この記事では、「ゼルダの伝説夢をみる島」をプレイした感想を紹介します!
スイッチでは「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」をプレイしてメッチャハマりました。
本作「ゼルダの伝説夢をみる島」は、リメイク作品なのでそこまで期待せずに遊び始めたんですが・・
結果、土日の休みをぶっ通しでプレイし続けるぐらいに面白かったです。
ゼルダの伝説夢をみる島をプレイした感想や特徴をまとめましたので、これからプレイしてみようかなって方は参考にしてみてください。
ゼルダの伝説夢をみる島の特徴
外伝ならではのシナリオ構成が良い
ゼルダの伝説って「主人公のリンクが世界の平和のために、ガノンドロフっていう大ボスを倒す」っていう王道のストーリーがありますよね。
しかし、夢をみる島では、ガノンドロフは出てきません。
それどころかハイラル王国の王女として毎回登場する「ゼルダ」すら出てきませんからね。
王道のストーリーとはかけ離れたシナリオ展開によって、新鮮な気持ちでプレイできました。
そして、終盤からエンディングにかけて「グサッと何かが心に突き刺さるような気持ち」にさせてくれます。
リメイク作品だが今でも色褪せないおもしろさ
本作「ゼルダの伝説 夢をみる島」は、1993年にゲームボーイ向けに発売されたゲームをリメイクした作品です。
ストーリーやゲームシステムなどほとんど当時のまま忠実に再現されています。
しかし、今でも色褪せないおもしろさのゲームです。
私は、初見プレイなんですが「おっ!なかなかおもしろいじゃん」と全然古臭さを感じずに楽しめました。
ちょうど良い謎解き要素が満載で2Dゼルダの名作に相応しい出来栄え
基本的にリメイク作品なので、「あっ!と驚く新要素」や「革新的なゲームシステム」は一切ありません。
しかし、2Dゼルダの名作と言われているだけあってゲームバランスは絶妙に作り込まれています。
謎解き・アクションどちらかに偏っているわけでもなく、ちょうど良いバランスでゲームが構成されています。
しかも、謎解きはやりごたえ抜群なので、攻略サイトを見ずにプレイすると結構悩みます。
私も終盤のダンジョン「オオワシの塔」では、鉄球の運び方で悩み尽くしました。
でも、謎を解いているときの「没入感」と、謎が解けたときの「達成感」が、プレイする人を飽きさせませんよ。
ゲームボーイ版とスイッチ版の違い
ゲームボーイ版とスイッチ版でどんな違いがあるのか?について簡単にまとめました。
- ゲームボーイ版をプレイしたことがある方は、懐かしさはそのままで思い出補正以上に楽しめます
- ゲームボーイ版を未プレイの方でも遊びやすく、新作ゲームのようなおもしろさを感じられる
グラフィックが大幅に進化
ゲームボーイ(ゲームボーイカラー)版は、ゴリゴリの2Dグラフィックでした。
それが、スイッチ版になると「まるでミニュチュア模型のようなジオラマ風グラフィック」に進化しています。
フィールド全体がロード無しでシームレスな移動が可能
ゲームボーイ版では「16☓16画面」に区分けされていました。
しかし、スイッチ版ではフィールド全体がひとつのマップとなり、より広大な世界観を感じることができます。
システム面は遊びやすさが格段に向上している
- ハートの最大数が14個から20個に増えた
- X、Yボタンに「ばくだん」や「弓矢」などを装備できる
- 大切なイベントや重要な情報が「おもいで」から確認できる
- 上級者も満足の辛口モードが追加
- ダンペイの小屋で「パネルダンジョン」がプレイできる
「おもいで」画面からは、ストーリーを進める上で役立つフクロウの話やハートのかけらの入手場所・秘密の貝殻の入手場所など、重要な情報をあとから確認することができます。
辛口モードは、受けるダメージが通常モードの2倍になっており回復アイテムのハートが一切出現しない上級者向けのモードです。
ダンペイから出されたお題に沿って好きなダンジョンを作ることができます。
作成したダンジョンをクリアすれば「ルピー」や「ハートのかけら」「秘密の貝殻」などのアイテムがもらえます。
ゼルダの伝説夢をみる島の感想・評価
伏線が張られたストーリーにグッとくる
