重量級ゲームをこよなく愛するヘビーゲーマーの中には、少しでもハイスペックなモンスターマシンを求めている方もいますよね。
そんな方におすすめなのが、2025年1月30日に発売された、NVIDIAの最新フラッグシップGPUであるRTX 5090です。
しかし、品薄状態で価格が高騰しているため、なかなかRTX 5090搭載ゲーミングPCの購入に踏み切れなくなりがちです。
当記事では、RTX 4090やRTX 5080といったハイエンドGPUと比較しながら、RTX 5090のスペックや特徴について詳しく解説していきます。
品薄の中でも注文できる、おすすめのRTX 5090搭載ゲーミングPCについても紹介するので。モンスターマシンを追い求めている方はチェックしてみましょう。
他のGPUと比較したRTX 5090の性能・価格は?


今回は、RTX 5000シリーズのフラッグシップモデルである、RTX 5090のスペック・価格をRTX 4090・5080と比べながら解説します。
最新の最高級GPUであるRTX 5090のグラフィック性能が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
「RTX 5090」と「RTX 4090」の性能・価格比較
項目 | RTX 5090 | RTX 4090 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Blackwell | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 21760 | 16384 |
ベースクロック | 2010 MHz | 2235 MHz |
ブーストクロック | 2410 MHz | 2520 MHz |
GPUメモリ | GDDR7 32GB | GDDR6X 24GB |
メモリクロック | 28Gbps | 21.2 Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 512 bit | 384 bit |
メモリバス帯域幅 | 1.8TB/s | 1,018 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 170 | 128 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 680 | 512 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 575W | 450W |
補助電源 | 1 x 12VHPWR (16-pin) | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 38,802 | 38,417 |
希望小売価格 (2025年3月時点の販売価格) | $1999 (欠品中) | $1599 (完売) |
発売日 | 2025/1/30 | 2022/10/12 |
RTX 5090の型落ちモデルであるRTX 4090は、コア数・メモリ容量・メモリバスが3/4程度に抑えられていますが、TDPはRTX 5090より125Wも小さい450Wに設定されています。
PassMarkスコア上ではほとんど違いが見受けられませんでしたが、実用上の性能はRTX 4090よりも20%も高く、最新のDLSS4を活用するとさらに差が広まります。
しかし、GPU本体の価格が非常に高価で、RTX 5090搭載ゲーミングPCは100万円以上かかる場合が多いので、コスパを重視する方は下位モデルを選びましょう。
「RTX 5090」と「RTX 5080」の性能・価格比較
項目 | RTX 5090 | RTX 5080 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Blackwell | Blackwell |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 21760 | 10752 |
ベースクロック | 2010 MHz | 2300 MHz |
ブーストクロック | 2410 MHz | 2620 MHz |
GPUメモリ | GDDR7 32GB | GDDR7 16GB |
メモリクロック | 28Gbps | 30Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 512 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 1.8TB/s | 960GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 170 | 84 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 680 | 336 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 575W | 360W |
補助電源 | 1 x 12VHPWR (16-pin) | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 38,802 | 36,570 |
希望小売価格 (2025年3月時点の販売価格) | $1999 (欠品中) | $999 (255,800円) |
発売日 | 2025/1/30 | 2025/1/30 |
RTX 5090の下位GPUであるRTX 5080は、CUDAコア数・GPUメモリ・メモリバスが1/2程度しかありませんが、TDPが360Wに抑えられています。
スペック表の数値ほどゲーミング性能に大きな影響はなく、PassMarkスコア換算で約10%、フレームレート数で比較しても25~30%程度しか差が付きませんでした。
価格に関しては、RTX 5080搭載モデルの方が圧倒的に安く50万円程度で手に入るため、RTX 4090に手が届かない方におすすめです。
GeForce RTX 5090の特徴・用途


