最新のGPUであるRTX 5000シリーズは、RTX 4000シリーズに比べて高性能なものの、全体的に高価で手が届きづらいですよね。
そんな方におすすめなのが、RTX 5000シリーズの下位モデルである、GeForce RTX 5070となります。
RTX 4070 SUPER以上のグラフィック性能を持ち、モンハンワイルズも問題なくプレイできるのにも関わらず、GPU単体で12万円・ゲーミングPCであっても30万円未満で手に入ります。
とはいえ、PS5 Proに比べて2倍以上も高価なため、動画配信を行わないライトゲーマーの方はなかなか購入に踏み切れないと思います。
そこで今回は、4070・5070 TiなどのハイスペックGPUと徹底比較した上で、コスパに優れたRTX 5000搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
モンスターハンターワイルズ等の最新ゲームのベンチマーク結果も取り上げるので、RTX 5070の購入を検討している方は続きの内容をチェックしてみてください。
他のGPUと比較したRTX 5070の性能・価格は?


今回は、コスパの高さで定評のあったRTX 4070の次世代モデルである、RTX 5070のスペック・価格について、他の4000・5000シリーズのGPUと比べながら詳しく解説していきます。
最新の高性能GPUであるRTX 5070に興味がある方は、各見出しにある性能・価格比較表を確認してみましょう。
「RTX 5070」と「RTX 4070」の性能・価格比較
項目 | RTX 5070 | RTX 4070 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Blackwell | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 6,144 | 5,888 |
ベースクロック | 2160 MHz | 1920 MHz |
ブーストクロック | 2510 MHz | 2475 MHz |
GPUメモリ | GDDR7 12GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 28Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 672GB/s | 504GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 48 | 46 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 192 | 184 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 250W | 200W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 1 x 8-pin |
PassMarkスコア | 28,312 | 26,395 |
希望小売価格 (2025年4月時点の販売価格) | $549 (114,800円~) | $599 (99,980円) |
発売日 | 2025/3/5 | 2023/4/13 |
RTX 5070の前世代GPUであるRTX 4070は、コア数・クロック数やメモリ容量に大きな差はありませんが、メモリ規格がGDDR7になったことでTDPが50Wも大きくなりました。
PassMarkスコアはRTX 5070の方がRTX 4070よりも8%ほど高く、実用性能においてはRTX 4070 SUPERに劣らない結果となりました。
品薄のRTX 4070に比べて15,000円ほどしか価格が変わらないため、ハイスペックPCを求めている方はRTX 5070がおすすめです・
「RTX 5070」と「RTX 5070 Ti」の性能・価格比較
項目 | RTX 5070 | RTX 5070 Ti |
---|---|---|
アーキテクチャ | Blackwell | Blackwell |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 6,144 | 8,960 |
ベースクロック | 2160 MHz | 2300 MHz |
ブーストクロック | 2510 MHz | 2450 MHz |
GPUメモリ | GDDR7 12GB | GDDR7 16GB |
メモリクロック | 28Gbps | 28Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 672GB/s | 896GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 48 | 70 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 192 | 280 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 250W | 300W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 28,312 | 32,502 |
希望小売価格 (2025年4月時点の販売価格) | $549 (114,800円~) | $749 (178,800円~) |
発売日 | 2025/3/5 | 2025/2/20 |
RTX 5070の上位モデルであるRTX 5070 Tiは、コア数・メモリ容量・メモリバスが3~5割ほど増えていて、TDPに関しても50W大きい300Wで設計されているのが特徴です。
PassMarkではRTX 5070 Tiの方がRTX 5070より15%高いスコアを叩き出し、実用性能にいたっては2割以上の差が付きました。
しかし、RTX 5070 Tiの販売価格は18万円と非常高価で、RTX 5070の約1.5倍の費用がかかるため、コスパを重視する方はRTX 5070を選んだ方がいいです。
「RTX 5070」と「RTX 4070 SUPER」の性能・価格比較
項目 | RTX 5070 | RTX 4070 SUPER |
---|---|---|
アーキテクチャ | Blackwell | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 6,144 | 7,168 |
ベースクロック | 2160 MHz | 1980 MHz |
ブーストクロック | 2510 MHz | 2475 MHz |
GPUメモリ | GDDR7 12GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 28Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 672GB/s | 504GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 48 | 56 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 192 | 224 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 250W | 220W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 28,312 | 30,646 |
希望小売価格 (2025年4月時点の販売価格) | $549 (114,800円~) | $599 (欠品中) |
発売日 | 2025/3/5 | 2024/1/18 |
RTX 4070の改良版にあたるRTX 4070 SUPERは、RTX 5070よりもコア数が15%ほど多く、TDPに関してもRTX 4070よりも20W高い220Wに設定されています。
ベンチマーク結果ではRTX 4070 SUPERの方が8%ほど優れていますが、実際のゲーミング性能においては、RTX 5070の方がRTX 4070 SUPERよりも10%ほど高いフレームレートを出せます。
RTX 4070 SUPERは在庫切れで手に入れられない状態なので、30万円以内で買えるハイスペックゲーミングを求めている方はRTX 5070搭載モデルを選びましょう。
GeForce RTX 5070の特徴・用途


