この記事では、RTX4070Tiを搭載しているSTORMのコスパ最強ゲーミングPC「PG-P40Ti」を実機レビューしていきます!
GeForce RTX 4070 Tiは、
- 2560×1440ピクセルのWQHD画質
- フレームレートヌルヌルの190fps以上
で、現行の最新ゲームをサクサク動作させることができる性能を持ちます。
そのグラフィックスコアは前の世代のハイエンドグラボであるRTX3080を20%近くも上回る、ヤバい奴です!
RTX4070Tiを搭載したゲーミングPCを買っておけば、ゲームだろうが、動画編集だろうが、3Dレンダリングだろうが、ほぼほぼノンストレスで使い倒せます。
そのぐらい良い感じの性能を持ったゲーミングPCが、最強のコスパで購入できます!
そう…STORMなら…
ということで、この記事ではSTROMのコスパ最強ゲーミングPCPG-P40Tiを実際に使ってみて良かった点・悪かった点を徹底解説しました。
「まだゲーミングPCを持っていない」
「これからゲーミングPCを買います」
という方は、ぜひとも最後までチェックしてみてください!
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PG-P40Tiの仕様とスペック
まずはPG-P40Tiの仕様とスペックを紹介します!
PG-P40Tiの仕様とスペック
ケース | MetallicGear NE520A_BK02 |
ケースカラー | ブラック/ホワイト |
ケースサイズ | 高さ460mm 奥行450mm 幅200mm |
OS | Windows11 Home 64bit プリインストール ※OSメディア(DVD)付属 |
CPU | Intel Core i7-13700 |
CPUクーラー | 120mmFAN搭載サイドフロー型空冷式クーラー |
CPUサーマルグリス | Arctic Silver 5(シルバーグリス 純度99.9% 超微粒子 純銀含有) |
マザーボード | B660 Micro-ATX DDR4 (有線LAN、メモリ4枚まで) |
グラフィック | GeForce RTX 4070Ti 12GB |
メモリ | crucial 32GB(16GBx2) DDR4-3200/PC4-25600(※カスタマイズで最大64GBまで増設可) |
SSD | 高速NVMe SSD 1TB(PCI-Express 3.0 x4接続 Read:最大2,000MB/s Write:最大1,500MB/s) (※カスタマイズで2TBまで増設可) |
HDD | 無し(※カスタマイズで4TBまで増設可) |
ドライブ | 無し(※カスタマイズで設置可) |
電源 | 850W 80PLUS GOLD電源 |
LAN | オンボード |
価格 | 275,000円(税込) |
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PG-P40Tiのコスパについて
レビューに入る前に、まずPG-P40Tiのコスパについて解説します。
YouTubeの視聴者さんから、
「コスパ最強って言ってますが…そうでもないよね」
「フロンティアのセールの方が安いわw」
といった感じのコメントをいただきます。
いつもコメントありがとうございます!
私は忖度ゴリゴリのアホレビュー動画を作りたいわけではないので、他のBTOメーカーのゲーミングPCがどのぐらいの金額なのかを価格調査をした上で「最強コスパ」と紹介しています。
ゲーミングPCの激安BTOメーカーで有名なのが「FRONTIER」です。
FRONTIERは「台数限定セール」や季節ごとの「〇〇セール」といった感じで、コスパ最強のゲーミングPCを販売しています。
しかし今回紹介するSTORMのコスパ最強PCは、そんなFRONTIERの激安セール品とほぼ同じ価格帯で販売されています!
こちらは、今回紹介するSTROMのゲーミングPC。
セール品ではなく、通常販売価格で275,000円です。
そして、こちらがFRONTIER。
春の感謝セールで、期間限定で激安販売していますね!
肝心の価格は、セール販売価格で272,800円です。
どうですか?
厳密に同じスペックではありませんが、
- グラボはRTX4070Ti
- メモリは32GB
- SSDは1TB
CPUだけは、
- STORMはCore i7-13700
- FRONTIERがCore i7-13700F
と、F付きと無印の違いはあるので若干CPU性能は劣りますが、どちらも現行の最新ゲームを2560×1440ピクセルのWQHD画質&フレームレートヌルヌルの190fpsでサクサク動作させることができる性能です。
それなのに、
- STORMは通常価格で275,000円
- FRONTIERはセール価格で272,800円
その差はたったの2,200円です。
どうですか?
STORMも結構コスパ最強ですよね!?