RTX 5000シリーズの中で最もハイスペックなGPUである、RTX 5090の特徴・最適な利用用途について詳しく解説します。
最高級のGPUであるRTX 5090がどんなものか気になる方は、続きの内容を読み進めてみましょう。
- RTX 4090よりも20%優れたゲーミング性能を持つ
- マルチフレーム生成に対応したDLSS4が使える
- GPUメモリが32GBに増設されている
- 消費電力(TDP)が575Wと驚異的に大きい
- 50万円以上する上に4K画質でないと性能をフルに活かせない
RTX 4090よりも20%優れたゲーミング性能を持つ
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 5090 | 39,644 |
RTX 5080 | 36,490 |
RTX 5070 Ti | 32,502 |
RTX 5070 | 28,312 |
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
各GPUモデルのPassMarkスコアを計測してみたところ、RTX 4090とRTX 5090でほとんど数値に差が生じませんでした。
しかし、コア数が大幅に増えている関係で、実際のゲーミング性能に関しては、RTX 5090の方がRTX 4090よりも20%ほど高いフレームレートを出せました。
2025年3月時点では、他のどんなGPUよりも優れたグラフィック性能を持つため、処理性能にこだわる方におすすめです。
マルチフレーム生成に対応したDLSS4が使える


最新モデルであるRTX 5000シリーズでは、マルチフレーム生成に対応したDLSS4が利用可能で、1フレームにつき最大で3枚の画像を生成できます。
マルチフレーム生成機能を使えるゲームは限られていますが、DLSS4に対応した重量級のゲームでは、DLSS3に比べてさらに高いフレームレートを出せます。
GPUメモリが32GBに増設されている
GPUモデル | GPUメモリ容量 |
---|---|
RTX 5090 | 32GB |
RTX 5080 | 16GB |
RTX 5070 Ti | 16GB |
RTX 5070 | 12GB |
RTX 4090 | 24GB |
RTX 4080 SUPER | 16GB |
RTX 4080 | 16GB |
RTX 4070 Ti SUPER | 16GB |
RTX 4070 Ti | 12GB |
RTX 4070 SUPER | 12GB |
RTX 4070 | 12GB |
RTX 4060 Ti | 8GB/16GB |
RTX 4060 | 8GB |
前世代のフラッグシップモデルである、RTX 4090に比べてさらに8GB大きい32GBのGPUメモリが搭載されています。
GPUメモリはゲーム用途なら12GB以上あれば十分ですが、容量が大きいほど人工生成AI(Stable Diffusion)を活用した画像生成をスムーズに行えます。
下位モデルのRTX 5080では容量が16GBしかないので、人工生成AIを使い尽くしたい方にもおすすめです。
消費電力(TDP)が575Wと驚異的に大きい
GPUモデル | TDP | 推奨電源容量 |
---|---|---|
RTX 5090 | 575W | 1000W |
RTX 5080 | 360W | 850W |
RTX 4090 | 450W | 1000W |
RTX 4080 SUPER | 320W | 850W |
RTX 4080 | 320W | 850W |
RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 750W |
RTX 4070 Ti | 285W | 750W |
RTX 4070 SUPER | 220W | 650W |
RTX 4070 | 200W | 650W |
RTX 4060 Ti | 160W | 550W |
RTX 4060 | 115W | 550W |
RTX5000シリーズは、単純にコアの数を増やして性能を高めているため、TDPがRTX 4090よりも125Wも高い575Wに設定されています。
推奨電源容量は1000Wに設定されていますが、ハイエンドなCPUと組み合わせるとカツカツになるので、実際には1200W以上の電源が必要な場合が多いです。
消費電力が大きいRTX 5090を自作PCに組み込む場合は、ゲームプレイ中にブラックアウトしないように、電源もアップグレードしておきましょう。
50万円以上する上に4K画質でないと性能をフルに活かせない
NVIDIAのフラッグシップモデルである、RTX 5090の希望小売価格は1,999ドルに設定されているため、1ドル150円換算であれば30万円程度で買えそうなイメージがあります。
しかし、実際には需要に対して供給量が圧倒的に少ないため、販売直後から品薄状態に陥り、50万円以上のプレミア価格で販売されているのが現状です。
RTX 5090の圧倒的なスペックの高さから、4K画質でないとオーバースペックになり、うまくグラフィック性能を引き出せません。
費用対効果が非常に悪いので、フレームレート数の大きさにこだわりがなければ、半額程度で買えるRTX 4080を選んだ方が良いです。
RTX 5090の品薄問題はいつまで続くの?


