PassMarkスコアをTDPで割った値を比較してみると、RTX 4060 Tiに高いワットパフォーマンスを持ち、省電力性に非常に優れているのが特徴です。
デュアルファンモデルも販売されているのでミニタワーPCでも搭載可能
商品名 | 寸法 |
---|---|
GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OC (デュアルファンモデル) | 242 × 125 × 43 mm |
GeForce RTX 4070 SUPER 12G GAMING X SLIM (トリプルファンモデル) | 307 × 125 × 46 mm |
RTX 4070 SUPERに関しても、RTX 4070と同様にデュアルファンモデルが販売されていて、全長が240mm程度に抑えられたグラボが存在します。
デュアルファンモデルであればミニタワーPCでも搭載できるので、4K解像度も快適に遊べる小型PC向けのグラボを求めている方におすすめです。
RTX 4070 Tiと異なり動画エンコーダーが1基しか搭載されていない
RTX 4070 SUPERでは、RTX 4070 Ti以上のGPUと異なり、AV1規格対応の動画エンコーダーが1基しか搭載されていません。
ゲームの動画配信を行いたい方は、動画エンコーダーが2基搭載されたRTX 4070 Tiを選びましょう。
RTX 4070よりも高価でグラボ単体でも10万円程度かかる
GPUモデル | 価格 |
---|---|
RTX 4070 SUPER | $599 グラボの販売価格:98,980円~ (※2024年10月時点の価格) |
RTX 4070 | $599 グラボの販売価格:85,895円~ (※2024年10月時点の価格) |
最新のハイスペックグラボであるRTX 4070 SUPERは、希望小売価格自体はRTX 4070と変わらない$599に設定されています。
しかし、新しいGPUなだけあってRTX 4070よりも高く、グラボ単体でも10万円程度かかるため、少し手が届きづらいのがデメリットです。
3DMarkのベンチマーク性能比較
GPUの性能を計測するベンチマークソフトとして、DirectX11を活用した「Fire Strike」や、DirectX12専用ソフトである「Time Spy」がよく用いられます。
ここでは、3DMarkの代表的なベンチマークソフトである、「Fire Strike」と「Time Spy」を用いて、各GPUのグラフィック性能を比較してみました。
RTX 4070 Ti・RTX 4070 Ti SUPERといった、類似モデルとの性能差が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)
GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3090 | 18,560 | 8,826 |
RTX 3080 Ti | 18,637 | 8,853 |
RTX 3080 | 17,086 | 8,482 |
RTX 3070 Ti | 13,845 | 6,990 |
RTX 3070 | 12,549 | 6,276 |
RTX 3060 Ti | 11,526 | 5,631 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
DirectX12専用のベンチマークソフトであるTime Spyでは、通常版(WQHD解像度)に加えて、Extreme版(4K解像度)が用意されています。
通常版・Extreme版ともに、RTX 4070よりも10%以上高いスコアを叩き出し、RTX 4070 Tiに近い性能を持つことが分かります。
Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)
GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3090 | 47,773 | 12,617 |
RTX 3080 Ti | 46,771 | 12,479 |
RTX 3080 | 39,257 | 10,911 |
RTX 3070 Ti | 36,372 | 9,156 |
RTX 3070 | 31,020 | 8,573 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
通常版(フルHD解像度)とUltra(4K解像度)における、Fire Strikeの測定結果をまとめてみたところ、上記の表の通りになりました。
Time Spyよりもスコア差が広がりましたが、RTX 4070 Tiとの差はフルHD・4K解像度共に10%未満に収まりました。
各ゲームのベンチマーク性能比較
ハイスペックGPUであるRTX 4070 SUPERであれば、サイバーパンク2077等の重量級のタイトルでも4K解像度で60fpsを実現できるので、画質を高めても快適にゲームを遊べます。
ここでは、各ゲームのベンチマーク性能について、他のGPUと比較しながら詳しく解説するので、RTX 4070 SUPERのゲーミング性能に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
- Apex Legends
- パルワールド
- サイバーパンク2077
- Overwatch2
- フォートナイト(DirectX12)
- Forza Horizon5
- ファイナルファンタジー14
- CoD:Modern Warfare2
Apex Legends