嵐に巻き込まれてリンクが流れ着いたのが「コホリント島」です。
島から脱出するために冒険を進めていくんですが、徐々に「コホリント島」の謎が明らかになってくるんです。
ストーリー終盤になると「このまま冒険を進めてもいいのか?」「島の未来はどうなってしまうのか?」とプレイする手が止まるぐらいにグッとくる場面が何度もありました。
適度な謎解き要素とアクション要素の融合が素晴らしい
「ゼルダの伝説夢をみる島」自体は未プレイでしたが、スーパーファミコン版の「ゼルダの伝説神々のトライフォース」は、しこたまやり込んでいました。
そんな私がスイッチ版の「ゼルダの伝説夢をみる島」をプレイしてみると「あぁー、これこれ!」と、どこか懐かしさも感じつつ謎解きとアクションの絶妙なゲームバランスにどっぶりとハマりました。
謎解きの難易度は高くないので、是非とも攻略サイトを見ずにいろいろと探りながらプレイして欲しいです。
初見プレイでも20時間程度でクリアできます
初見プレイでも20時間程度でクリアできました。
ゲームボリューム的には、少なすぎず・多すぎず、ちょうど良いバランスだったかなと感じます。
そして、クリア後もプレイ続行可能です。(データに星が付きます)
「夢をみる島」の世界観にもう少し浸っていたい方は、やりこみ要素を遊んでみてください。
- 辛口モードでのクリア
- 隠しダンジョン(赤い服・青い服入手)
- 強化アイテムの「コホリントの剣」入手
- ブーメランの入手
- 収集アイテム(ハートのかけら・秘密の貝殻・パネ石・フィギュア)
ゼルダの伝説夢をみる島の感想・評価まとめ
どこか懐かしさのあるゲームシステムとジオラマのようにかわいいグラフィックがプレイする人を癒やしてくれます。
2Dゼルダの名作「ゼルダの伝説夢をみる島」が、リメイクによって超名作へ作り込まれているので、未プレイの方は是非とも遊んでみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
検索から流れてきました。コメ失礼します
当方、GB・GBCと全てを遊びつくして今回switch版を購入しようかとうか検討しましたが
過去作と比べて難易度の低下、初心者・初見でもとっつきやすい工夫やフルリメイクの名に恥じない再現度。
これらを踏まえても”購入するに至らない”と判断しました。
理由としては
・GB、GBCではあった写真屋がダンペイ小屋に変更された事
これは恐らく写真でお店で泥棒行為をするイベントが問題だったので削除されたのかと思いますが、写真もある意味やり込み要素の1つだったので残念な点
過去作プレイ済の方なら大半の方がそう思ってるはずです
・ダンペイ小屋のオリジナルダンジョンの構造が基本的にワンパターン
パネルを組み替えて作るダンジョンは面白いとは思いますが、クリア済や把握してる内容を何故またやらなければいけないのが不明なのと
あまりにも自由度がなく制限されたダンジョンを作らないといけないのはストレスですし
中にはボスラッシュとかも作りたいって方もいるのにボスは1体しか配置できない+ラスボスもできない
これは評価点は下がります。
・エンディング迎えた後やる事はほぼない
これは言わずもがな、容量的に厳しいのか内部事情は分かりませんがやり込み要素はほぼないです。ブーメラン・服のダンジョン等も取得方法分かれば楽器集めてる最中でも最短入手可ですし
・各モードのボスや敵が弱すぎる
パターン分かってしまえばハートなしでも全然クリアできちゃいますし
動き覚えてれば物足りなくなります、特殊攻撃が追加等あればまた違ったかと思いますが
総評すると再現度100点だが難易度や新要素のパンチ力が弱いって感じですかね
アクションRPG初心者にはちょうどいい難易度なのは納得です
過去作プレイ済だとグラフィックや当時の思い出とかは鮮明に出るでしょうがあまりにも同じなので攻略方法覚えてる方だと呆気ないのかもしれません
>>匿名希望さん
コメントありがとうございます!
濃厚なコメントで非常に参考になります。
私自身、初見プレイでしたのでゴリゴリ楽しめました。
でも、過去作プレイ済みの方だと「物足りなさ」を感じるんですね。
過去作プレイ済みの方も楽しめるようにするには、なにかしらの新要素があっても良かったかなーって思います。