RTX 5090は供給不足が原因で即完売してしまい、2024年3月に入っても価格コムの製品一覧にも掲載されていないため、いつ品薄状態が解消されるか気になる方も多いですよね。
品薄状態になった製品の一例としてRyzen 7 9800X3Dが挙げられ、代替モデルであるIntelが不具合を起こした上に、転売ヤーが買い占めたので3カ月間も在庫不足が続きました。
RTX 5090に関しても、競合となるグラボメーカーが存在しない上に、フリマアプリで転売が行われている状態です。
以上の理由から、品薄状態は数か月に渡って続き、ゴールデンウィークの時期までは在庫切れが続く可能性が高いです。
3DMarkのベンチマーク性能比
今回は、DirectX対応ベンチマークソフトであるTime Spy・Fire Strikeを活用して、各GPUのグラフィック性能を比較してみました。
RTX 5090が他のGPUに比べてどれくらい優れているか知りたい方は、ベンチマーク結果の比較表をチェックしてみましょう。
Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)


GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 5090 | 32,445 | 19,948 |
RTX 5080 | 27,345 | 14,044 |
RTX 5070 Ti | 26,102 | 13,222 |
RTX 5070 | 21,760 | 10,816 |
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
Time Spyで通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)の測定を行ったところ、上の表のような結果になりました。
型落ちモデルのRTX 4090に対して、フルHD解像度で10%、4K解像度で25%優れたスコアを叩き出しました。
Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)


GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 5090 | 79,556 | 30,897 |
RTX 5080 | 72,985 | 21,212 |
RTX 5070 Ti | 58,584 | 18,049 |
RTX 5070 | 50,365 | 14,412 |
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
Fire Strikeの通常版(フルHD解像度)とUltra版(4K解像度)における、各GPUのベンチマーク結果は上記の表の通りになりました。
Time Spyで計測した時と同様の傾向が生じ、ウルトラ設定ではRTX 5090の方がRTX 4090よりも約26%高いスコアを叩き出しました。
各ゲームのベンチマーク性能比較
他のRTX 4000・5000シリーズのGPUと比較しながら、RTX 5090の各タイトルのゲーミング性能を解説していきます。
RTX 5090のゲーミング性能が気になる方は、興味があるゲームのフレームレート比較表を確認してみましょう。
Apex Legends


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 299fps | 298fps | 295fps |
RTX 5080 | 298fps | 292fps | 195fps |
RTX 5070 Ti | 289fps | 278fps | 174fps |
RTX 5070 | 274fps | 264fps | 165fps |
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
3人1チーム制のFPSゲームであるApex Legendsは、動作の負荷が比較的軽く、最高級GPUであるRTX 5090ではいずれも上限フレームレート(300fps)で動きました。
4K解像度で遊びたい方以外は完全にオーバースペックなため、RTX 4070SUPER程度のGPUがあれば十分です。
パルワールド


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 267fps | 223fps | 148fps |
RTX 5080 | 208fps | 167fps | 105fps |
RTX 5070 Ti | 205fps | 160fps | 98fps |
RTX 5070 | 164fps | 136fps | 82fps |
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
ポケモン風のモンスターを活用して冒険するパルワールドは、オープンワールドゲームなので負荷が比較的重く、4K解像度だとRTX 5090でも150fps弱にとどまりました。
とはいっても、100fps近く出せればカクつきを気にせずに遊べるため、RTX 5070 Ti搭載のゲーミングPCで十二分に対応できます。
Fortnite(DirectX12)


