この記事では、「ファイアーエムブレム風花雪月」をプレイした感想を紹介します!
ニンテンドースイッチで本格的なシミュレーションRPGをプレイしたい方におすすめのゲームです。
ファイアーエムブレム風花雪月の特徴
今までのファイアーエムブレムシリーズの良いところを盛り込み、新作の名に恥じない作品に仕上がっています。
過去作からのファイアーエムブレム好きなエムブレマーたちや、今まで一度もファイアーエムブレムをプレイしたことがない新参の方も楽しくプレイすることができます。
士官学校編と戦争編の二部構成で描かれる濃厚な物語
ファイアーエムブレム風花雪月のストーリーは、「士官学校編」と「戦争編」の二部構成になっています。
そして、二部構成で描かれるこそ濃厚な物語が展開されます。
ファイアーエムブレム風花雪月の物語は「フォドラ」と呼ばれる大地が舞台。
そして、フォドラには3つの勢力の絶妙なパワーバランスによって平穏な日々が保たれています。
「士官学校編」では、3つの学級からあなたが担当する学級を決めます。
- 黒鷲の学級(アドラークラッセ):生徒の大半は「アドラステア帝国」出身者
- 青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ):生徒の大半は「レスター諸侯同盟」出身者
- 金鹿の学級(ヒルシュクラッセ):生徒の大半は「ファーガス神聖王国」出身者
1つの学級を選んでも他の学級の生徒たちとは、学校内で顔を合わせるしイベントなどをこなすので必然的にたくさんの生徒たちと交流は深まります。
また、他の学級の生徒でも自分の学級へスカウトすることができるのでお気に入りキャラでパーティを構成することもできちゃいます。
そして、5年後の「戦争編」では士官学校編で仲良くなった生徒たちと争うことになります。
親子二代に渡って壮大なストーリー展開で不朽の名作と言われる「SFC版ファイアーエムブレム聖戦の系譜」を彷彿とさせる出来栄えですね。
ペルソナ5のようなカレンダーに沿って物語が進行していく
ファイアーエムブレム風花雪月では、ペルソナ5のようなカレンダーに沿って物語が進行していきます。
- 散策:大修道院の中を自由に散策する
- 講習:好きな講師を選んで講習を受ける(技能経験値が得られる)
- 出撃:フリー対戦や外伝、クエストなどの戦闘ができる
- 休養:何もせずに休む(クラス全員のやる気がアップ)
その日ごとに行動できる選択肢があり、「その日、何をするのか?」はあなたがすべて決定できます
釣りに没頭してみたり、栽培で素敵な花を育てて意中の人にプレゼントしてみたり、自由度はかなり高いです。
学校生活の合間にもファイアーエムブレムの醍醐味である戦闘もガンガン楽しめます。
難易度をノーマルで選択していれば、行動力ゼロでフリー戦闘が行えるので好きなだけレベル上げが可能です。
キャラクター育成の自由度が高い
ファイアーエムブレム風花雪月はキャラクターを自由に育成することができます。
あなたが好きなキャラクターをゴリゴリの前衛キャラに育て上げてもいいし、後方から味方を援護する支援キャラに育ててもいいんです。
クラスチェンジの仕組み自体は「育てたいクラスに必要な技能レベルを上げるだけ」と、とても簡単です。
複数の最上級職にクラスチェンジしたりするのは、かなりのやりこみが必要ですけどね
パーティー全員を最上級職のドラゴンマスターにしたり、お気に入りのキャラクターをすべての最上級職クラスをマスターさせたりと、自由度が高く豊富なやりこみ要素が詰まったキャラクター育成システムになっています。
登場するキャラクターはほぼ全員フルボイスで喋りまくります
ストーリーはもちろん戦闘中や散策パートでもほぼすべてのキャラクターがフルボイスで喋ります。
散策パートはホントにいろんなことができるんですが、どの場面でもフルボイスで喋ってくれるのでキャラへの感情移入が深まります。
- 好きなキャラを誘って食事をする
- 好きなキャラを誘って一緒に料理をする
- 好きなキャラを武闘大会に参加させる
- 教員研修(技能経験値アップ)
- 合唱の練習
- 植物栽培