あとは見た目のカッコよさで選んでも、全く問題ないのではないでしょうか!
STORMの担当者の方と良いモデルを選定しました!
PG-P40Tiの付属品をチェック
それではいよいよ実機レビューに入ります!
まずは付属品をチェックしていきます。
STORMの付属品はめちゃくちゃシンプル。
保証書や出荷検査のチェック表といった紙類が3枚、
あとは、A4サイズの静電気防止袋に余ったSATAケーブルなどがごちゃっと入っているだけ。
多くのゲーミングPCを開封していますが、可もなく不可もなくって感じでいたって普通です。
付属品の取り扱いや梱包状態についてはドスパラのガレリアが一番キレイなので、大手メーカーみを感じますね!
ってことで、段ボールを開封して3分もあれば、電源ケーブルを繋いでこんな感じで設置できちゃうぐらいの簡単さ。
初めてゲーミングPCを買うのなら、自作よりもBTOで購入することを超絶おすすめします!
わたしは複数回自作してますが、BTOが楽すぎて自作するモチベがなくなっちゃいました。
BTOはめっちゃ楽ですw
PG-P40Tiの外観チェック
次はPG-P40Tiの外観をチェックしていきます。
STORMのゲーミングPCの大きな特徴でもありますが、ケースは地味にカッコいい!
一般的な大手BTOメーカーはコスト削減のために自社のPCケースを使用することが多いです。
ドスパラのガレリア、マウスコンピューターのG-Tune、FRONTIERなどは量産型ケースという感じで「カッコよくない」「ダサい」と言われることが。
しかし、STORMのケースはしっかりとライティングが映える、見た目が良い感じのケースが採用されています。
今回レビューしているケースも、単品で購入したら4万円を超えるMetallic GearのNeo Airを採用!
フロントパネル全体がメッシュ素材となっており、通気性がめちゃくちゃ良いです。
さらに、
- フロントにRGB LED 120mmファンが2基
- リアにRGB LED 120mmファンが1基
と、フロント全面から吸い込んだ空気がリア側へスムーズに流れていく仕様。
サイドパネルには強化ガラスが採用されており、ギラギラ光るLEDがバッチリ確認できます!
トップパネルにも通気口が設けられており、120mmファンを2基後付けすることも可能。
あと、ボトムにもしっかりと吸気口が搭載されています。
着脱式のダストフィルターもあるので、地味にありがたいですね。
拡張性をチェック
拡張性もチェックしていきます!
リアパネル側から手で回せるネジを2本外すと、サイドパネルがサクッと外せます。
表側や裏側の配線に関してはしっかり結束バンドで固定されているし、
ケースに付属されているバンドを用いてキレイにまとめられていますね!
BTOメーカーの中では、比較的美しい・キレイな配線という印象を受けました!
どことは言いませんが、裏配線を空いているスペースにギュギュっと押し込めているだけの配線処理をするメーカーもありますのでw
裏側には、SATA SSDを取り付け可能な「2.5インチマウントベイ」が3つ搭載されています。
固定するための小ネジは付属していませんので、あとからSSDを増設したいって方は小ネジ(M3x4 mm)を別途準備した方が良さそう。
ちなみに一番右側のスペースはケーブルの固定が邪魔になっているので、このスペースを使ってSSD増設を考えている方は要確認です。
裏側の下側には、HDDを取り付ける3.5インチベイが2つ搭載されています。
めちゃくちゃアクセスしにくいので、自分でHDDを増設する方は覚悟しておいた方がいいですw
拡張スロットの空きとして使えるのは、PCIe 3.0×1 スロットのみ。
マザーボードのサイズがMicro-ATXなので、拡張性はめちゃくちゃ貧弱です。
キャプチャボードぐらいであれば、ギリギリ追加することは可能です。
PS4やPS5スイッチなどの、CS機のゲームプレイ映像を取り込みたい方には重宝しますね。
最後にPC背面のインターフェースについて。
背面のインターフェース(リアパネル) |
---|
①VGA端子 ②PS/2端子(キーボード) ③PS/2端子(マウス) ④USB 2.0 Type A ⑤USB 2.0 Type A ⑥USB 2.0 Type A ⑦USB 2.0 Type A ⑧USB 3.2 Gen 2 Type-C ⑨USB 3.2 Gen 1 Type A ⑩LANポート(1G LAN) ⑪オーディオ端子(マイク入力) ⑫オーディオ端子(ライン出力) ⑬オーディオ端子(ライン入力) ⑭HDMI 2.1 ⑮Display Port 1.4 ⑯Display Port 1.4 ⑰Display Port 1.4 |
こちらはいたって普通のバリエーションですね!