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
人気FPSゲームであるApex Legendsでは、RTX 4070 SUPERなら240fpsを上回るフレームレートを出せるため、ヌルヌル映像を楽しめます。
4K解像度に設定しても144fps以上を実現できるので、Apexを最高画質で遊びたい方はRTX 4070 SUPERがおすすめです。
パルワールド
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
爆発的にヒットして一躍話題となったパルワールドは、ゼルダの伝説とARKを混ぜ合わせたような世界で、ポケモンのようなパルを使いこなして遊ぶオープンワールドゲームとなります。
比較的負荷が重いものの、RTX 4070 SUPERであれば4K解像度(最高設定)でも60fpsを出せるため、快適にゲームをプレイ可能です。
RTX 4070以下に落とすと4K解像度のフレームレートが大幅に下がるため、RTX 4070 SUPER以上のGPUを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
サイバーパンク2077
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
重量級のオープンワールドゲームとして有名なサイバーパンク2077では、超解像度技術であるDLSSを使わない状態では、4K解像度で50fps程度しか出せません。
しかし、DLSS3をオンにすれば、RTX 4070 Tiと同様に4Kレイトレ画質でも60fps以上を実現できます。
4Kに弱いRTX 4070にすると一気にフレームレートが落ちるため、パルワールドと同様にRTX 4070 SUPER以上のGPUがおすすめです。
Overwatch2
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 460fps | 361fps | 239fps |
RTX 4080 SUPER | 414fps | 321fps | 209fps |
RTX 4080 | 410fps | 318fps | 207fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 397fps | 307fps | 199fps |
RTX 4070 Ti | 384fps | 296fps | 191fps |
RTX 4070 SUPER | 342fps | 261fps | 166fps |
RTX 4070 | 311fps | 235fps | 147fps |
RTX 4060 Ti | 271fps | 202fps | 125fps |
RTX 4060 | 232fps | 171fps | 103fps |
チーム制のバトルロワイヤルゲームであるOverwatch2は、比較的負荷が軽くRTX 4070 SUPERなら4K解像度でも144fpsを大きく上回ります。
Overwatch2を遊ぶだけならオーバースペックになるので、RTX 4070を搭載したゲーミングPCを選んだ方がいいです。
フォートナイト(DirectX12)
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
フォートナイト(DirectX12)は負荷が重く、RTX 4070 SUPERだとフルHD解像度でも100fps弱しか出ません。
しかし、レンダリング(描写)モードや設定を変えて負荷を軽くすれば、大幅にフレームレートが上がり、Apexと同様に240fpsを狙えます。
フルHD最高画質でフォートナイトを快適にプレイしたい方は、レンダリングモードをDirectX11またはパフォーマンスモードに変えましょう。
Forza Horizon5
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
Steam上で評判の良いカーレーシングゲームであるForza Horizon5では、RTX 4070 SUPERであれば4K解像度でも100fpsを上回ります。
そのため、ウルトラワイドモニターやマルチモニターを活用しても、カクつきを感じずに快適にゲームをプレイ可能です。
ファイナルファンタジー14
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 280fps | 262fps | 188fps |
RTX 4080 SUPER | 272fps | 237fps | 145fps |
RTX 4080 | 271fps | 235fps | 144fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 270fps | 218fps | 124fps |
RTX 4070 Ti | 251fps | 202fps | 111fps |
RTX 4070 SUPER | 240fps | 198fps | 102fps |
RTX 4070 | 227fps | 168fps | 98fps |
RTX 4060 Ti | 197fps | 138fps | 72fps |
RTX 4060 | 175fps | 115fps | 53fps |
MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14でも、Forza Horizon5と同様に100fpsを上回るため、最高画質でも非常に快適に遊べます。