今回は、2025年3月上旬に発売されたRTX 5070の特徴・用途について、他のGPUと比較しながら詳しく解説していきます。
12万円前後で買えるRTX 5070に興味を持った方は、気になる見出しをチェックしてみましょう。
- RTX 4070 SUPERよりも約10%優れたゲーミング性能を持つ
- マルチフレーム生成に対応したDLSS4も使える
- 消費電力(TDP)がRTX 4070に比べて50Wも増えている
- デュアルファンモデルは存在するのでミニタワーPCにも搭載可能
- 人工生成AIの進化により前世代のRTX 4070ですら品薄に陥っている
RTX 4070 SUPERよりも約10%優れたゲーミング性能を持つ
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 5090 | 39,644 |
RTX 5080 | 36,490 |
RTX 5070 Ti | 32,502 |
RTX 5070 | 28,312 |
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
NVIDIA公式サイトでは、RTX 5070のグラフィック性能はRTX 4090に匹敵することを謳っていますが、あくまでもマルチフレーム生成技術を利用した時の結果となります。
実際のGPU性能の向上率は上記の例ほど大きくなく、PassMark上ではRTX 4070 SUPERにすら引けを取る結果になりました。
しかし、実用上のゲーミング性能ではRTX 4070 SUPERより約10%優れていて、今話題のモンハンワイルズも問題なくプレイ可能です。
RTX 4070 SUPERは品薄状態に陥っているため、コスパ最強のハイスペックGPUを求めている方におすすめです。
マルチフレーム生成に対応したDLSS4も使える


RTX 5070はRTX 5000シリーズの中で一番下位のモデルとなりますが、他のGPUと同様にマルチフレーム生成に対応したDLSS4(Deep Learning Super Sampling 4)も使えます。
1コマで最大で3つの画像を生成できるため、従来のDLSSよりもフレームレートが飛躍的に上がり、DLSS4対応ゲームではRTX 4090に負けない描写速度を実現できるのが特徴です。
消費電力(TDP)がRTX 4070に比べて50Wも増えている
GPUモデル | TDP | 推奨電源容量 |
---|---|---|
RTX 5090 | 575W | 1000W |
RTX 5080 | 360W | 850W |
RTX 5070 Ti | 300W | 750W |
RTX 5070 | 250W | 650W |
RTX 4090 | 450W | 1000W |
RTX 4080 SUPER | 320W | 850W |
RTX 4080 | 320W | 850W |
RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 750W |
RTX 4070 Ti | 285W | 750W |
RTX 4070 SUPER | 220W | 650W |
RTX 4070 | 200W | 650W |
RTX 4060 Ti | 160W | 550W |
RTX 4060 | 115W | 550W |
RTX 5070になりGDDR7規格のメモリが使われるようになった関係で、コア数自体は5%しか増えてないのにも関わらず、TDPがRTX 4070よりも50Wも大きい250Wまで増えました。
推奨電源容量は650Wに設定されていますが、容量不足だと突然電源が落ちる危険性もあるので、余裕を持って700W~750Wの容量を持つ製品を選びましょう。
デュアルファンモデルは存在するのでミニタワーPCにも搭載可能