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PG-P40Tiの3つの特徴
次にPG-P40Tiの特徴を見ていきましょう。
PG-P40Tiの特徴は、以下の3つになります。
それぞれの特徴を、サクッと解説していきます!
特徴1:同価格帯でのコストパフォーマンスは良さげ
1つめの特徴は「同価格帯でのコストパフォーマンスは良さげ」です。
PG-P40Tiは、
- CPU:Core i7-13700
- グラフィックボード:RTX 4070 Ti
と、ゲーミングPCとしてはハイクラスのモデルになります。
言葉で「ハイクラスのPCです!」って言われても全く伝わらないですよねw
大丈夫です、しっかりと実機で検証しました!
自作PC界隈で定番となっているベンチマークソフト「3D Mark」を使って、グラフィックス能力の高さを測定しました。
ネットで調べると、グラボごとに3D Markのベンチマーク結果が見つかります。
しかしCPUとGPUの組み合わせによってベンチマークの値は変動しますので、実際の実機で測定することが重要だと思ってます!
ということで、測定するモードは次の3つ。
- DirectX11環境のベンチマークテストである「FIRE STRIKE」
- DirectX12環境のベンチマークテストである「TIME SPY」
- レイトレーシングの性能を測るベンチマークテストである「Port Royal」
これらを測定していきます!
レイトレーシングとは、影や反射、環境光などをリアルに描写することができる機能のことです。
とてもリアルな美しいグラフィックスでゲームが遊べますが、非常に計算量が多く、GPUにとってはめちゃくちゃ負荷の高い処理になります。
それぞれ測定したベンチマークを見ていきましょう。
FIRE STRIKEグラフィックスコア
FIRE STRIKEのグラフィックスコアは「55115」でした。
フルHD画質のゲームであれば、平均200fps以上でプレイすることが可能です。
TIMESPYのグラフィックススコア
DirectX 12レベルのグラフィックス機能を用いたTIMESPYのグラフィックススコアは「22929」でした。
ゲームによっても変わりますが、WQHDの画質だと平均195fps以上でのプレイが可能です。
PORTROYALのグラフィックススコア
レイトレーシングの性能を測るPORTROYALのグラフィックススコアは「14072」でした。
レイトレを有効にしても、WQHDの画質で平均155fps以上でのプレイができます。
NVIDIA DLSS機能を併用すれば、レイトレの美しすぎる映像と高フレームレートでのヌルヌルプレイが可能。
「珠玉のゲーム体験ができる!」という感じで、現時点では最上位クラスのゲーミングPCですね。
そんな最上位クラスのゲーミングPCが、275,000円というコスパの良い価格で手に入るんです!
FRONTIERの激安セール品でさえ272,800円なので、PG-P40Tiがいかにコスパが良さげなPCかが分かりますよね。
特徴2:レイトレなどの高機能な処理も問題なくこなせる
2つめの特徴は「レイトレなどの高機能な処理も問題なくこなせる」です。
PG-P40Tiは現行では最上位クラスのゲーミングPCなので、レイトレーシングもしっかり動かせる性能です。
現行のRPGで最強レベルに重いと言われているサイバーパンク2077を、ベンチマークで動かした結果がこちらです!
レイトレーシングの設定を一番負荷の掛かるウルトラにしても、フルHD画質であれば平均166fps以上という圧倒的な高フレームレートを記録しました!
サイバーパンク2077は、フレームレートが60fps以上であれば快適にプレイできると言われています。
なので、快適な平均フレームレートの約3倍近い166fps以上出ていれば、めちゃくちゃヌルヌルのゲームプレイが可能です。
しかもレイトレーシングの最高設定であるウルトラでCyberpunk 2077をプレイすると、めっちゃ没入感が高まります。
光と影の美しい表現で描写された退廃的なナイトシティを、ぜひとも体験してみてください!
特徴3:量産型と一線を画す見た目のカッコよさ
3つめの特徴は「量産型と一線を画す見た目のカッコよさ」です。
どうですか?
STORMでPCを買って電源をONすれば、こんな感じでギッラギラのライティングです!