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 163fps | 124fps | 75fps |
RTX 5080 | 136fps | 99fps | 56fps |
RTX 5070 Ti | 124fps | 90fps | 51fps |
RTX 5070 | 105fps | 76fps | 43fps |
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
建築系FPSゲームであるフォートナイトは、設定により大きくフレームレートが変わり、4K解像度・Direct12X設定では75fpsしか出ませんでした。
しかし、競技用設定にして画質を落とすと、桁違いにフレームレートが大きくなるため、RTX 4060 Tiでもヌルヌル映像で遊べるようになります。
サイバーパンク2077


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 204fps | 200fps | 112fps |
RTX 5080 | 184fps | 162fps | 80fps |
RTX 5070 Ti | 175fps | 150fps | 67fps |
RTX 5070 | 159fps | 128fps | 57fps |
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
SF系のオープンワールドゲームであるサイバーパンク2077は、一般的なゲームに比べて負荷が重いものの、RTX 5090であれば4K画質でも100fpsを超えるフレームレートを出せます。
DLSS4を使えばさらにフレームレートを上げられるため、RTX 5090搭載モデルであればヌルヌル映像でサイバーパンクを遊べます。
Forza Horizon 5


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 307fps | 278fps | 221fps |
RTX 5080 | 245fps | 216fps | 166fps |
RTX 5070 Ti | 210fps | 180fps | 135fps |
RTX 5070 | 175fps | 150fps | 116fps |
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
カーレーシングゲームであるForza Horizon5は負荷がそこまで重くなく、RTX 5090であれば、4K解像度でも220fpsという非常に高いフレームレートを出せました。
快適に遊ぶ分にはオーバースペックなので、コストを抑えたい方はRTX 4070 SUPER搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
ファイナルファンタジー16


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 123fps | 120fps | 105fps |
RTX 5080 | 110fps | 105fps | 78fps |
RTX 5070 Ti | 105fps | 90fps | 64fps |
RTX 5070 | 87fps | 75fps | 53fps |
RTX 4090 | 120fps | 112fps | 84fps |
RTX 4080 SUPER | 108fps | 95fps | 69fps |
RTX 4080 | 107fps | 94fps | 68fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 100fps | 86fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 90fps | 78fps | 55fps |
RTX 4070 SUPER | 83fps | 71fps | 50fps |
RTX 4070 | 78fps | 65fps | 42fps |
RTX 4060 Ti | 65fps | 53fps | 32fps |
RTX 4060 | 55fps | 45fps | 28fps |
FFシリーズの最新作である、ファイナルファンタジー16は負荷の高いゲームで、4K解像度ではRTX 5090でも100fpsにとどまりました。
競技性は高くなく60fpsもあれば快適に遊べるため、コストを抑えたい方はRTX 5070 Ti搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
モンスターハンターワイルズ