TDPが大きくなるほど高い冷却性能が必要になるので、グラフィックボードのファンが大型化していき、RTX 5070 Ti以上のモデルではトリプルファンモデルしか存在しなくなります。
RTX 5070に関しては、RTX 4070と同様にデュアルファンモデルが存在するため、全長の短いミニタワーPCにも搭載可能です。
人工生成AIの進化により前世代のRTX 4070ですら品薄に陥っている
人工生成AIやゲームの進化により、12GB以上のGPUメモリを持つグラボの需要が高まり、前世代の高性能GPUであるRTX 4070ですら品薄状態に陥っています。
2025年4月に入ってRTX 5000シリーズの在庫が復活してきたため、モンハンワイルズやStable Diffusionも楽しみたい方は、RTX 5070搭載モデルを選びましょう。
前世代の高性能GPUが突然手に入らなくなった理由は?
2025年に入ってから、前世代の高性能GPU(グラフィックボード)の品薄状態が突然深刻化し、2024年4月時点ではRTX 4070ですらほとんど販売されなくなりました。
上記の状態に陥った主な要因として、半導体不足でRTX 5000シリーズの供給量が圧倒的に少なくなり、RTX 4000シリーズで代替する人が増えたからです。
さらに追い打ちをかけるように、12GB以上のメモリを持つGPU(RTX 4070以上)が必要なモンハンワイルズが発売されたことで、前世代の高性能GPUの在庫不足が浮き彫りになりました。
幸いにもRTX 5000シリーズの在庫が復活し、RTX 5070~5080搭載モデルは普通に販売されるようになったため、モンハンワイルズを遊びたい方は16GBのGPUメモリを持つRTX 5070 Tiを選びましょう。
3DMarkのベンチマーク性能比
今回は、DirectX12用ベンチマークソフトであるTime Spyや、Direct11ベースの計測ソフトであるFire Strikeを活用して、各GPUのグラフィック性能を比べてみました。
RTX 5070のグラフィック性能の高さが気になる方は、ベンチマーク結果の比較表をチェックしてみましょう。
Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)


GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 5090 | 32,445 | 19,948 |
RTX 5080 | 27,345 | 14,044 |
RTX 5070 Ti | 26,102 | 13,222 |
RTX 5070 | 21,760 | 10,816 |
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
Time Spyにおける、通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)の測定結果は、上の表のとおりになりました。
前世代のGPUであるRTX 4070に対して、フルHD・4K解像度ともに20~25%ほど高いスコアを叩き出しました。
Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)


GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 5090 | 79,556 | 30,897 |
RTX 5080 | 72,985 | 21,212 |
RTX 5070 Ti | 58,584 | 18,049 |
RTX 5070 | 50,365 | 14,412 |
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
Fire Strikeの通常版(フルHD解像度)とUltra版(4K解像度)でスコアを測定した所、上記の表のとおりの結果となりました。
フルHD解像度でのRTX 4070との数値の差は15%程度にとどまりましたが、4K解像度では40%以上の大きな差が付きました。
各ゲームのベンチマーク性能比較
他のRTX 4000・5000シリーズの各GPUのフレームレートの比較を行いながら、RTX 5070のゲーミング性能を詳しく解説していきます。
RTX 5070でどれくらい快適に遊べるか気になるは、興味を持ったゲームのフレームレート表を確認してみましょう。
Apex Legends