- 釣り
- 悩み相談
ファイアーエムブレム風花雪月をプレイした感想・評価
たくさんのムービーシーンで没入感がさらに高まる
ファイアーエムブレム風花雪月は、随所にムービーシーンが取り入れられています。
ムービーシーンがあることにより物語への没入感が増すので、感情移入しまくりでした。
周回プレイしたくなるゲーム内容にテンションあがりまくり
私の1周目は「黒鷲の学級(アドラークラッセ)」を選択して約35時間でクリアしました。
黒鷲の学級(アドラークラッセ)の級長エーデルガルトとの胸アツ展開によって、感情が高ぶるラストを迎えられて非常に満足しました。
しかし、選択できる学級は「黒鷲の学級(アドラークラッセ)」以外にも「青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)」「金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)」の2つが残されておりそれぞれに異なったストーリー展開が用意されています。
1周目とは違う視点で物語を進めることができるので周回プレイが捗りますね。
そして、周回プレイでは以下の項目が引き継ぎできます。
- 名声値
- クリア時に雇用していた騎士団
- 聖人像の強化段階
- お店の商品ラインナップ
- 名声値を使用して各種ステータス(指導レベル・技能レベル・支援レベル・兵種)を解放
いわゆる「強くてニューゲーム」ができるので、1周目で思うように育てられなかったキャラクターたちを最強キャラへと育てることが可能になります。
士官学校の教え子たちと争うことになるシナリオが見事
初見プレイ時に一番度肝を抜かれたのは「教え子たちとの争い」です。
「士官学校編」では、帝国・王国・諸侯同盟、3つの勢力の若者たちとともにキラキラした学校生活を過ごします。
何気ない会話を交わしたり、一緒に料理をしたり、食事をしたり、舞踏会に参加したり、などなど他の学級の生徒たちにも愛着が湧いてきます。
しかし、「戦争編」では、かつては「先生!」と呼んで慕ってくれていた生徒たちと、それぞれの正義と信念の名のもとに戦争が繰り広げられるんです。
複雑な感情が込み上げてくる見事なシナリオでしたね。
戦闘はファイアーエムブレムそのものでした
ファイアーエムブレム風花雪月の戦闘は、今までのファイアーエムブレムそのものでした。
- 基本的に死んだキャラクターは復活しない
- ターン制で敵味方が交互に行動する
- マス移動で攻撃などはコマンド方式
いくら新しい要素が追加されたと言ってもゲームシステムの根幹部分は今までのファイアーエムブレムなので安心してプレイできますね。
新しく追加された新要素は下にまとめたので気になる方は見てみてください。
こちらをクリックで新要素を確認する
(参考)風花雪月から追加された新要素まとめ
連携計略
攻撃する敵キャラに攻撃可能な仲間がいる場合、攻撃の威力と命中・回避率が向上する「連携計略」が使える。
騎士団
キャラクターごとに「騎士団」が配備できます。騎士団を配備することにより、ステータスの上乗せ効果や強力な攻撃の「計略」が使えるようになります。
天刻の拍動(巻き戻し機能)
ファイアーエムブレムは、少しのミスが命取りです。
難易度にもよりますがキャラクターは一度死ねば生き返らすことができないので永久離脱になってしまいます。
だから、リセットを多発するリセットゲーなんて言われたりしていました。
でも、ファイアーエムブレム風花雪月ではターンを巻き戻す機能の「天刻の拍動」を使うことができます。
ファイアーエムブレム風花雪月の感想・評価まとめ
ニンテンドースイッチを持っているならば、プレイして損はしません。
12年ぶりの据え置き機で開発されたファイアーエムブレムですが、最新作の名にふさわしい仕上がりになっています。
やりこみ要素が多く、飽きずに周回プレイができるので、スイッチの携帯モードなら寝転びながらまったり気長にプレイできます。
今までファイアーエムブレムシリーズをプレイしたことがない方に是非ともおすすめしたいソフトですね。
コメント