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 187fps | 178fps | 156fps |
RTX 5080 | 163fps | 149fps | 114fps |
RTX 5070 Ti | 140fps | 127fps | 98fps |
RTX 5070 | 119fps | 102fps | 68fps |
RTX 4090 | 156fps | 146fps | 119fps |
RTX 4080 SUPER | 146fps | 131fps | 99fps |
RTX 4080 | 146fps | 130fps | 98fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 125fps | 105fps | 81fps |
RTX 4070 Ti | 117fps | 97fps | 58fps |
RTX 4070 SUPER | 111fps | 92fps | 54fps |
RTX 4070 | 102fps | 85fps | 48fps |
RTX 4060 Ti (16GBモデルの場合) | 87fps | 68fps | 43fps |
RTX 4060 Ti (8GBモデルの場合) | 36fps | 27fps | 13fps |
RTX 4060 | 33fps | 25fps | 12fps |
モンスターハンターの最新作である、モンスターハンターワイルズはGPUを爆食いする関係で、12GB以上のGPUメモリを持つものでないと快適に動かせないのが特徴です。
RTX 5090であれば最高画質で150fpsを実現できるため、ヌルヌル映像でモンスターハンターワイルズを楽しみたい方におすすめです。
RTX 5090搭載のおすすめゲーミングPC6選
供給量が少ないRTX 5090は品薄状態が続いているものの、一部のメーカーではRTX 5090を搭載したゲーミングPCを販売されています。
今回は、RTX 5090搭載のおすすめゲーミングPCを6つ紹介するので、モンスターゲーミングPCに興味がある方はチェックしてみてください。
- FRGBLB650/SG3(フロンティア)
- RGB6-LR98D-XK1XR-ZETA(パソコン工房)
- EK-995X3D59(ストーム)
- G TUNE FZ-I9G90(マウスコンピューター)
- G-Master Spear X870A MHWS(サイコム)
- ZEFT Z55CD(パソコンショップセブン)
FRGBLB650/SG3(フロンティア)


フロンティアのフラッグシップモデルであるFRGBシリーズのゲーミングPCで、最高峰のスペックを持つRTX 5090とRyzen 9 9950X3Dが搭載されています。
他のPCパーツに関しても、非常にハイスペックなものが盛り込まれているため、4K解像度で動画配信を行いたい方におすすめです。
しかし、価格が999,800円と非常に高価でコスパが悪いので、100万円の予算を確保できない方は、半分程度の値段で買えるRTX 5080搭載モデルを選びましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 999,800円 |
CPU | AMD Ryzen 9 9950X3D |
GPU | GeForce RTX 5090 |
メモリ | DDR5-5600 64GB |
ストレージ | SSD:4TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1500W 80PLUS PLATINUM |
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期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
RGB6-LR98D-XK1XR-ZETA(パソコン工房)


パソコン工房のZETA DIVISIONモデルのRTX 5090搭載ゲーミングPCで、PCケースのデザインがかっこいいため、ゲーミングPCの見た目にこだわる方におすすめです。
CPUはRyzen 7 9800X3Dに抑えられているものの、96GBのL3キャッシュメモリが搭載されている関係で、FPSゲームであればボトルネックが生じずヌルヌル映像で遊べます。
最大で360mmの水冷クーラーを搭載できるので、負荷が重いゲームでもカクつきが生じづらいのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 1,029,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D |
GPU | GeForce RTX 5090 |
メモリ | DDR5-4800 64GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS PLATINUM |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
EK-995X3D59(ストーム)


ストームの影界シリーズのRTX 5090搭載ゲーミングPCで、漆黒のケースの中に光るLEDファンが搭載されていて、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
現行で最強のCPUであるRyzen9 9950X3Dが搭載されているので、処理性能にこだわる方におすすめです。
価格は1,098,000円と、フロンティアの製品に比べて10万円ほど割高なため、見た目にこだわりが無い方は他のモデルを選んだ方がいいです。
おすすめ度 | |
価格 | 1,098,000円 |
CPU | AMD Ryzen9 9950X3D |
GPU | GeForce RTX 5090 |
メモリ | DDR5-5600 64GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
G TUNE FZ-I9G90(マウスコンピューター)


RTX 5090を搭載した、マウスコンピューターのG TUNEシリーズのゲーミングPCで、PCケースがかっこよくリニューアルされています。
最新のIntel製CPUであるCore Ultra 9 285Kが使われているため、Intel信者の方におすすめです。
価格は113万円と目玉が飛び出るほど高価ですが、3年保証が標準で付いているので、故障を気にせずに使い倒せるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 1,129,800円 |
CPU | Intel Core Ultra 9 285K |
GPU | GeForce RTX 5090 |
メモリ | DDR5-5600 64GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS PLATINUM |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
G-Master Spear X870A MHWS(サイコム)