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 299fps | 298fps | 295fps |
RTX 5080 | 298fps | 292fps | 195fps |
RTX 5070 Ti | 289fps | 278fps | 174fps |
RTX 5070 | 274fps | 264fps | 165fps |
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
バトルロワイヤル制FPSゲームとして人気があるApex Legendsでは、負荷がそれほど重くなく、WQHD解像度以下で240fps・4K画質でも144fpsを実現可能です。
RTX 5070 Ti以上のGPUはオーバースペックなので、Apexをヌルヌル映像で楽しむだけならばRTX 5070搭載ゲーミングPCで十分です。
パルワールド


「パル」と呼ばれるポケモンのような怪物と暮らすパルワールドは、オープンワールドゲームなので負荷が重めで、4K解像度だと80fps程度にとどまりました。
RTX 5070でも問題なくゲームを動かせますが、カクつきが気になる方はワンランク上のRTX 5070 Ti搭載ゲーミングPCを選んだ方が良いです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 267fps | 223fps | 148fps |
RTX 5080 | 208fps | 167fps | 105fps |
RTX 5070 Ti | 205fps | 160fps | 98fps |
RTX 5070 | 164fps | 136fps | 82fps |
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
モンスターハンターワイルズ


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 187fps | 178fps | 156fps |
RTX 5080 | 163fps | 149fps | 114fps |
RTX 5070 Ti | 140fps | 127fps | 98fps |
RTX 5070 | 119fps | 102fps | 68fps |
RTX 4090 | 156fps | 146fps | 119fps |
RTX 4080 SUPER | 146fps | 131fps | 99fps |
RTX 4080 | 146fps | 130fps | 98fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 125fps | 105fps | 81fps |
RTX 4070 Ti | 117fps | 97fps | 58fps |
RTX 4070 SUPER | 111fps | 92fps | 54fps |
RTX 4070 | 102fps | 85fps | 48fps |
RTX 4060 Ti (16GBモデルの場合) | 87fps | 68fps | 43fps |
RTX 4060 Ti (8GBモデルの場合) | 36fps | 27fps | 13fps |
RTX 4060 | 33fps | 25fps | 12fps |
モンスターハンターシリーズの最新作であるモンスターハンターワイルズでは、映像描写の負荷が非常に重く、4K解像度では70fps弱しか出せませんでした。
GPUメモリが8GB以下だとフレームレートが劇的に下がる現象も生じるので、モンハンワイルズを快適に遊びたい方は、16GBのGPUメモリを搭載したRTX 5070 Tiを選びましょう。
Fortnite(DirectX12)


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 163fps | 124fps | 75fps |
RTX 5080 | 136fps | 99fps | 56fps |
RTX 5070 Ti | 124fps | 90fps | 51fps |
RTX 5070 | 105fps | 76fps | 43fps |
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
クラフト要素を入れたシューティングゲームであるFortniteは、設定によって大きく負荷が変わり、最重量級のDirectX12(4K解像度)では43fpsしか出せませんでした。
しかし、グラフィック設定を落とすとヌルヌル映像で遊べるようになり、RTX 4060でも問題なく遊べるようになります。
サイバーパンク2077


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 204fps | 200fps | 112fps |
RTX 5080 | 184fps | 162fps | 80fps |
RTX 5070 Ti | 175fps | 150fps | 67fps |
RTX 5070 | 159fps | 128fps | 57fps |
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
幻想的な夜の街を探索するサイバーパンク2077は、光の描写がある関係で画像処理の負担が大きく、4K解像度だと57fpsしか出ずにカクつきが目立ちました。
DLSS4を活用するとヌルヌル映像で遊べますが、オーバードライブモードで動かすには力不足なため、サイバーパンク2077を楽しみたい方はRTX 5070 Ti搭載モデルを選びましょう。
Forza Horizon 5