ただし、RTX 4070とそれほど4K解像度のフレームレートが変わらないため、ファイナルファンタジー14しか遊ばない方はRTX 4070でも十分です。
CoD:Modern Warfare2
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 236fps | 169fps | 108fps |
RTX 4080 SUPER | 209fps | 156fps | 93fps |
RTX 4080 | 206fps | 155fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 198fps | 150fps | 88fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 130fps | 85fps |
RTX 4070 SUPER | 169fps | 123fps | 77fps |
RTX 4070 | 139fps | 100fps | 59fps |
RTX 4060 Ti | 123fps | 84fps | 45fps |
RTX 4060 | 115fps | 79fps | 40fps |
CoD:Modern Warfare2は比較的負荷の重いFPSゲームですが、RTX 4070 SUPERであれば170fps程度のフレームレートを叩き出せます。
1ランク下のRTX 4070では139fpsまで下がるため、RTX 4070 SUPER搭載モデルを選んだ方がいいです。
おすすめのRTX 4070 SUPER搭載ゲーミングPC7選
以下の7社のメーカーから、4K解像度でもゲームを快適に遊べる、RTX 4070 SUPERを搭載したゲーミングPCを販売します。
今回は、コスパに優れたRTX 4070 SUPER搭載のおすすめゲーミングPCを7つ紹介するので、ハイスペックなゲーム用パソコンを求めている方は確認してみましょう。
- G-GEAR GA7J-G241BN(ツクモ)
- FRMFGB650/M1022(フロンティア)
- GALLERIA XA7C-R47S(ドスパラ)
- GK-PSK147F47S(ストーム)
- G-Tune DG-I7G7S(マウスコンピューター)
- LEVEL-M1A6-LCR78D-TTX-BLACK(パソコン工房)
- ZEFT Z48BC(パソコンショップセブン)
G-GEAR GA7J-G241BN(ツクモ)
ツクモのG-GearシリーズのゲーミングPCであり、高性能なRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
32GBメモリまで搭載されているのにも関わらず、26万円程度で購入できるので、RTX 4070 SUPER搭載ゲーミングPCを安く手に入れたい方におすすめです。
即納モデルなので出荷スピードは速いものの、CPUやGPUなどのPCパーツを変えられないのがデメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 259,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
FRMFGB650/M1022(フロンティア)
フロンティアのMSIコラボモデルのゲーミングPCで、最新のGPUであるRTX 4070 SUPERとRyzen 7 7800X3Dが採用されています。
PCケースのデザインが非常にかっこいいので、ゲーミングPCの見た目にこだわる方におすすめです。
信頼性の高いMSI製のPCパーツが標準構成で使われているため、負荷の重いゲームを長時間行っても壊れづらいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 295,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
GALLERIA XA7C-R47S(ドスパラ)
ドスパラのRTX 4070 SUPER搭載モデルで、ハイスペックな最新CPUであるCore i7-14700Fが使われています。
GALLERIA XA7C-R47TSよりも3万円以上安く購入できるので、ドスパラの4K対応ゲーミングPCをお得に手に入れたい方におすすめです。
標準構成で32GBメモリと1TB SSDが内蔵されているため、多種多様なゲームを行えるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 274,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
GK-PSK147F47S(ストーム)
ストームの幻境シリーズのゲーミングPCで、ハイスペックなRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが内蔵されています。
光るケースファンや水冷CPUファンが搭載されているため、ゲーミングPCの外観を重視する方におすすめです。
1TB SSDに加えて32GBの大容量メモリが使われているので、パルワールドを含む様々なゲームを楽しめるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 288,000円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
G-Tune DG-I7G7S(マウスコンピューター)
G-TuneシリーズのミニタワーゲーミングPCで、性能の高さで定評のあるRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