サイコムのモンスターハンターワイルド専用ゲーミングPCで、標準構成ではRX7800XTとRyzen 7 9800X3Dが採用されています。
CPUクーラーや電源もカスタムする必要がありますが、アップグレードしても851,880円で済むので、最高級ゲーミングPCをコスパよく手に入れたい方におすすめです。
標準構成ではモンスターハンターワイルドも付属していますが、RTX 5090とRyzen 9 9950X3Dの組み合わせにしてしまうと適用対象外になる点に注意しましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 851,880円 |
CPU | AMD Ryzen 9 9950X (標準構成はAMD Ryzen 7 9800X3D) |
GPU | GeForce RTX 5090 (標準構成はRADEON RX7800XT) |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS PLATINUM (標準構成は850W 80PLUS GOLD) |
\ほぼ自作の自由度激高BTOメーカー/
選べるパーツは想像の20倍以上
ZEFT Z55CD(パソコンショップセブン)


ZEFTシリーズのフラッグシップモデルのゲーミングPCで、最高級のPCパーツであるRTX 5090とCore Ultra 9 285Kが使われています。
他のメーカーの製品と異なり、自分の思い通りにPCパーツの構成を変えられるため、最強のモンスターゲーミングPCを作りたい方におすすめです。
開放感あふれる強化ガラスパネルと光るケースファンが搭載されているため、標準構成でもデザイン性に優れているのが魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 1,209,780円 |
CPU | Intel Core Ultra 9 285K |
GPU | GeForce RTX 5090 |
メモリ | DDR5-5600 64GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTOメーカー
おすすめのRTX 5090搭載ゲーミングPC比較表
商品名 | FRGBLB650/SG3 (フロンティア) ![]() ![]() | RGB6-LR98D-XK1XR-ZETA (パソコン工房)![]() ![]() | EK-995X3D59 (ストーム) ![]() ![]() | G TUNE FZ-I9G90 (マウスコンピューター) ![]() ![]() | G-Master Spear X870A (サイコム) ![]() ![]() | ZEFT Z55CD (パソコンショップセブン) ![]() ![]() |
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価格(税込) | 999,800円 | 1,029,800円 | 1,098,000円 | 1,129,800円 | 851,880円 | 1,209,780円 |
CPU | AMD Ryzen 9 9950X3D | AMD Ryzen 7 9800X3D | AMD Ryzen 9 9950X3D | Intel Core Ultra 9 285K | AMD Ryzen 9 9950X (標準構成は9800X3D) | Intel Core Ultra 9 285K |
GPU | GeForce RTX 5090 | GeForce RTX 5090 | GeForce RTX 5090 | GeForce RTX 5090 | GeForce RTX 5090 (標準構成はRX7800XT) | GeForce RTX 5090 |
メモリ | DDR5-5600 64GB | DDR5-4800 64GB | DDR5-5600 64GB | DDR5-5600 64GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-5600 64GB |
ストレージ | SSD:4TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe / HDD:無 |
電源 | 1500W 80PLUS PLATINUM | 1200W 80PLUS PLATINUM | 1200W 80PLUS GOLD | 1200W 80PLUS PLATINUM | 1200W 80PLUS PLATINUM (標準構成は850W) | 1200W 80PLUS GOLD |
公式サイト | FRONTIER公式サイト | パソコン工房公式サイト | ストーム公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | サイコム公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト |
ゲーミング性能にこだわる方はRTX 5090を狙おう
最新のハイエンドGPUであるRTX 5090は最高峰の性能を持ちますが、希少性も圧倒的に高く50万円以上かけないと手に入れられない状況に陥っています。
他のGPUでは替えが効かないスペックを持っているため、RTX 5090がどうしても欲しい変態ゲーマーの方は、RTX 5090搭載グラボが再入荷されるのを狙ってみましょう。
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