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 307fps | 278fps | 221fps |
RTX 5080 | 245fps | 216fps | 166fps |
RTX 5070 Ti | 210fps | 180fps | 135fps |
RTX 5070 | 175fps | 150fps | 116fps |
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
カーレーシングゲームとして有名なForza Horizon5は、標準的な負荷のゲームで、RTX 5070であれば4K解像度でも100fpsを出せるので快適にプレイ可能です。
しかし、RTX 4060 Tiで妥協すると60fps程度まで下がってしまうため、最高画質で遊びたい方はRTX 5070を選んだ方がいいです。
ファイナルファンタジー16


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 123fps | 120fps | 105fps |
RTX 5080 | 110fps | 105fps | 78fps |
RTX 5070 Ti | 105fps | 90fps | 64fps |
RTX 5070 | 87fps | 75fps | 53fps |
RTX 4090 | 120fps | 112fps | 84fps |
RTX 4080 SUPER | 108fps | 95fps | 69fps |
RTX 4080 | 107fps | 94fps | 68fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 100fps | 86fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 90fps | 78fps | 55fps |
RTX 4070 SUPER | 83fps | 71fps | 50fps |
RTX 4070 | 78fps | 65fps | 42fps |
RTX 4060 Ti | 65fps | 53fps | 32fps |
RTX 4060 | 55fps | 45fps | 28fps |
重量級のRPGゲームであるファイナルファンタジー16は、4K解像度(最高画質)に設定すると、53fpsまでフレームレートが落ちました。
フルHD解像度にしても87fpsまでしか上がらなかったので、FF16を快適に遊びたい方はRTX 5070 Ti以上のGPUを選びましょう。
RTX 5070搭載のおすすめゲーミングPC6選
以下の6社のメーカーから、最新のハイスペックGPUであるRTX 5070 Tiを搭載した、ゲーミングPCが販売されています。
ここでは、コスパに優れたRTX 5070 Ti搭載のおすすめゲーミングPCを6つ紹介するので、高性能ゲーミングPCをお得に手に入れたい方はぜひ参考にしてみてください。
- Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載(ドスパラ)
- LEVEL-M8A6-R97X-TKX(パソコン工房)
- FRGHLB860P/M214(フロンティア)
- G-GEAR GE7A-M251/BH(ツクモ)
- S2-78X3D97(ストーム)
- G TUNE DG-A7G70(マウスコンピューター)
Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載(ドスパラ)


ドスパラの廉価モデル(Lightningシリーズ)のパソコンですが、ガレリアシリーズと同様に透明なサイドパネルが搭載されています。
GeForce RTX 5070搭載ゲーミングPCが239,980円で買えるので、ハイスペックPCを安く購入したい方におすすめです。
ストレージ容量が500GBに抑えられていますが、AMD Ryzen 7 7700が使われているので、SSDを増設すればCPUの不具合を気にせずに長く利用できます。
商品名 (メーカー名) | Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載 (ドスパラ) |
おすすめ度 | |
価格 | 239,980円 |
CPU | AMD Ryzen 7 7700 |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
LEVEL-M8A6-R97X-TKX(パソコン工房)


パソコン工房のゲーミングPCの新作モデルで、最新のPCパーツであるRTX 5070とRyzen 7 9700Xが搭載されています。
従来のMシリーズの製品と異なり、虹色に光るケースファンと透明なガラスパネルが搭載されているので、かっこいいゲーミングPCを求めている方におすすめです。
メモリ容量は16GBに抑えられているものの、価格が294,800円と比較的リーズナブルなのも魅力です。
商品名 (メーカー名) | LEVEL-M8A6-R97X-TKX (パソコン工房) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 294,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
FRGHLB860P/M214(フロンティア)


フロンティアのGHLシリーズのRTX 5070搭載ゲーミングPCで、ハイスペックなIntel Core Ultra 7 265Fが使われています。
2TBの大容量SSDと32GBメモリが標準で組み込まれているため、動画配信もガッツリ行いたい方におすすめです。
価格は289,800円と、先ほど紹介したLEVEL-M8A6-R97X-TKXよりも1万円ほど安く買えるため、コスパにも優れています。
商品名 (メーカー名) | FRGHLB860P/M214 (フロンティア) |
おすすめ度 | |
価格 | 289,800円 |
CPU | Intel Core Ultra 7 265F |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
G-GEAR GE7A-M251/BH(ツクモ)