価格は299,800円とそこまで安くありませんが、標準で3年保証が付くため、長く使い続けられるゲーミングPCを求めている方におすすめです。
PCケースのカスタマイズが可能で、7,700円の追加料金を支払えば、光るゲーミングPCに仕上げられるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 299,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
LEVEL-M1A6-LCR78D-TTX-BLACK(パソコン工房)
パソコン工房のLEVELθ(シータ)シリーズのゲーミングPCで、赤く光るケースファンが3基搭載されているので、かっこいいゲーミングPCを求めている方におすすめです。
ゲーミング性能の高さで定評のある、RTX 4070 SUPERとRyzen 7 7800X3Dが使われている関係で、サイバーパンク2077も4K解像度で快適に遊べます。
メモリとストレージの容量を抑えられているものの、26万円台で購入できるため、比較的コスパに優れているのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 269,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ZEFT Z48BC(パソコンショップセブン)
ZEFTシリーズのゲーミングPCで、標準構成ではRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが搭載されています。
追加料金を支払うとPCケースを自由に変えられるため、ゲーミングPCの見た目にこだわる方に向いています。
価格は30万円弱と他のゲーミングPCに比べて高価なので、コスパを重視する方は他のメーカーの製品を選びましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 296,780円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTOメーカー
おすすめのRTX 4070 SUPER搭載ゲーミングPC比較表
商品名 | G-GEAR GA7J-G241BN (ツクモ) | FRMFGB650/M1022 (フロンティア) | GALLERIA XA7C-R47S (ドスパラ) | GK-PSK147F47S (ストーム) | G-Tune DG-I7G70 (マウスコンピューター) | LEVEL-M1A6-LCR78D-TTX-BLACK(パソコン工房) | ZEFT Z48BC (パソコンショップセブン) |
価格(税込) | 259,980円 | 295,800円 | 274,980円 | 288,000円 | 299,800円 | 269,800円 | 296,780円 |
CPU | Intel Core i7-14700F | AMD Ryzen 7 7800X3D | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | AMD Ryzen 7 7800X3D | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD |
公式サイト | ツクモ公式サイト | FRONTIER公式サイト | ドスパラ公式サイト | ストーム公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | パソコン工房公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト |
RTX 4070 SUPER搭載グラボを販売しているおすすめメーカー
以下の3社のPC部品メーカーから、コスパに優れたRTX 4070 SUPER搭載グラボが販売されています。
ここでは、RTX 4070 SUPER搭載グラボを販売している、各おすすめメーカーの特徴を詳しく解説していくので、自作PCに興味がある方は確認してみましょう。
OC仕様のものが10万円台前半で手に入るGIGABYTE
GIGABYTEのGV-N407SWF3OC-12GDはコスパに優れていて、Amazonで買うと10万円台前半で入手できます。
OC仕様に設計されていて、クロック数が2,505MHzまで高められているため、安くて高性能なグラボを求めている方におすすめです。
トリプルファンモデルであるものの、全長が261mmに抑えられているため、小型のゲーミングPCにも問題なく搭載できます。
動作の安定性とコンパクトさで定評のあるMSI
MSIのRTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OCは、コンパクトなデュアルファン仕様に設計されているのが特徴です。
動作の安定性に優れているので、ガッツリゲームを行うヘビーゲーマーの方に向いています。
しかし、RTX 4070搭載モデルに比べて騒音が大きく、回転数を抑えないと動作音が目立つのが欠点です。
優れたコスパとデザイン性が魅力的な玄人志向
玄人志向のGG-RTX4070SP-E12GB/DF2は、コスパに優れていて10万円程度で購入できるのが魅力です。
虹色に光るLEDライトは搭載されていないものの、ケースの外観がかっこよく仕上がっているため、デザイン性を重視する方におすすめです。
標準で3年保証が付いているため、長く使える高品質なグラボを求めている方にも向いています。
コメント