ガレリアやG-Tune、FRONTIERといった大手ゲーミングBTOメーカーの場合、ライティングがカッコいいっていう見た目ではありません。
というのも、大手ゲーミングBTOメーカーのケースは量産型のメーカー専用ケースなので、ライティングはほぼ皆無のパーツを使用しています。
だからネットの口コミを調べても、見た目がカッコいいという意見はあまり多くありません。
「PCの性能やコスパだけではなく、ケースやライティングパーツも出来る限りカッコいいものを選びたい」という方には、STORMが非常におすすめです!
PG-P40Tiを使って実際にゲームをプレイしてみた!
ここまで特徴などを見てきましたが、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません。
なのでSTORMのコスパ最強ゲーミングPCPG-P40Tiを使って、APEXをプレイしてみました!
まずはゲームを快適にプレイできているかを確認するために、カジュアルモードをプレイして平均フレームレートを測定しました。
測定してみた結果はこちら↓
フルHD画質でカジュアルを最高設定でプレイしたときの平均フレームレートは、158.2fps。
フルHD画質でカジュアルを低設定でプレイしたときの平均フレームレートは、235.4fpsでした。
フレームレートを重視した設定であれば、平均235fpsを超えるフレームレートでヌルヌル問題なく遊べます!
画質を優先した最高設定でも、平均158fpsぐらいのヌルヌル環境でプレイが可能。
さすがギリ30万円以下のハイエンドゲーミングPCですね。
ゲーミング性能としては全く問題ないレベル。
なのに、コスパも良い感じに高い!
プレイしていて全くストレスが無いので、マジで最強ですw
FPSだけではなく、現行の激重と言われているRPGゲームもレイトレーシングを適用したキレイなグラフィックで快適に遊べます!
20万円台のゲーミングPCなのにこんな最強のスペック、まさにコスパ最強ゲーミングPCですね!
まとめ:コスパ◎、見た目◎のゲーミングPCでした!
STORMの売れ筋ゲーミングPC、PG-P40Tiをレビューしました!
実際に使ってみて感じた「良かった点」と「悪かった点」は以下のとおりです。
良かった点 | 悪かった点 |
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コスパは普通に高い 見た目がそこそこ良い | 大手メーカーと比較してサポートが弱い印象 拡張性が乏しい |
良かった点
良かった点 |
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コスパは普通に高い 見た目がそこそこ良い |
コスパは普通に高い
実際にベンチマーク測定やゲームをプレイしたときの平均フレームレートもしっかりと測定しましたが、非常に高い性能を発揮してくれました!
- 4K画質でゲームがしたい
- 高機能な3Dのモデリングを行いたい
といった「高性能な機能もゴリゴリ使えるハイエンドのゲーミングPCを、なるべくコスパ良く買いたい」という方におすすめですね!
見た目がそこそこ良い
「別に必要十分な性能を持ったゲーミングPCがあればOKです!」という方にはまったく響かないのですが、BTOのゲーミングPCにしては結構見た目が良いです!
大手メーカーでありがちな量産型のケースは使用しておらず、しっかりと見た目にこだわったケースが選定されています。
そして、ライティングも良い感じに映えるようにパーツ選定されているので、そこそこ良さげです!
悪かった点
悪かった点 |
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大手メーカーと比較してサポートが弱い印象 拡張性が乏しい |
大手メーカーと比較してサポートが弱い印象
大手BTOメーカーは、24時間問合せ可能な窓口を準備していたり、不測の事態が発生してもなんとかしてくれる!という安心感があります。
しかし、STORMの場合はサポート窓口が平日の18:00で終了してしまうし、土日祝日はそもそもサポート窓口が対応していません。
年間で何万台と販売するので、100%不具合が発生しないということはありえないです。
なので大手メーカーと同等とはいかなくても、サポート体制がより強化されるとさらに魅力的なBTOメーカーになりますね!
拡張性が乏しい
使用しているマザーボードのサイズは、Micro-ATXとなります。
他のサイズのマザボと比較すると、拡張性に乏しいサイズです。
実際に拡張スロットの空きとして使えるのは、PCIe 3.0×1 スロットのみ。
周辺パーツを複数増設していきたい方には、向かないモデルになります。
ということで、ゴリゴリに高性能でコスパが良くて見た目もそこそこ◎なゲーミングPCが欲しい方は、ぜひSTORMのPG-P40Tiをチェックしてみてくださいね!
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
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