ツクモのG-GEARシリーズのプレミアムモデルで、RTX 5070とRyzen 7 9700Xが搭載されているため、WQHD画質でも快適に遊べます。
30万円前後で手に入るだけでなく、15,400円の追加費用をかけると物損保証付の3年保証を付けられるため、長く使えるゲーミングPCをお得に手に入れたい方におすすめです。
無線LAN(Wi-Fi6)やBluetoothにも対応しているため、LANケーブルを接続できない環境でもゲームを楽しめるのもメリットです。
商品名 (メーカー名) | G-GEAR GE7A-M251/BH (ツクモ) |
おすすめ度 | |
価格 | 297,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
S2-78X3D97(ストーム)


ストームの新界シリーズのRTX 5070搭載モデルで、背面コネクタマザーボードが採用されているので、ケース内のケーブルが目立ちづらいのが特徴です。
ゲーミング性能に優れたRyzen7 7800X3Dが標準搭載されているため、処理能力を重視する方におすすめです。
STORMオリジナルの水冷CPUクーラーと光るケースファンも搭載されていて、デザイン性に優れているのも魅力です。
商品名 (メーカー名) | S2-78X3D97 (ストーム) |
おすすめ度 | |
価格 | 368,000円 |
CPU | AMD Ryzen7 7800X3D |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-5200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
G TUNE DG-A7G70(マウスコンピューター)


マウスコンピューターのG TUNEシリーズのゲーミングPCで、最新のハイスペックPCパーツであるRTX 5070とRyzen 7 9700Xが使われています。
標準で3年保証が付いているため、重量級のゲームをガッツリ遊びたい、ヘビーゲーマーの方に適しています。
しかし、価格が374,800円とゲーミングPCの構成に対して割高で、初心者ゲーマーには手が届きづらいのが欠点です。
商品名 (メーカー名) | G TUNE DG-A7G70 (マウスコンピューター) |
おすすめ度 | |
価格 | 374,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
おすすめのRTX 5070搭載ゲーミングPC比較表
商品名 | Lightning-G AF7W (ドスパラ) ![]() ![]() | LEVEL-M8A6-R97X-TKX (パソコン工房) ![]() ![]() | FRGHLB860P/M214 (フロンティア) ![]() ![]() | G-GEAR GE7A-M251/BH (ツクモ) ![]() ![]() | S2-78X3D97 (ストーム) ![]() ![]() | G TUNE DG-A7G70 (マウスコンピューター) ![]() ![]() |
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価格(税込) | 239,980円 | 294,800円 | 289,800円 | 297,800円 | 368,000円 | 374,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 7700 | AMD Ryzen 7 9700X | Intel Core Ultra 7 265F | AMD Ryzen 7 9700X | AMD Ryzen 7 7800X3D | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 5070 | GeForce RTX 5070 | GeForce RTX 5070 | GeForce RTX 5070 | GeForce RTX 5070 | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR5-4800 16GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-5200 32GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE |
公式サイト | ドスパラ公式サイト | パソコン工房公式サイト | FRONTIER公式サイト | ツクモ公式サイト | ストーム公式サイト | マウスコンピューター公式サイト |
汎用性の高いゲーミングPCを手に入れたい方はRTX 5070がおすすめ
RTX 5070搭載ゲーミングPCは、30万円未満で購入できるのにも関わらず、モンスターハンターや動画配信などの負荷の重い作業も難なくこなせるのが魅力です。
なんでもこなせる汎用性の高いゲーミングPCを入手したい方は、RTX 4070 SUPERを上回るグラフィック性能を持つRTX 5070がおすすめです。
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